井の頭
東京都三鷹市の地名
井の頭(いのかしら[5])は、東京都三鷹市の地名[6]。現行行政地名は井の頭一丁目から井の頭五丁目。住居表示施行地域である。郵便番号は181-0001[3]。
井の頭 | |
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井の頭公園駅 駅舎(2016年2月26日) | |
北緯35度41分49.77秒 東経139度34分59.05秒 / 北緯35.6971583度 東経139.5830694度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
市町村 | 三鷹市 |
面積 | |
• 合計 | 1.34 km2 |
人口 | |
• 合計 | 15,853人 |
• 密度 | 12,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
181-0001[3] |
市外局番 | 0422 (武蔵野三鷹MA)[4] |
ナンバープレート | 多摩 |
地理
編集三鷹市の北部に位置する。「井の頭公園」の名で知られる井の頭恩賜公園が地域内にあり、地域の多くは閑静な住宅街からなる。歴史的には、井の頭の池を中心に古くから集落の形成が見られ、江戸時代は鷹狩場もあった(詳細は井の頭公園#歴史も参照されたい)。その後、三鷹市に編入されて現在に至る。 地域内を神田川と玉川上水が流れている。また、井の頭公園周辺は、吉祥寺駅に近く、同駅周辺の商店街との結びつきが強く見られる。井の頭恩賜公園は三鷹市と武蔵野市に跨り、2市での合併もかつて議論されたが、1955年の三鷹市議会の反対決議で流れたという経緯がある。
一丁目に京王井の頭線三鷹台駅、二丁目に市立第五小学校、三丁目に京王井の頭線井の頭公園駅、五丁目に明星学園中学校・高等学校、三鷹井の頭郵便局がある。
東は杉並区久我山、西は牟礼、北は武蔵野市吉祥寺南町、御殿山と接している。
一丁目及び二丁目に東京外環自動車道が建設中となっている。
歴史
編集由来
編集1965年(昭和40年)2月1日にそれまでの牟礼から独立し、井の頭として住居表示を実施。井の頭の名は徳川家光が鷹狩りに訪れ、湧水がほとばしるように出ているのを見て、「井の頭」と命名したとされている。神田川の源泉であり江戸市民の行楽地として親しまれてきた井の頭池の歴史にちなんでいる。
沿革
編集世帯数と人口
編集2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
井の頭一丁目 | 2,591世帯 | 4,610人 |
井の頭二丁目 | 2,108世帯 | 3,482人 |
井の頭三丁目 | 1,291世帯 | 2,369人 |
井の頭四丁目 | 1,115世帯 | 2,108人 |
井の頭五丁目 | 1,694世帯 | 3,284人 |
計 | 8,799世帯 | 15,853人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7][8]
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
井の頭一丁目 | 全域 | 三鷹市立第五小学校 | 三鷹市立第三中学校 |
井の頭二丁目 | 全域 | ||
井の頭三丁目 | 全域 | ||
井の頭四丁目 | 全域 | ||
井の頭五丁目 | 全域 |
交通
編集鉄道
編集街区内の駅 |
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バス
編集道路
編集- 東京外環自動車道(建設中)
- 井の頭公園駅通り
- 井の頭公園通り
施設
編集- 三鷹市立第五小学校
- 明星学園中学校・高等学校
- 三鷹井の頭郵便局
- 井の頭コミュニティ・センター
- 井の頭恩賜公園(一部)
脚注
編集- ^ “令和2年 東京都区市町村町丁別報告”. 東京都 (2023年3月27日). 2024年11月1日閲覧。
- ^ a b “人口・世帯数”. 三鷹市 (2018年1月5日). 2018年1月22日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月22日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月22日閲覧。
- ^ 「井の頭」は第二次世界大戦後しばらくまで漢字で「井之頭」と書かれて、一つの単語として「いのがしら」と読まれていたが、「井の頭」と書かれるようになってから井と頭の結び付きが弱くなって、「いのかしら」と読むようになった。付近では特に、現在でも「いのがしら」(がは鼻濁音のか゚)と発音する人々は多い。
- ^ 『角川日本地名大辞典 13 東京都』、角川書店、1991年再版、P1146
- ^ “三鷹市立小・中学校の通学区域【小学校】”. 三鷹市 (2014年9月18日). 2018年1月22日閲覧。
- ^ “三鷹市立小・中学校の通学区域【中学校】”. 三鷹市 (2014年9月18日). 2018年1月22日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
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