八千代町
茨城県結城郡の町
八千代町(やちよまち)は、茨城県の県西地域、結城郡にある町。関東平野のほぼ中央、茨城県南西部に位置する[1]。古河都市圏に属する。
やちよまち 八千代町 | |||||
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八千代グリーンビレッジ | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 茨城県 | ||||
郡 | 結城郡 | ||||
市町村コード | 08521-9 | ||||
法人番号 | 1000020085219 | ||||
面積 |
58.99km2 | ||||
総人口 |
20,305人 [編集] (推計人口、2024年12月1日) | ||||
人口密度 | 344人/km2 | ||||
隣接自治体 | 結城市、下妻市、筑西市、坂東市、常総市、古河市 | ||||
町の木 | ケヤキ | ||||
町の花 | キク | ||||
町の鳥 | ヒバリ | ||||
八千代町役場 | |||||
町長 | 野村勇 | ||||
所在地 |
〒300-3592 茨城県結城郡八千代町大字菅谷1170番地 北緯36度10分54秒 東経139度53分28秒 / 北緯36.18161度 東経139.89111度座標: 北緯36度10分54秒 東経139度53分28秒 / 北緯36.18161度 東経139.89111度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
概要
編集東側は鬼怒川を挟んで下妻市、西側は古河市、南側は常総市と坂東市、北側は結城市と接している[1]。
平成に入り、下妻市、旧石下町、旧千代川村との合併が検討され、新市名案の募集まで行ったものの、白紙解消された。その後、千代川村は下妻市に編入合併、石下町は水海道市に編入合併され常総市となり、単独町政となった。
地理
編集東京へ約60km、水戸市へ約70kmの距離にある[1]。
気候は比較的温暖である。気候が白菜栽培に適しており、生産量は日本一で特に冬場の白菜の生産量は圧倒的に多く、11月から1月にかけての東京都中央卸売市場への出荷量のシェアは9割近くにもなる[2]。
猿島台地にあり、台地上では地の利を生かしてさしま茶などが生産されている。
- 河川:鬼怒川・西仁連川
歴史
編集年表
編集- 1953年(昭和28年)5月18日 - 国道125号が制定。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 西豊田村・中結城村・安静村・下結城村・川西村が合併し八千代村が発足。
- 1972年(昭和47年)2月1日 - 八千代村が町制施行し八千代町になる。
行政区域変遷
編集- 変遷の年表
八千代町町域の変遷(年表) | ||
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年 | 月日 | 現八千代町町域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行により、以下の村が発足。[3][4] |
1896年(明治29年) | 4月1日 | 結城郡・岡田郡・豊田郡が合併し結城郡が発足。 |
1955年(昭和30年) | 1月1日 | 西豊田村・中結城村・安静村・下結城村・川西村が合併し八千代村が発足。 |
2月11日 | 名崎村は猿島郡幸島村・八俣村とともに合併し三和村が発足。 | |
6月 | 三和村の一部(成田新田)は八千代町に編入。 | |
1972年(昭和47年) | 2月1日 | 八千代村が町制施行し八千代町になる。 |
- 変遷表
八千代町町域の変遷表 | |||||||||
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1868年 以前 |
明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||||
結城郡 | 佐野村 | 中結城村 | 中結城村 | 昭和30年2月11日 八千代村 昭和47年2月1日 町制 |
八千代町 | 八千代町 | |||
塩本村 | |||||||||
粕礼新田 | |||||||||
今宿村新田 | 明治11年 下山川村 | ||||||||
水海道新田 | |||||||||
徳右衛門新田 | |||||||||
善左衛門新田 | |||||||||
兵庫新田 | |||||||||
菅谷村 | |||||||||
瀬戸井村 | |||||||||
大山新田 | 明治15年 大山村 | ||||||||
水口村 | 下結城村 | 下結城村 | |||||||
松本村 | |||||||||
平塚村 | |||||||||
大戸新田 | |||||||||
豊田郡 | 川尻村 | 西豊田村 | 明治29年4月1日 結城郡に編入 | ||||||
沼森村 | |||||||||
今里村 | |||||||||
本郷村 | |||||||||
片角村 | |||||||||
貝谷村 | |||||||||
大山新田 | 明治15年 大山村 | ||||||||
太田村 | |||||||||
粟野村 | |||||||||
粟野新田 | |||||||||
仁江戸村 | |||||||||
苅橋村 | |||||||||
若村 | |||||||||
岡田郡 | 西蕗田村 | 明治11年 蕗田村 |
安静村 | ||||||
法木田村 | |||||||||
新地村 | |||||||||
新地新田 | |||||||||
村岡村 の一部 |
明治11年 村岡村新田 | ||||||||
栗山村 | |||||||||
大間木村 | |||||||||
磯村 | |||||||||
村貫村 | |||||||||
逆谷新田 | |||||||||
佐兵衛新田 | |||||||||
芦ケ谷村 | 明治11年 芦ケ谷村 | ||||||||
明治11年 芦ケ谷新田新田 | |||||||||
尾崎村 | |||||||||
真壁郡 | 袋村 | 川西村 | 川西村 | ||||||
新井村 | |||||||||
八町村 | |||||||||
久下田村 | |||||||||
高崎村 | |||||||||
大里村 | |||||||||
大渡戸村 | |||||||||
小屋村 | |||||||||
坪井村 | |||||||||
野爪村 | |||||||||
結城郡 | 成田新田 | 名崎村 の一部 |
名崎村の一部 | 1955年2月11日 三和村の一部 昭和30年6月 八千代村に編入。 |
人口
編集八千代町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 八千代町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 八千代町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
八千代町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
地域
編集地区
編集町域は町内に設置されている5つの町立小学校の学区ごとに地区分けされている。
- 西豊田地区 - 町の中央部から東部に当たる地区。(旧西豊田村地域)
- 安静地区 - 町の南部に当たる地区。(旧安静村地域)
- 中結城地区 - 町の中央部から北西部に当たる地区。(旧中結城村地域)
- 下結城地区 - 町の南西部に当たる地区。(旧下結城村地域)
- 川西地区 - 町の北東部に当たる地区。(旧川西村地域)
大字名
編集西豊田地区 | 安静地区 | 中結城地区 | 下結城地区 | 川西地区 |
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尚、町内の大字名については「八千代町大字貝谷」の如く「大字○○」と表記するのが正式な表記である。
行政
編集町長
- 野村勇(2020年9月6日就任、1期目)
歴代町長
代 | 氏名 | 在職期間 | 備考 |
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1 | 水書喜三郎 | 1972年 - 1979年 | |
2 | 宮本邦朋 | 1979年 - 1991年 | 3期連続 |
3 | 大久保敏夫 | 1991年 - 1999年 | 2期連続 |
4 | 大久保司 | 1999年 - 2019年 | 5期連続 |
5 | 谷中聰 | 2019年 - 2020年 | 在職中に死去[5] |
6 | 野村勇 | 2020年 - |
交通
編集鉄道
編集町内を鉄道路線は通っていない。最寄り駅は、関東鉄道常総線下妻駅。
道路
編集バス
編集- 茨城急行自動車 - 古河営業所
- ジェイアールバス関東 - 古河支店
- 関鉄パープルバス(わかば号)- 2020年1月末をもって廃止された
ナンバープレート
編集教育
編集高等学校
編集中学校
編集- 八千代町立東中学校
- 八千代町立八千代第一中学校
小学校
編集- 八千代町立安静(あんじょう)小学校
- 八千代町立川西小学校
- 八千代町立下結城小学校
- 八千代町立中結城小学校
- 八千代町立西豊田小学校
観光
編集施設
編集- 八千代グリーンビレッジ
- 憩遊館やちよ乃湯 - 温泉施設
- クラインガルデン八千代 - 滞在型市民農園
- 八千代町歴史民俗資料館
- 八千代町立図書館
神社・寺
編集- 新長谷寺(八町観音)
- 佛性寺
- 弘徳寺
- 医王寺
- 圓満寺
- 金剛寺
- 歓喜寺
- 常照寺
- 福寿院
- 薬王寺
- 不動院
- 鹿嶋神社
- 鷲神社
- 東蕗田天満社
- 和歌神社
- 愛宕神社
- 惣前神社
- 十二所神社
- 久下田神社
- 四所神社
- 大桑神社
- 神明神社
史跡
編集- 愛宕山古墳
- 矢尻北古墳
- 秋葉山古墳
- 塚山古墳
- 若古墳
- 鹿嶋神社境内及び木立一円
- 尾崎前山遺跡製鉄炉跡地
- 太田城跡
- 和歌(島)城跡
特産品
編集- 白菜
- メロン
- 梨
- さしま茶
企業
編集光ファイバー通信誘致活動
編集光ファイバー通信に関して八千代町は、「光ファイバー誘致活動」と称し、以下のような取り組みを行っている[7]。
- 平成22年5月、町からNTT茨城支店へ要望書を提出。
- 平成23年4月、情報通信に関するアンケートを実施。
- 平成23年7月、上記のアンケートの結果報告を含めた要望書を再提出。
- 平成24年2月、「フレッツ光」の提供開始日が決定
- 平成24年6月、「フレッツ光」が町内全域で提供開始
著名な出身者
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c “位置・地勢”. 八千代町. 2024年9月25日閲覧。
- ^ “【特集】生産量日本一!八千代町の白菜”. 茨城をたべよう 食と農のポータルサイト. 2020年12月10日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 8 茨城県』角川書店(1983年)より
- ^ 『全国市町村名変遷総覧』日本加除出版(2006年)より
- ^ 【茨城新聞】谷中八千代町長が死去 就任1年半、59歳 子育て支援に尽力 - 茨城新聞クロスアイ 2020年7月21日
- ^ “「つくば」ナンバー”. 土浦自動車検査登録事務所. 2024年9月25日閲覧。
- ^ 「光ファイバー誘致活動」http://www.town.ibaraki-yachiyo.lg.jp/town_plan/it/bb/ftth.html
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 八千代町 (yachiyotown) - Facebook
- 八千代町 (@yachiyo_town) - X(旧Twitter)
- 八千代町 (@yachiyo_town) - Instagram
- 八千代町 - YouTubeチャンネル
- 八千代町歴史民俗資料館(@yachiyo_rekimin)- Twitter