加藤博二

日本の将棋棋士 (1923-2013)

加藤 博二(かとう ひろじ、1923年9月15日 -2013年9月15日)は、将棋棋士愛知県名古屋市出身。土居市太郎名誉名人門下。棋士番号42。加藤竹次郎(将棋棋士五段)の次男。

 加藤博二 九段
名前 加藤博二
生年月日 (1923-09-15) 1923年9月15日
没年月日 (2013-09-15) 2013年9月15日(90歳没)
プロ入り年月日 1944年4月1日(20歳)
引退年月日 1990年3月31日(66歳)
棋士番号 42
出身地 愛知県名古屋市
所属 将棋大成会
日本将棋連盟(関東)
師匠 土居市太郎名誉名人
弟子 堀口弘治
段位 九段
棋士DB 加藤博二
戦績
一般棋戦優勝回数 2回
通算成績 606–634 (.489)
竜王戦最高クラス 2組(1期)
順位戦最高クラス A級(10期)
2017年8月22日現在
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経歴

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1938年に6級で土居市太郎に入門。1944年に四段昇段、1947年六段に飛付昇段。1959年八段、1984年九段。1990年3月引退。

1964年度、第14期王将戦大山康晴に挑戦するも敗退。順位戦A級通算10年。

2013年9月15日、埼玉県所沢市の防衛医科大学校病院で死去[1]。90歳没。

人物

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  • 将棋界では数少ない二世棋士の一人。
  • 日本将棋連盟の理事を長く務めた。

弟子

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棋士となった弟子

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名前 四段昇段日 段位、主な活躍
堀口弘治 1982年2月3日 八段、一般棋戦優勝1回

昇段履歴

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  • 1938年00月00日 : 6級
  • 1942年00月00日 : 初段
  • 1944年04月01日 : 四段
  • 1947年05月10日 : 六段(順位戦C級上位による特進)
  • 1949年04月01日 : 七段(順位戦B級昇級)
  • 1959年04月01日 : 八段(順位戦A級昇級)
  • 1984年04月01日 : 九段(勝数規定/八段昇段後250勝〈制度新設・同年5月25日総会で決定〉、八段で395勝)[2][3]
  • 1990年03月31日 : 引退 [4]

主な成績

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タイトル戦登場

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  • 王将戦挑戦(第14期=1964年度)
    登場回数1、獲得0

棋戦優勝

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将棋大賞

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  • 第26回(1998年度) 東京将棋記者会賞

在籍クラス

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順位戦・竜王戦の在籍クラスの年別一覧
開始
年度
(出典)順位戦
出典[5]
(出典)竜王戦
出典[6]
名人 A級 B級 C級 0 竜王 1組 2組 3組 4組 5組 6組 決勝
T
1組 2組 1組 2組
1946 1 C103 10-3
1947 2 C103 7-5
1948 3 C1 10-3
1949 4 B1 4-4
1950 5 B1 9-6
1951 6 B106 2-10
1952 7 B207 休場
1953 8 B214 休場
1954 9 B214 8-5
1955 10 B205 9-4
1956 11 B113 6-7
1957 12 B111 7-5
1958 13 B106 9-3
1959 14 A 10 5-3
1960 15 A 04 6-3
1961 16 A 02 2-7
1962 17 B101 10-3
1963 18 A 09 4-5
1964 19 A 07 8-4
1965 20 A 02 6-3
1966 21 A 03 5-3
1967 22 A 02 3-6
1968 23 A 08 5-5
1969 24 A 05 2-6
1970 25 B101 4-7
1971 26 B108 3-5
1972 27 B105 3-8
1973 28 B209 5-5
1974 29 B209 7-3
1975 30 B204 4-6
第30期の翌期は36期 / 順位戦の31-35期は回次省略
1976 36 B212 5-5
1978 37 B209 5-5
1979 38 B209 5-5
1980 39 B208x 2-8
1981 40 B219*+ 8-2
1982 41 B203 4-3
1983 42 B212 3-7
1984 43 B217 5-5
1985 44 B212 6-4
1986 45 B206 6-4
1987 46 B207 5-5 1 2組 -- 1-3
1988 47 B212x 2-8 2 3組 -- 1-2
1989 48 B222*x 2-8 3 3組 -- 1-2
1990 1990年3月31日 引退 1990年3月31日 引退
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。
順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 )
順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。
竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。

年度別成績

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公式棋戦成績
年度 対局数 勝数 負数 勝率 (出典)
通算 1250 606 634 0.4888
1990年3月31日引退

栄典・表彰

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 訃報 加藤博二九段|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟. 2017年8月22日閲覧。
  2. ^ 近代将棋 1984年7月号「棋界ニュース・日本将棋連盟 新昇段者決まる」(1984年5月25日総会)』217頁。 - 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
  3. ^ 近代将棋 1984年8月号「棋界パトロール・新昇段制度」』183頁。 - 国立国会図書館デジタルコレクション収蔵
  4. ^ 「近代将棋」1990年5月号』近代将棋社/国立国会図書館デジタルコレクション、219頁。
  5. ^ 名人戦・順位戦」『日本将棋連盟』。
  6. ^ 竜王戦」『日本将棋連盟』。
  7. ^ 近代将棋(1999年1月号)』近代将棋社/国立国会図書館デジタルコレクション、183頁https://dl.ndl.go.jp/pid/6047365/1/92 

外部リンク

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