丸駒温泉

北海道千歳市幌美内にある温泉

丸駒温泉(まるこまおんせん)は、北海道千歳市幌美内にある温泉

丸駒温泉
 丸駒温泉から望む風不死岳
温泉情報
所在地 北海道千歳市幌美内
座標 北緯42度46分49.3秒 東経141度18分38.5秒 / 北緯42.780361度 東経141.310694度 / 42.780361; 141.310694座標: 北緯42度46分49.3秒 東経141度18分38.5秒 / 北緯42.780361度 東経141.310694度 / 42.780361; 141.310694
交通 鉄道-JR北海道千歳線千歳駅より北海道中央バスで約50分
泉質 ナトリウムカルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
泉温(摂氏 54 °C
宿泊施設数 1
外部リンク 丸駒温泉旅館
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泉質

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恵庭岳に由来する火山性温泉である[1]

  • ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
    • 泉温:54℃ ※季節によって、温度変動

温泉地

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支笏湖の北西側の湖畔に、一軒宿の「丸駒温泉旅館」が存在。旅館は「日本秘湯を守る会」会員でもある。かつてユースホステルの指定を受けていた[2]

支笏洞爺国立公園内にあるため、建築規制がある。そのため、本館は3階建てである。

露天風呂、大浴場からは支笏湖と恵庭岳、風不死岳を眺望できる。

歴史

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初代佐々木初太郎により、1915年大正4年)に丸駒温泉が開湯・開業。それ以前、1893年(明治26年)には同地で温泉旅館が営業していたとの記録もある[1]。恵庭岳の麓で採掘した硫黄を運搬する馬が、怪我をした時にこの温泉で傷を癒していたとされる。1988年(昭和63年)に旅館、1991年(平成4年)に大浴場の改修を行っている[1]

旅館を運営する丸駒温泉株式会社は、対岸の支笏湖温泉地区のホテルも2007年に傘下に収め「レイクサイドヴィラ翠明閣」として開業した[1]。しかし2021年(令和3年)8月30日、新型コロナウイルス感染症の影響などによる利用者の減少が原因で、札幌地方裁判所民事再生法の適用を申請した。従業員の雇用と旅館の営業は維持される見通しで、今後は中小企業の再生を手がけるファンドによる支援の下で経営の立て直しを図るとしている[3]

アクセス

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開業当初は陸路がなく、支笏湖東岸から船で渡っていた[4]

脚注

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  1. ^ a b c d 第6編 部門史 第4章 観光 第1節 支笏湖 第4項 支笏湖の温泉”. 新千歳市史 通史編 下巻. 千歳市. pp. 353-357. 2021年9月17日閲覧。
  2. ^ 第6編 部門史 第4章 観光 第1節 支笏湖 第1項 国立公園支笏湖”. 新千歳市史 通史編 下巻. 千歳市. p. 328. 2021年9月17日閲覧。
  3. ^ NHK NEWS WEB - 支笏湖畔「丸駒温泉」が民事再生法適用申請 営業は継続へ
  4. ^ 丸駒温泉 秘湯の歩み

外部リンク

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