上田賢治

日本の神道学者

上田 賢治(うえだ けんじ、1927年9月20日[1] - 2003年3月27日)は、日本の神道学者。國學院大學名誉教授。宗教心理学・神道神学専攻[2]

上田 賢治
人物情報
生誕 (1927-09-20) 1927年9月20日
日本の旗 日本大分県
死没 2003年3月27日(2003-03-27)(75歳没)
出身校 國學院大學
学問
研究分野 神道・心理学(宗教心理学)
研究機関 國學院大學
学位 文学博士
テンプレートを表示

経歴

編集

1927年、大分県で生まれた。國學院大學文学部で二木謙一らの下で学び、1952年に卒業。同大学大学院神道学専攻に進学し、1954年に修士課程を修了した。

1956年、川村短期大学助教授に就いた。1958年、ハーバード大学大学院に留学。1967年、國學院大學文学部助教授となり、1973年に教授昇格。ボン大学日本学講座客員講師も務めた。1982年、学位論文『國學の研究:草創期の人と業績』を國學院大學に提出して文学博士号を取得[3]。1984年より國學院大學日本文化研究所所長。1995年、國學院大學学長となった。1999年に学長を退任し、その後は國學院大學名誉教授となった。

著作

編集
著書
  • 国学の研究 草創期の人と業績』大明堂 1981
    • アーツアンドクラフツ 2005
  • 『神道カウンセリング』神社本庁 1985
  • 『神道神学 組織神学への序章』大明堂 1986
  • 『永遠の創造 神道のちから:人間を超える力とは…』橘出版 1988
    • 改題文庫化『神道のちから』タチバナ教養文庫 1995
  • 『神道神学』神社新報社 1990
  • 『神道神学論考』大明堂 1991
  • 記紀神話の神学』大明堂 2002
共著
論文

脚注

編集
学職
先代
春田宣
國學院大學学長
1995年 - 1999年
次代
阿部美哉