勝又悠
日本の映画監督
来歴・人物
編集神奈川県南足柄市出身。日本ジャーナリスト専門学校卒業。 監督作品のほぼ全てが女子高生などティーンエイジを題材にした作品である。
- 2007年に『青空夜空に星空』が第4回エディロールビデオフェスティバル・総合グランプリ受賞(審査委員長・大林宣彦)したのを皮切りに、『春風桜色』『夏音風鈴』、『39ra☆愛キュン』などが長岡アジア映画祭、小田原映画祭、小津安二郎記念蓼科高原映画祭・短編映画コンクール、山形国際ムービーフェスティバル、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、東京ネットムービーフェスティバルといった全国各地映画祭で入賞や上映となる。
- 特に2008年からはニッポンコネクション2008(ドイツ)、Japan cut(アメリカ)、香港アジア映画祭(香港)、オーバーハウゼン国際短編映画祭(ドイツ)、Asian Hot Shots Berlin(ドイツ)といった世界各地の映画祭での作品の招待、入賞など今後期待の若手映画監督である。
- 2010年に新作「はい!もしもし、大塚薬局ですが」(主演:円城寺あや、小林香菜(AKB48))を完成させ、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010オフシアターコンペティション部門で上映された後、ドイツ・ニッポンコネクション2010、カナダ・shinsedai映画祭2010、イギリス・レインダンス映画祭にて、公式招待作品に選ばれる。国内では2011年春に劇場公開。
- 短篇映画「キミ/ハミング/コーヒー」が第32回ぴあフィルムフェスティバルにて総数527作品からの16作品に入選になる。(翌年「オードリー」で連続入選)
- 撮影地を故郷の南足柄にこだわり、発表した作品のほぼすべてが南足柄ロケを敢行している。(一部ロケ含む)
- 「はい!もしもし、大塚薬局ですが」公開記念トークショーにて映画監督石井裕也からの「女子高生を描き続ける意味は?」との問いに、「頭の中に10代の女子が住んでいて、彼女が勝手に描いてしまう」と答えた(はい!もしもし、大塚薬局ですが公式ブログ4月17日の記事参照)
- 2015年、故郷である神奈川県南足柄市のふるさと大使に就任。任期は永年。
主な監督・脚本作品
編集長篇映画
編集- はい!もしもし、大塚薬局ですが(2010年)
- オードリー(2011年)
- See You(2012年)
- 月が綺麗ですね(2013年)
- いつかの、玄関たちと、(2014年)
- 太陽の夜(2018年)(藍坊主「群青映画化プロジェクト」にて制作)
- 私たちは、(2019年)
短篇映画
編集- 七夕哀歌(2004年)
- 青空夜空に星空(2005年)(勝又悠短編集DVD「小田急足柄線」収録)
- 春風桜色(2005年)
- 小田急内山線(2006年)(勝又悠短編集DVD「小田急足柄線」収録)
- 夏音風鈴(2006年)
- 39ra☆愛キュン(2007年) (勝又悠短編集DVD「小田急足柄線」収録)
- キミ/ハミング/コーヒー(2009年)(勝又悠短編集DVD「小田急足柄線」収録)
- ツンDE-Re:my heart(2009年)(「はい!もしもし、大塚薬局ですが」スピンオフ作品)
- 繋ぐ、四月、(2010年)(勝又悠短編集DVD「小田急足柄線」収録)
- 愛すVS無(2010年)(勝又悠短編集DVD「小田急足柄線」収録)
- ショートヘアーワルツ(2012年)
- It's a small world(2012年)
- 制服哲学(2012年)
- 大雄山線に乗って(2013年)
- 放課後たち『Do you think about me?』(2013年)
- ワールドオブザ体育館(2014年)
- Only 4 You『ゆらい、ほしぼし、笑うまで』(2015年) - 4人の監督によるオムニバス[1]。
- 何の話をしているの?(2016年)
ドキュメンタリー映画
編集- 琉球 at the bord walk(2007年)
- 靡く、我々(2015年)(石原プロモーション製作舞台『希望のホシ』」プロモーション作品)(2015年)
演劇作品
編集- 夜を、徘徊。(脚本・演出) 2018年10月10日-14日 大塚萬劇場
- 13月の女の子(脚本・演出) 2019年6月28日-7月7日 シアターモリエール
- 海を視る、(脚本・演出) 2019年8月20日-23日 文化シヤッターBXホール
ミュージッククリップ
編集- LEGONIC TRAP「夢の絆」(2004年)
- LEGONIC TRAP「STRAIGHT STORY」(2004年)
- LEGONIC TRAP「ON YOUR MARK」(2004年)
- 内海利勝(元CAROL)「Rock'in Boogie」(2007年)
- Volta masters「Just in love」(2008年)
- THE ARIAKHAN「夢列車」(2008年)
- NO NAME BAND「マジラブ」(2008年)
- MIC BANK「情熱の楽園」(2009年)
- NO NAME BAND「夢のカケラ」(2012年)
- 藍坊主「魔法以上が宿ってゆく」(2015年)
- さくら学院「キラメキの雫」(2015年)
- CLOW「スクロール」(2016年)
- 藍坊主「群青」(2017年)
- 藍坊主「ブラッドオレンジ」(2017年)
- CLOW「さいごの航海」(2018年)
- NORM「月の屋台」(2019年)
DVD作品
編集- +plus「answer」(2009年)
- 第2回 RAGGA CUP GRAND CHAMPIONSHIP(2009年)
脚注
編集- ^ “Only 4 you”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2015年). 2023年11月30日閲覧。