下河辺拾水

?-1798?, 江戸時代中期の京都の浮世絵師

下河辺 拾水(しもこうべ しゅうすい、生没年不詳)とは、江戸時代の京都の浮世絵師

来歴

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師系不明、名は行耿。洛西の紙屋川畔(現在の京都妙心寺門前)に住み紙川軒と号す。西川祐信の画風だが、祐信の門人であったかどうかは定かではなく、また狩野派の画風も学んでいたという。作画期は宝暦あるいは明和から寛政の頃にかけてで、滑稽本、狂歌本、教訓書、節用集、往来物など様々な版本の挿絵を手がけている。武者絵本に優れる。没年は寛政の末年といわれる。

作品

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  • 『絵本二葉松』二巻2冊 明和3年(1766年)刊行
  • 童子用文初学大成』一冊 文行堂編、明和6年(1769年)刊行
  • 『伊呂波歌』一冊 南勢野叟筆、安永4年(1775年)刊行
  • 『絵本武者大仏桜』 安永5年(1776年)刊行
  • 『絵本満都鑑』二冊 安永8年(1779年)刊行
  • 『絵本滝之流』 清水徐徠作、安永8年(1779年)刊行
  • 『女用千尋濱』 一冊 安永9年(1780年)刊行
  • 『頭書増補訓蒙図彙大成』二十一巻10冊 寛政元年(1789年)刊行
  • 『絵本あそび歌』一冊 寛政3年(1791年)刊行
  • 『絵本勇者車』十巻10冊 寛政7年(1795年)刊行

参考文献

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