フアド・メバザ
チュニジアの政治家
フアド・メバザ(フアード・ムバッザア、アラビア語: فؤاد المبزع, ラテン文字転写: Fouad Mebazaâ、1933年6月16日 - )は、チュニジアの政治家。
フアド・メバザ فؤاد المبزع | |
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フアド・メバザ(2011年1月) | |
生年月日 | 1933年6月16日(91歳) |
出生地 | フランス領チュニジア、チュニス |
所属政党 | 立憲民主連合 |
在任期間 | 1997年10月14日 - 2011年1月15日 |
大統領 | ザイン・アル=アービディーン・ベン・アリー |
在任期間 | 2011年1月15日 - 12月13日 |
首相 | モハメッド・ガンヌーシ |
経歴
編集パリで法学と経済学を学んだ。青少年・スポーツ大臣、公衆衛生大臣、文化情報大臣を歴任。1997年よりチュニジア共和国下院議長[1]を務めた。
2011年1月14日にザイン・アル=アービディーン・ベン・アリー大統領が1ヶ月に及ぶ抗議デモの末に出国してサウジアラビアに亡命、モハメッド・ガンヌーシ首相が暫定大統領就任を宣言したが、憲法評議会は規定に基づいて下院議長であるメバザを翌1月15日に暫定大統領に指名し、同日メバザは就任宣誓を行った[2][3]。
2011年12月12日、チュニジアの制憲国民議会が正式な大統領にモンセフ・マルズーキを選出したことに伴って、メバザは暫定大統領を退任した[4]。
→詳細は「ジャスミン革命」を参照
参考文献
編集- ^ “賈慶林議長、チュニジア下院議長と会談” (日本語). 中国国際放送局. (2007年4月17日) 2011年1月15日閲覧。
- ^ “下院議長が暫定大統領に チュニジア、邦人無事” (日本語). 共同通信. (2011年1月15日) 2011年1月15日閲覧。
- ^ “下院議長、暫定大統領に就任宣誓…チュニジア” (日本語). 読売新聞. (2011年1月16日) 2011年1月16日閲覧。
- ^ “Tunisian activist, Moncef Marzouki, named president”. BBC News. (2011年12月12日) 2017年2月10日閲覧。
公職 | ||
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先代 モハメッド・ガンヌーシ (暫定就任を宣言) |
チュニジア共和国大統領 (暫定)2011年 |
次代 モンセフ・マルズーキ |