上村基宏
上村基宏(かみむら もとひろ、1952年8月18日 - )は、日本の銀行家。鹿児島銀行代表取締役会長。九州フィナンシャルグループ取締役。鹿児島経済同友会代表幹事。
かみむら もとひろ 上村 基宏 | |
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生誕 |
1952年8月18日 鹿児島県 |
出身校 | 慶應義塾大学商学部 |
職業 | 銀行家 |
配偶者 | あり |
来歴・人物
編集鹿児島県出身。鹿児島県立鶴丸高等学校を経て、慶應義塾大学商学部卒業後、鹿児島銀行入行。
小中時代には水泳、高校時代は野球、大学在学時にはボクシング部に所属。また常務時代まで毎日、腕立て伏せと腹筋を300回こなすなどスポーツに勤しんできた[1]。
30歳代、3年間にわたった東京赴任時には、当時の頭取から「銀行にとって革新的なことを考えてくれ。」との特命の下、仕事に役立つ知見を得るため自腹で1000万円近くの交際費を費やした逸話を持つ[1][2]。
各支店長を歴任後、事務を統括する業務統括部長を務め、2004年取締役に選出される。常務在任時には人事、システム、審査を担当。またシステムは4年間管掌した[3]。
2010年頭取に就任する[4]。甲斐隆博肥後銀行頭取とは、福岡支店長時代から親交が深く、また慶大商学部の同窓生であることが今般の経営統合、九州FG設立の大きな誘因の一つとなったと報じられている[5][6]。
略歴
編集脚注
編集- ^ a b 「鹿児島銀行上村基宏氏 ぶらぶら行員 金融を変える」 『日本経済新聞』 2012年1月21日
- ^ 「第6部 変わる地域金融①特命ブラ勤銀行員 『日本経済新聞』 1988年2月16日
- ^ 「鹿児島銀頭取に上村氏 1次産業の支援拡大」『日本経済新聞』 2010年3月11日
- ^ “鹿児島銀行頭取に上村氏”. 日本経済新聞. (2010年3月10日) 2015年5月12日閲覧。
- ^ 「登場 鹿児島銀行次期頭取に上村基宏氏 豊富な人脈逃げずに挑む」『日本経済新聞』 2010年4月14日
- ^ “九州有力地銀、異例の健全行同士の経営統合 加速する再編のモデルか 「対等」の難題”. ビジネスジャーナル. (2014年11月21日) 2015年5月12日閲覧。
- ^ 「鹿児島銀頭取に松山氏 副頭取昇格 9年ぶりトップ交代」『読売新聞』西部本社朝刊 2019年3月9日
- ^ “九州FG社長に笠原・肥後銀頭取 協働から融合、新布陣”. 日本経済新聞. (2019年4月25日) 2019年4月30日閲覧。
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先代 (新設) |
九州フィナンシャルグループ社長 初代:2015年 - 2019年 |
次代 笠原慶久 |
先代 永田文治 |
鹿児島銀行頭取 :2010年 - 2019年 |
次代 松山澄寛 |