古田正武
日本の司法官僚・検事
古田 正武(ふるた まさたけ、1888年(明治21年)1月13日[1] – 1939年(昭和14年)9月8日[2])は、日本の司法官僚・検事、満州国国務院司法部次長・満州国参議府参議。
経歴
編集岐阜県土岐郡日吉村(現在の瑞浪市)出身[1]。1914年(大正3年)、東京帝国大学法科大学独法科を卒業し、司法官試補として東京地方裁判所に勤務した[1]。1916年(大正5年)、東京地方裁判所検事となり、司法書記官、警察講習所教授、大審院検事を歴任した[3]。
1933年(昭和8年)、満州国に招かれて司法部総務司長に就任し、1936年(昭和11年)からは司法部次長を務めた[3]。
その後、日本に帰国して司法省刑事局長を務めた[2]
著書
編集- 『普選法罰則講話』(松華堂書店、1926年)
- 『刑事訴訟法綱要』(松華堂書店、1927年)
脚注
編集参考文献
編集- 帝国法曹大観編纂会『帝国法曹大観』帝国法曹大観編纂会、1929年。
- 人事興信所編『人事興信録 第11版(下)』人事興信所、1937年。