二円紙幣
19世紀発行の日本の紙幣 (2種類)
二円紙幣(にえんしへい)とは、かつて日本で流通した紙幣の額面の1つ。二円券、二円札とも呼ばれた。
一覧
編集日本銀行券として発行された二円紙幣は存在せず、日本銀行券以外では以下の種類が発行されているが、現在はいずれも失効している。
- 明治通宝二円券(1872年(明治5年)6月25日発行[1]、1899年(明治32年)12月31日失効[2]、紙幣券面の表記は「金二圓」)
- 旧国立銀行紙幣二円券(1873年(明治6年)8月20日発行[3]、1899年(明治32年)12月9日失効[4]、紙幣券面の表記は「貳圓」)
それぞれの紙幣の詳細は各項目を参照。
脚注
編集出典
編集- ^ 日本銀行金融研究所『日本貨幣年表』日本銀行金融研究所、1994年、39頁。ISBN 9784930909381。
- ^ 1898年(明治31年)6月11日法律第6号「政府發行紙幣通用廢止ニ關スル件」
- ^ 大蔵省印刷局『日本銀行券製造100年・歴史と技術』大蔵省印刷局、1984年11月、306-307頁。
- ^ 1896年(明治29年)3月9日法律第8号「國立銀行紙幣ノ通用及引換期限ニ關スル法律」