修善寺駅
修善寺駅(しゅぜんじえき)は、静岡県伊豆市柏久保にある、伊豆箱根鉄道駿豆線の駅である。駅番号はIS13。駿豆線の終着駅である。ここから隣接する市や町に路線バスが運行している。
修善寺駅 | |
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北口(2016年5月) | |
しゅぜんじ Shuzenji (行き先は新しい未来 地域をつなぎ 笑顔をつくる) | |
◄IS12 牧之郷 (1.2 km) | |
所在地 | 静岡県伊豆市柏久保631番地の7 |
駅番号 | IS13 |
所属事業者 | 伊豆箱根鉄道 |
所属路線 | ■駿豆線 |
キロ程 | 19.8 km(三島起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面5線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,480人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)8月1日 |
備考 | 直営駅 |
2014年(平成26年)に、駅舎の建て替えと北口と南北自由通路を新設し、駅舎には土産物屋や観光案内所、駅弁売り場なども設置された[1]。
なお、この北口の供用開始後も、バスやタクシーの発着は南口となっている[1]。
歴史
編集- 1924年(大正13年)8月1日:大仁 - 修善寺間開業に伴い開業。
- 1966年(昭和41年)12月1日:貨物営業廃止。
- 1983年(昭和58年)4月27日:駅舎完成。
- 2000年(平成12年):中部の駅百選に選定される。
- 2013年(平成25年)10月5日:新駅舎一部供用開始。
- 2014年(平成26年)9月13日:新駅舎の完成式典[1]。
- 2015年(平成27年)3月27日:田京 - 修善寺間で、 鉄道総研が超電導送電技術を用いた世界初の列車走行試験に成功[2]。大仁駅に超電導送電システムを設置して試験走行を実施した。
- 2024年(令和6年)3月5日:この日より副駅名権のスポンサー契約を三島信用金庫(三島市)と締結。副駅名は同信金の目指す姿を思い描いた『行き先は新しい未来 地域をつなぎ 笑顔をつくる』となった[3]。
- 2024年(令和6年)7月2日:台北捷運新北投駅との間で姉妹駅協定を締結[4]。
駅構造
編集頭端式ホーム3面5線を有する地上駅。有人駅で自動券売機、自動改札機(いずれもTOICA・SuicaなどのICカード(他の全国相互利用交通系ICカード含む)に非対応、ただし交通系ICカードを除くキャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、QRコード決済)には駿豆線内のみの切符販売に駅窓口で対応している[5])などの設備があり、駅舎内には食堂・土産物店・セブン-イレブンが併設されている。
出札口ではJRに直通する乗車券と特急「踊り子」の特急券や新幹線特急券の発券を行っている。マルス端末が設置されており、JRに直通する特急券はマルス端末で発券される。線内完結の特急券については、常備券(硬券)で発券される。
駅構内には、伊豆箱根鉄道など西武グループ各社がタイアップを行っているアニメ作品『ラブライブ!サンシャイン!!』のキャラクターパネルなどが設置されている。また、2017年11月21日から2019年7月10日までの間、ライブツアー「Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR」で実際に使用された、SL型の大型セットが駅コンコース内で展示されていた(展示終了後は沼津市のふじのくに千本松フォーラムに移設)[6]。
のりば
編集番線 | 路線 | 行先 | 備考 |
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1 | 駿豆線 | 三島方面 | (一部列車のみ) |
2 | ■特急「踊り子」も発着(土曜・休日のみ) | ||
3 | ■特急「踊り子」も発着 | ||
4 | |||
5 | (一部列車のみ) |
- 付記事項
- 特急「踊り子」号は2・3番線から発車する[注釈 1]。普通列車は2・3・4番線の発着が基本だが、2・3番線に特急列車が停車している場合や日中・夜間の停泊明けとなる列車は1・5番線も使用する。
- 列車発車時には電子電鈴から発車ベルが鳴る。このベルはホームの島ごとに音程が異なる。
- かつては駅構内に機回し線を含めて3本の側線があったが、駅改良工事により機回し線だった線路に5番線ホームが建設され、2012年12月1日より使用開始された。5番線ホームの有効長は3両分であり、普通列車のみが発着できる。残る2本の側線も1本が撤去されている。
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南口(2016年5月)
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西口(2016年5月)
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切符売場(2023年4月)
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改札口(2023年2月)
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1番線・2番線ホーム(2023年4月)
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3番線・4番線ホーム(2023年4月)
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5番線ホーム(2023年4月)
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夜間滞泊する185系(2017年9月)
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駅名標(2024年4月)
駅弁
編集武士 ()のわさびシャモ飯(土曜・日曜のみ)武士 ()のあじ巻き寿司武士 ()のあじ寿司武士 ()のい寿司武士 ()の椎茸弁当
利用状況
編集- 2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は1,480人である。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1993年(平成 | 5年)4,232 | [* 1] |
1994年(平成 | 6年)4,037 | [* 2] |
1995年(平成 | 7年)3,828 | [* 3] |
1996年(平成 | 8年)3,836 | [* 4] |
1997年(平成 | 9年)3,639 | [* 5] |
1998年(平成10年) | 3,488 | [* 6] |
1999年(平成11年) | 3,394 | [* 7] |
2000年(平成12年) | 3,249 | [* 8] |
2001年(平成13年) | 3,205 | [* 9] |
2002年(平成14年) | 3,094 | [* 10] |
2003年(平成15年) | 3,041 | [* 11] |
2004年(平成16年) | 2,889 | [* 12] |
2005年(平成17年) | 2,819 | [* 13] |
2006年(平成18年) | 2,791 | [* 14] |
2007年(平成19年) | 2,703 | [* 15] |
2008年(平成20年) | 2,600 | [* 16] |
2009年(平成21年) | 2,415 | [* 17] |
2010年(平成22年) | 2,545 | [* 18] |
2011年(平成23年) | 2,473 | [* 19] |
2012年(平成24年) | 2,457 | [* 20] |
2013年(平成25年) | 2,428 | [* 21] |
2014年(平成26年) | 2,319 | [* 22] |
2015年(平成27年) | 2,353 | [* 23] |
2016年(平成28年) | 2,366 | [* 24] |
2017年(平成29年) | 2,378 | [* 25] |
2018年(平成30年) | 2,296 | [* 26] |
2019年(令和元年) | 2,168 | [* 27] |
2020年(令和 | 2年)1,480 | [* 28] |
駅周辺
編集- 伊豆市役所
- 静岡県立伊豆総合高等学校
- 修善寺温泉
- 修禅寺
- 狩野川
- 修善寺虹の郷
- 日本サイクルスポーツセンター
- 日本競輪選手養成所
- 国道136号
- 静岡県道12号伊東修善寺線
- 静岡県道80号熱海大仁線
- 東海バス修善寺駅前案内所
- 花月園
バス路線
編集駅南口のロータリー内に「修善寺駅」停留所があり、東海バスの路線が発着する。修善寺温泉行は2024年4月1日より、東海バスの単独運行となった(それまでは、伊豆箱根バスも運行していた)。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
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修善寺駅 | |||
1 | 東海バス | 「C11」は伊豆市自主運行バス路線 | |
2 |
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3 | 伊豆市自主運行バス路線(「C77」「I41」を除く)。
「I41」は伊豆市・伊東市自主運行バス路線。 また、「C72」は土曜・休日運休(※学休期は平日も運休) | ||
4 | W30・W39(快速):松崎 | ||
5 | |||
6 |
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7 |
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隣の駅
編集※特急「踊り子」の隣の停車駅は列車記事を参照。
- 伊豆箱根鉄道
- 駿豆線
- 牧之郷駅 (IS12) - 修善寺駅 (IS13)
脚注
編集記事本文
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c “修善寺新駅舎が完成 伊豆で記念式典”. 静岡新聞 (静岡新聞社). (2014年9月14日)
- ^ “超電導き電ケーブルを用いた列車走行実験について” (PDF). 鉄道総合技術研究所. 2023年4月22日閲覧。
- ^ 修善寺駅の副駅名権(ネーミングライツ)のスポンサー契約を三島信用金庫と締結 伊豆箱根鉄道、2024年3月5日閲覧
- ^ 台北メトロとの友好協定を台北にて締結 伊豆箱根鉄道、2024年7月8日閲覧
- ^ “キャッシュレス決済の運用開始について”. 駿豆線・大雄山線. 伊豆箱根鉄道. 2023年5月26日閲覧。
- ^ “ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 2nd LoveLive!「HAPPY PARTY TRAIN TOUR」で使用されたSL模型を展示します!”. 伊豆箱根鉄道ニュースリリース. 2018年5月11日閲覧。
- ^ 『JTB時刻表 2024年3月号』JTBパブリッシング、2024年、119頁。
- ^ “八丁池口線の運行日の変更について”. 東海バス. 2023年4月22日閲覧。
- ^ “修善寺駅 停留所通過予定時刻表(6001-5)”. 東海バス. 2023年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月22日閲覧。 “(※アーカイブURLは2023年4月時点の運行時刻表)”
利用状況
編集- 静岡県統計年鑑
- ^ 静岡県統計年鑑1993(平成5年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑1994(平成6年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑1995(平成7年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑1996(平成8年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑1997(平成9年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑1998(平成10年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑1999(平成11年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2000(平成12年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2001(平成13年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2002(平成14年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2003(平成15年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2004(平成16年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2005(平成17年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2006(平成18年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2007(平成19年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2008(平成20年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2009(平成21年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2010(平成22年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2011(平成23年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2012(平成24年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2013(平成25年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2014(平成26年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2015(平成27年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2016(平成28年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2017(平成29年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2018(平成30年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2019(令和元年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2020(令和2年) (PDF)