中村 裕樹(なかむら ゆうき)は、日本の映画照明技師である。

なかむら ゆうき
中村 裕樹
生年月日 1月1日
出生地 日本の旗 日本 熊本県
職業 照明技師
ジャンル 映画、CM
主な作品
世界の中心で、愛をさけぶ
ノルウェイの森
トキワ荘の青春
Love Letter
スワロウテイル
ラスト サムライ』(日本撮影部分)
怒り
流浪の月
受賞
日本アカデミー賞
最優秀照明賞
2004年世界の中心で、愛をさけぶ
その他の賞
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人物・来歴

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助手時代、村川透降旗康男大林宣彦北野武監督の現場でチーフを務める。北野武監督作『その男、凶暴につき』でのチーフを最後に独立後、1985年ポール・シュレイダー監督作『Mishima: A Life in Four Chapters』(ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ)の現場に就き衝撃を受け、1988年ハスケル・ウェクスラー撮影による米映画『ベニーカータープロジェクト』で映画デビュー[1]ハスケル・ウェクスラーとの出会いが、後の照明技術に対する認識に大きな影響を与える。

大林宣彦監督作『はるか、ノスタルジィ』で日本アカデミー優秀照明賞、岩井俊二監督作『Love Letter』で照明協会特別賞、同監督作『スワロウテイル』、行定勳監督作『北の零年』、『春の雪』で日本アカデミー優秀照明賞、同監督作『世界の中心で、愛をさけぶ』で日本アカデミー最優秀照明賞受賞[1]。降旗康男監督『あなたへ』で日本アカデミー優秀照明賞受賞。

  • 日本中央競馬会CM「暗室編」で1998年第30回日本映画テレビ照明協会最優秀照明賞受賞。
  • トヨタ自動車CM「クラウンティザー篇/愛は勝つ篇/未来篇」で2013年第53回全日本シーエム放送連盟ACC CM FESTIVALテレビCM部門クラフト賞受賞。
  • 李相日監督『怒り』で日本アカデミー優秀照明賞。2017年第48回日本映画テレビ照明協会映画部門優秀賞。第70回 映像技術賞日本映画テレビ技術協会 照明部門 映像技術賞 審査員賞 受賞。
  • 東京シティ競馬トゥインクルレースCMで2017年第48回日本映画テレビ照明協会CM部門優秀賞。
  • クボタ「都市環境編・走る女」(長澤まさみ)で2020年第51回日本映画テレビ照明協会CM部門最優秀照明賞。

その他手がけた主な作品に、市川準監督作『トキワ荘の青春』、トラン・アン・ユン監督作『ノルウェイの森』、中田秀夫監督作『怪談』、長澤雅彦監督作『夜のピクニック』、エドワード・ズウィック監督作『ラスト サムライ』(日本撮影部分)、森淳一監督作『重力ピエロ』、青山真治監督作『サッド ヴァケイション』などがある[1]

別名「光の魔術師」と呼ばれ、映画、CM、MV以外にも雑誌等の写真撮影でモデル・俳優に指名を受けることも多い。

作品

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受賞歴

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出典・参考文献

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  1. ^ a b c 光のちから 中村裕樹×井上由美子 - An interactive platform by D-CORD : direction

外部リンク

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