入船亭扇海
入船亭 扇海(いりふねてい せんかい、1952年〈昭和27年〉3月22日 - )は東京都足立区出身の落語家。本名∶関川 博之。落語協会会員。出囃子は『乗合船』。
Irifunetei Senkai | |
入船亭扇海定紋「つたの葉」 | |
本名 | |
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生年月日 | 1952年3月22日(72歳) |
出身地 | 日本・東京都 |
師匠 | 九代目入船亭扇橋 |
名跡 | 1. 入船亭扇たく (1978年 - 1981年) 2. 入船亭扇海 (1981年 - ) |
出囃子 | 乗合船 |
活動期間 | 1978年 - |
所属 | 落語協会 |
経歴
編集東京都立江北高等学校を卒業後ミュージシャンを志し、ベーシストとしてビッグバンドに所属。海外渡航後に落語に触れたことで落語家の道に入る。
1976年に九代目入船亭扇橋に入門。翌々年前座となる。前座名は扇たく。
1993年に古今亭菊寿、柳家喜多八、三遊亭若圓歌、三代目入船亭扇蔵、四代目柳亭市馬、柳家さん生、柳家はん治、全亭武笙、桂ひな太郎と共に真打昇進。
父親の生まれた千葉県勝浦市に移住。自宅周辺を落語とジャズの楽しめるライブハウスに改装した(自身の病気療養のため、一度転居・移転している)。また、同市にて年に数回開催される「勝浦落語会」をプロデュースしている[1][2][3]。
58歳の時ステージ4の膵臓がんで余命半年と診断されたが、さまざまな治療を駆使してがんを抑えることに成功した[4]。
芸歴
編集人物
編集弟子
編集廃業
編集- 入船亭こづ海
出典
編集- ^ “がんと向き合う 笑いを届け続けたい”. NHK (2018年2月8日). 2020年11月13日閲覧。
- ^ 「わたしと健康 落語家 入船亭扇海さん がん術後も満身創痍 自然豊かな勝浦で再起 寄席・劇団で好奇心燃やす」『毎日新聞』2019年7月21日。2020年11月13日閲覧。
- ^ 「コロナ禍乗り越え勝浦落語会再開 入船亭扇海さん」『朝日新聞』2020年9月18日。2020年11月13日閲覧。
- ^ "58歳で「膵臓がんステージ4」「余命半年」と言われて絶望…落語家を救った「主治医からのひと言」". 現代ビジネス. 講談社. 17 February 2024. 2024年2月17日閲覧。
外部リンク
編集- 入船亭扇海 - 落語協会
- 入船亭扇海 (senkai.irifunetei) - Facebook
- 入船亭扇海の勝浦らくご館情報 - Ameba Blog
- 勝浦らくご館