一橋出版
かつて東京都杉並区南荻窪に所在していた日本の出版社
一橋出版株式会社(ひとつばししゅっぱん、hitotsubashi-shuppan co. Ltd.)は、かつて東京都杉並区南荻窪に所在していた日本の出版社。
種類 | 出版 |
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本社所在地 |
日本 〒167-0052 東京都杉並区南荻窪4丁目30番6号 |
設立 | 1956年(創業は1947年) |
業種 | 出版 |
代表者 | 社長 平田治久 |
資本金 | 9000万円 |
外部リンク | http://www.hitotsubashi-shuppan.co.jp/ (閉鎖) |
概要
編集1956年設立。主に商業高校向けの教科書や資格・検定対策の書籍、法律書といった実用書の出版で知られ、2003年8月期には約23億円の売上高を計上した。しかし商業科を廃止する高校が増えたり、少子化の拡大などによって、2008年8月期には売上高が約11億7000万円に落ち込んだ。東京都内の社有不動産の売却、名古屋営業所や福岡、広島出張所、大阪支店の廃止で経営効率化を試みるが業績は回復せず、資金繰りや金融情勢が悪化したため、2009年5月1日には東京地裁に自己破産を申請した。負債額は約11億4900万円。
同社が発行していた商業科の教科書や副読本は、東京法令出版(一部は実教出版)が引き継いで出版している。
なお、一橋出版の検定教科書には、商業科むけの検定教科書のほか、1990年代には普通科の高等学校でも単位として認められる公民科目『日本国憲法』の検定教科書などもあった。(2000年代における『憲法の解説』『現代憲法入門』などのシリーズのひとつで、日本国憲法の検定教科書があった。)同社が発行する検定教科書は、一部はネットスクール出版が引き継いで出版している。
出版物
編集外部リンク
編集- 一橋出版株式会社 - ウェイバックマシン(2007年10月24日アーカイブ分)
- 教育書の一橋出版が自己破産を申請、負債11億4900万円 企業・経営:ニュース・解説 nikkei BPnet 〈日経BPネット〉