ヘジャンクク

ヘジャンクㇰ（朝: 해장국）は、朝鮮料理において酔い覚ましに用いられるグクである。通常、牛肉の出汁に、肉が少し付いている豚の背骨、牛の血を固めたものや乾燥白菜、その他の野菜などから作られる。高麗後期に刊行された中国語の教科書『老乞大』には、醒酒湯（ソンジュタン）という用語が登場し、現在のヘジャンククの起源であると考えられている。

ヘジャンクㇰ
ヘジャンクㇰ
各種表記
ハングル：	해장국
漢字：	解酲국
発音：	ヘジャンクㇰ
日本語読み：	へじゃんくく
ローマ字：	Haejangguk（文化観光部2000年式）

種類

• ピョヘジャンクㇰ - 肉が付いている豚の背骨を唐辛子や長ネギ等と一緒に煮込んだスープ。ジャガイモを入れるとカムジャタンのようになる。
• コンナムルヘジャンクㇰ - モヤシのナムルが入ったヘジャンクク。
• ソンジヘジャンクㇰ - 牛の血を固めたもの（ソンジ）が入ったヘジャンクク。
• ファンテヘジャンクㇰ - スケトウダラが入ったヘジャンクク。

出典

• 「ヘジャンクク」Empas『韓国民族文化大百科事典』（朝鮮語）
• 「ソンジ」Empas『韓国民族文化大百科事典』（朝鮮語）