十島駅

山梨県南巨摩郡南部町十島にある東海旅客鉄道の駅

十島駅(とおしまえき)は、山梨県南巨摩郡南部町十島にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線である。

十島駅
駅舎(2006年3月)
とおしま
Tōshima
稲子 (2.3 km)
(3.1 km) 井出
地図
所在地 山梨県南巨摩郡南部町十島
北緯35度13分48.71秒 東経138度30分56.58秒 / 北緯35.2301972度 東経138.5157167度 / 35.2301972; 138.5157167座標: 北緯35度13分48.71秒 東経138度30分56.58秒 / 北緯35.2301972度 東経138.5157167度 / 35.2301972; 138.5157167
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 身延線
キロ程 26.3 km(富士起点)
電報略号 トウ←トヲ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
32人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1918年大正7年)8月10日[1]
備考 無人駅
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山梨県内の鉄道駅では最も南に位置する。

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅。線路はほぼ東西に走り駅舎はその北側に設けられている。のりばは駅舎側から1番線、2番線でそれぞれ富士方面、甲府方面列車が発着する。

当駅はその他に側線を3本備え、うち1本は1番線の北側に、後の2本は2番線南側にある。ホーム井出方端は緩やかな坂になっており、これを下った所から遮断機・警報機付の構内踏切が1番線の線路を越えて駅舎に伸びている。

ホーム上には大きな庇を備える木造待合所がある。また駅構内稲子寄り1番線線路脇にはブロック積み一階建ての建物があり、身延工務区の十島休憩所となっている。

駅舎1994年平成6年)に改築されたものでコンクリート打ち放し1階建ての小さな建物となっている。切り妻屋根が特徴で、内部には待合所と業務用の倉庫が設けられている。1983年昭和58年)に無人駅となり、自動券売機が無いため当駅で切符を購入することは出来ない。身延駅管理。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1   身延線 上り 富士方面[注釈 1]
2 下り 身延甲府方面[注釈 1]

利用状況

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『山梨県統計年鑑』によると、1日当たりの平均乗車人員は以下の通り[4]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2005 96
2006 85
2007 80
2008 80
2009 74
2010 65
2011 53
2012 54
2013 52
2014 40
2015 36
2016 31
2017 25
2018 32

駅周辺

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駅南を富士川がほぼ身延線に沿う形で流れており、駅のある方に十島の、駅とは対岸に万沢の集落が開けている。二つの集落は駅のすぐ東にある国道469号万栄橋で結ばれており、十島だけで無く万沢へも当駅が便利である。

十島の集落には十島簡易郵便局等があるが規模は万沢の方が大きい。万沢には南部町万沢支所、南部警察署万沢駐在所、南部町立万沢小学校、南部町立万沢中学校(2011年4月廃止郵便局等があり、国道52号も走っている。

その他当駅付近の主要なスポットとしては佐野川温泉がある。なおコンビニは最も近いものでも駅から3km以上離れている。

バス路線

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「十島駅」停留所にて、南部町営バスの路線が発着する。

  • 陵草線:役場前 ※平日運転
  • 徳間・十島線:徳間 ※平日土曜運転
  • 陵草線:屋敷平公民館 ※平日運転

隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
  身延線
稲子駅 - 十島駅 - 井出駅

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

出典

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  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、22-23頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、89頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ “「通報」●身延線十島駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年5月27日) 
  4. ^ 山梨県統計年鑑 - 山梨県

関連項目

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外部リンク

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