仁井谷俊也

日本の作詞家

仁井谷 俊也(にいたに としや、1947年11月14日 - 2017年10月2日[2])は、広島県尾道市出身の作詞家[1]。69歳没[2]

仁井谷 俊也にいたに としや
出身地 日本の旗 日本広島県尾道市[1]
死没 (2017-10-02) 2017年10月2日(69歳没)
ジャンル 演歌
職業 作詞家
公式サイト オフィシャルサイト

来歴・人物

編集

29歳で演歌に目覚め、歌謡同人誌『こけし人形』に10年間の投稿生活を送る[3]。1985年、38歳のとき第18回日本作詩大賞で新人賞を受賞。これを機に広島に妻子を残して単身上京[1][3]。営業職のサラリーマンから「脱サラ」で作詞家に転身した[1]

1998年には天童よしみの「人生しみじみ」が藤田まさと賞を受賞。2005年、氷川きよしが「面影の都」で第38回日本有線大賞を受賞。2014年、氷川きよしの「ちょいと気まぐれ渡り鳥」が第47回日本作詩大賞を受賞した。

生前は日本音楽著作権協会評議員[1]日本作詩家協会常務理事[3]日本音楽作家団体協議会理事を歴任。作詞の際は「今の時代の言葉で、自分自身の言葉」を用いた「ハートのある歌、実感のある歌」づくりを心がけていた[1]

主な作詞楽曲

編集
「女とお酒のぶるーす」
「紅い月」
「風よ吹け」
「ひとり日本海」
「海の女房」
「くれない椿」
「丹波ぼたん雪」
「見返り小町」
「城崎しぐれ」
「城崎夢情」
「愛を消さないで」
「北のとまり木」
「北のおもかげ」
「みちゆき舟」
「縁し舟」
「大阪泣かせ雨」
「京都の雨」
「もどり橋」
「雨あがり」
「冬のれん」
「うちの人」
「函館空港」
「婿どの」
「望郷さんさ時雨」
「人生横丁」
「ふるさと屋台」
「女房酒」
「花しぐれ」
「のろま大将」
「檜舞台」
「なんか一丁やったろかい」
「北風大将」
「赤城恋しや」
「湯の町月夜」
「高山の女」
「泣かせ雨」

大島勝(旭天鵬勝)&島津悦子

「バヤルラー~ありがとう~」
「この地球に生まれて」
「女の哀愁」
「霧の川」
「佐渡の夕笛」
「千鳥の舞」
「織田信長」
「おまえの涙」
「宇奈月の雨」
「鏡川」
「なみだ月」
「修善寺の宿」
「黒髪しぐれ」
「惚れて道づれ」
「お前を離さない」
「男ごころ」
「玄海あばれ太鼓」
「有馬川」
「越前しぐれ」
「いのち坂」
「忍び傘」
「恋女房」
「他人妻」
「命みちづれ」
「夫婦すごろく」
「湯の町椿」
「四季の酒」
「おしどり酒」
「ひとり寝の宿」
「出世太鼓」
「サヨナラ桟橋」
「じょっぱり」
「北海子守唄」
「寒ぼたん」
「花はこべ」
「女の空港」
「悲別~かなしべつ~」
「雲母坂~きららざか~」
「冬の月」
「オホーツク海岸」
「九官鳥」
「霧雨海峡」
「江差恋唄」
「十字架(クルス)の海」
「お茶の水」
「歌手~singer~」
「愛してる…激しく」
「おまえを連れて」
「橋」
「夫婦一生」
「夢千里」
「母」
「人生道」
「知床漁港」
「夢見坂」
「函館みなとから…」
「寿 祝い節」
「雨の裏町」
「霧笛の酒場」
「男のなみだ雨」
「哀愁の酒」
「よさこい慕情」
「男すっ飛び東海道」
「柿田川」
「グラスの氷」
「最上川」
「東京・難破船」
「倉敷ひとり雨」
「伊豆の宿」
「人世舟~ひとよぶね~」
「女の階段」
「おんなの夜汽車」
「こころ川」
「母娘じょんがら」
矢車草
「惚れた惚れたよ」
「みちのくランプの宿」
「祖谷(いや)のかずら橋」
「最上川」
「深川育ち」
「御意見無用の人生だ」
「海の男に惚れちゃった」
「対馬海峡」
「女の華祭り」
「君津・木更津・君去らずソーラン鴎唄」
「出船桟橋」
「哀愁・・・日本海」
「おじぎ草」
「泣きむし海峡」
「鶯~うぐいす~」
「惚れたのさ」
「浅野川春秋」
「あなたと乾杯」
「瀬戸内から・・・」
「おんなの日本海」
「雨の神楽坂」
「この世は女で廻るのよ」
「星空の秋子」
「面影の都」
「ちょいと気まぐれ渡り鳥」
「さすらい慕情」
「北の出世船」
「雪割草」
「越前風舞い」
「海燕」
「惚れとったんや」
「不知火挽歌」
「吾妻橋で待つ女」
「尾道水道」
安芸の宮島
島根恋旅
大和路の恋
「君の酒」
流転の波止場
「倖せふたり」
「冬椿」
「風の嵯峨野路」
「おんな町」
「別府航路」
「雨の鎌倉」

脚注

編集

出典

編集
  1. ^ a b c d e f 言葉の達人 仁井谷俊也”. Uta-Net. 2025年1月7日閲覧。
  2. ^ a b 作詞家の仁井谷俊也氏死去 北島三郎さんの「橋」など”. 産経新聞 (2017年10月6日). 2017年10月6日閲覧。
  3. ^ a b c 新着情報”. 一般社団法人 日本作詩家協会. 2025年1月7日閲覧。

外部リンク

編集