中鉢悟
日本のLGBT人権活動家、ミュージシャン (1969-2007)
中鉢 悟(ちゅうばち さとる、1969年11月10日 - 2007年11月7日)(別名:春日亮二。ハンドルネーム「がんすけ」の呼び名もある)は、北海道根室市出身の事業家・活動家・ミュージシャン。男性同性愛者。
業績
編集同性結婚
編集1999年9月9日、当時のパートナー(通称ヤス)と婚姻の代わりに養子縁組みを行い、その後、センチュリーハイアット(東京都新宿区)で人前式の「結婚式」を行ったことが、雑誌の取材などで大きく取り上げられた。[要出典]
来歴
編集- ゲイ雑誌、薔薇族のグラビアを撮影したこともあり、特集の取材を行ったり、小説の連載をもっていたこともあるが、デビューはゲイ雑誌「さぶ」における学園物の短編小説。
- ゲイ雑誌BadiにHIV関連の連載を持っていた。
- 1999年末からはバンド genetic LOAD のメンバーとして作詞・作曲を行っていた。このバンドは、セグメンテーション音楽に求められるメッセージ性も勿論だが、"genetic LOAD PROJECT" になってからはさまざまな仲間からのアイディアを吸い上げ、多種多様な音楽のジャンルに挑戦したが、2001年に内部紛争が起きて春日が脱退、その後バンドは無期限活動中止している。
- 春日亮二の名前でBadiで「ゲイ・インディーズ・スクエア」というゲイ・インディーズの連載を持ち、音楽祭、GLAPなどの音楽イベントなども積極的にも関わり、新人の発掘にも尽力した。[要出典]
- 晩年はアルコール使用障害・うつ病・パニック障害と診断され、ゲイ業界での活動はほとんど行っていない。クリスチャンである別のパートナーを2006年6月6日に養子にとった。
- 2007年11月7日午後0時33分、肺炎のため東京医科大学病院にて死去。(37歳没)
著書
編集- 「SVR4 UNIXシステムプログラミング」発行:技術評論社 1996年1月 ISBN 978-4774101873