井上 安正(いのうえ やすまさ、1944年[1] - )は、日本のジャーナリスト栃木県矢板市生まれ。

略歴

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栃木県立矢板高等学校普通科(現栃木県立矢板東高等学校)卒業。1967年(昭和42年)中央大学法学部卒業[1]下野新聞を経て、1970年(昭和45年)、読売新聞社入社。1977年(昭和52年)、弘前大学教授夫人殺人事件再審の取材・報道で、日本新聞協会賞および菊池寛賞を受賞[1]読売新聞東京本社社会部長[1]、同西部本社編集局長[1]報知新聞社専務取締役から同社顧問[1]を歴任した。

著作

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  • 『真犯人はつくられた 弘前大学教授夫人殺し事件・「無実の罪」証明のための2,200日の取材ノート』(自由国民社 1977年)
  • 『警察記者』(JICC出版局 1993年)
    • 『警察記者33年』(徳間文庫 2000年)(上書の改題)
  • 『検証!事件報道』(宝島社新書 2000年)
  • 『人を育てる 船村徹 情歌の世界』(中央公論新社 2009年)
  • 『マニラ保険金殺人事件』(中公新書ラクレ 2009年)
  • 『冤罪の軌跡 弘前大学教授夫人殺害事件』(新潮新書 2011年)
  • 『翔べ巨鳥 日本橋百年』(栄光出版社 2012年)

出典

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  1. ^ a b c d e f 井上安正 | 著者プロフィール”. www.shinchosha.co.jp. 新潮社. 2024年10月25日閲覧。