千葉東金道路
千葉東金道路(ちばとうがねどうろ、英語: CHIBA-TOGANE ROAD[1])は、千葉県千葉市中央区の千葉東ジャンクション (JCT) で京葉道路から分岐し、東金市へ至る東日本高速道路管理の有料道路、地域高規格道路(国道126号の自動車専用道路)である。
東京圏都市圏自動車専用道路 (有料) | |
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E82 千葉東金道路 | |
路線延長 | 16.1 km |
開通年 | 1979年(昭和54年) - 1998年(平成10年) |
起点 | 千葉県千葉市中央区(千葉東JCT) |
終点 | 千葉県東金市(東金IC) |
接続する 主な道路 (記法) |
E14 京葉道路 C4 首都圏中央連絡自動車道(圏央道) |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
高速道路ナンバリングによる路線番号は、「E82」が割り振られている[2]。
ラジオの交通情報などでは「東金有料(とうがねゆうりょう)」「東金道」と呼ばれることもある。
山武区間は、土木学会デザイン賞 2001 優秀賞 受賞。
概要
編集東日本高速道路管理の一般有料道路であり、全国路線網に位置付けられている[3]。1994年12月16日には地域高規格道路の計画路線に指定された。
1998年に開通した二期区間の東金インターチェンジ (IC) - 松尾横芝IC間は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の一部を構成する道路として計画・建設されており、千葉東金道路の延長としながらも、東金ICでランプを介して接続する形態となった。
圏央道の東金IC - 木更津JCT間は、当初千葉東金道路の三期として計画決定されたが、2000年7月3日の事業計画の変更で、東京湾アクアライン、東京湾アクアライン連絡道と合わせて、東京湾横断・木更津東金道路と事業名が改められた。
日本道路公団管理時代には、1988年以降、京葉道路と本路線を一体のものとして償還する関連道路プール制(通称:千葉プール)が採用されており、2000年7月には、上記事業計画の変更に伴いこれに東京湾アクアライン・東京湾アクアライン連絡道が加えられ、4路線での関連道路プール制となっていた[4]。なお、千葉プールは道路公団民営化に伴い、全国路線網に組み込まれた。
2013年4月27日の圏央道東金JCT - 木更津東IC間の開通に合わせ、二期区間については道路名が圏央道に変更[5] され、各ICのIC番号も圏央道の番号へ付け替えられた。
路線データ
編集- 一期
インターチェンジなど
編集- 全区間千葉県内に所在。
- 現在、営業路線名が「千葉東金道路」となっている、一期区間(千葉東JCT - 東金IC/JCT)のみを記す。
- 二期区間(千葉東金道路、東金IC/JCT - 松尾横芝IC/JCT)、三期区間(東京湾横断・木更津東金道路、東金IC/JCT - 木更津JCT)は圏央道を参照。
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 起点から (km) |
備考 | 所在地 | |
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10 | 千葉東JCT | E14 京葉道路 | 0.0 | 千葉市 | 中央区 | |
1 | 千葉東IC | 国道16号(千葉バイパス) | 東金方面出入口 | |||
2 | 大宮IC | 市道→千葉県道67号生実本納線(旧・千葉外房有料道路)平山IC | 3.2 | 若葉区 | ||
3 | 高田IC | 市道 | 7.5 | 緑区 | ||
- | 野呂PA | 8.7 | 若葉区 | |||
4 | 中野IC | 県道129号誉田停車場中野線 | 11.4 | |||
5 | 山田IC | 県道83号山田台大網白里線 | 13.9 | 千葉東方面出入口 | 東金市 | |
5-1 | 東金JCT | C4 首都圏中央連絡自動車道(松尾横芝IC方面・木更津JCT方面) | 16.1 | 圏央道のIC番号は「100」 | ||
6 | 東金IC | 国道126号(現道) 東金九十九里有料道路(国道126号現道経由) 九十九里有料道路(国道126号現道・東金九十九里有料道路経由) |
圏央道のIC番号は「101」 |
沿革
編集路線状況
編集車線・最高速度
編集区間 | 車線 | 最高速度 | 備考 | ||
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上下線 | 上り線 | 下り線 | |||
千葉東JCT/IC - 東金JCT/IC | 4 | 2 | 2 | 80 km/h |
道路管理者
編集- 市原管理事務所 : 千葉東JCT/IC - 東金JCT/IC
ハイウェイラジオ
編集- 野呂(高田IC - 中野IC)
当道路で唯一のハイウェイラジオでコールサインは「千葉東金道路○○」と放送される。(例:野呂なら「ハイウェイラジオ千葉東金道路野呂よりお伝えしました。」)
交通量
編集24時間交通量(台) 道路交通センサス
区間 | 平成17年(2005年)度 | 平成22年(2010年)度 | 平成27年(2015年)度 |
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千葉東JCT - 千葉東IC | 48,415 | 38,984 | 36,379 |
千葉東IC - 大宮IC | 48,415 | 51,551 | 47,375 |
大宮IC - 高田IC | 40,741 | 41,252 | 38,321 |
高田IC - 中野IC | 38,999 | 40,561 | 37,898 |
中野IC - 山田IC | 34,842 | 37,500 | 35,380 |
山田IC - 東金JCT/IC | 27,353 | 30,299 | 28,729 |
(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)
通過する自治体
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ “Japan's Expressway Numbering System” (PDF). Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism. 2022年4月4日閲覧。
- ^ 「高速道路ナンバリングの導入について」(平成29年2月14日付け国道企第55号) Archived 2017年2月17日, at the Wayback Machine.、国土交通省道路局長通知、2017年2月14日
- ^ 道路資産保有及び貸付状況 独立行政法人 日本高速道路保有・債務返済機構
- ^ 会計検査院平成11年度決算検査報告 第8 東京湾アクアラインの運営について
- ^ 千葉東金道路 東金JCT~松尾横芝IC間道路名称の変更のお知らせ
- ^ “東金~横芝間身近に 千葉東金道路2期事業開通”. 千葉日報 (千葉日報社): p. [要ページ番号]. (1998年3月31日)
- ^ “令和2年度全国道路・街路交通情勢調査の延期について” (PDF). 国土交通省 道路局 (2020年10月14日). 2021年5月1日閲覧。