吉村博人
吉村 博人(よしむら ひろと、1948年〈昭和23年〉11月[1] - )は、日本の警察官僚。第21代警察庁長官。熊本県出身[1]。
来歴
編集東京大学法学部卒業後、警察庁に入庁。主に刑事畑を歩む。刑事局長、長官官房長、次長を経て、2007年(平成19年)より警察庁長官に就任。
取調べの一部録音・録画や被疑者取調べ監督制度の導入を実現させ、取調べ適正化施策の推進に尽力した。2009年(平成21年)に勇退。
略歴
編集- 1967年(昭和42年) 広島大学附属福山高等学校卒業
- 1970年(昭和45年) 国家公務員採用上級甲種試験(法律)合格
- 1971年(昭和46年) 東京大学法学部卒業
- 1971年(昭和46年) 警察庁入庁
- 1991年(平成3年) 大阪府警察本部刑事部長
- 1993年(平成5年)8月24日 警察庁刑事局暴力団対策部暴力団対策第一課長
- 1995年(平成7年)2月1日 鹿児島県警察本部長
- 1996年(平成8年)9月12日 警察庁長官官房人事課長
- 1997年(平成9年)1月17日 警視庁刑事部長
- 1999年(平成11年)1月18日 警察庁長官官房総務審議官
- 2001年(平成13年)1月6日 警察庁長官官房総括審議官
- 2001年(平成13年)9月3日 警察庁刑事局長
- 2002年(平成14年)8月2日 警察庁長官官房長
- 2004年(平成16年)8月13日 警察庁次長
- 2007年(平成19年)8月16日 警察庁長官
- 2009年(平成21年)6月26日 退官
- 2010年(平成22年)12月1日 警察共済組合理事長
著書
編集- 『新警務警察概論』(編著、令文社、1988年)
- 『最新警察改革の道すじ――警察刷新に関する緊急提言と警察改革要綱』(編著、立花書房、2004年)
- 『警察改革――治安再生に向けて〔第3版〕』(立花書房、2009年)
脚注
編集参考文献
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