パンケトー
パンケトーは、北海道東部、釧路市にある淡水湖である。パンケトーの湖水は阿寒湖に注いだ後、最終的には阿寒川に流出する。
パンケトー | |
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雄阿寒岳より俯瞰したパンケトー | |
所在地 | 北海道(釧路総合振興局) |
位置 | 北緯43度29分0秒 東経144度10分40秒 / 北緯43.48333度 東経144.17778度座標: 北緯43度29分0秒 東経144度10分40秒 / 北緯43.48333度 東経144.17778度 |
面積 | 2.86[1] km2 |
周囲長 | 12.4 km |
最大水深 | 54.0 m |
平均水深 | 23.9 m |
貯水量 | 0.067 km3 |
水面の標高 | 450 m |
成因 | 堰止湖 |
淡水・汽水 | 淡水 |
湖沼型 | - |
透明度 | - m |
プロジェクト 地形 |
地理
編集雄阿寒岳の北東麓に広がる。
歴史
編集土砂の堆積により形成された堰止湖である。かつては現在の阿寒湖、ペンケトーと一体で古阿寒湖を形成していたが、土砂の堰き止めにより3つの湖に分かれたと考えられている。
湖の名前はアイヌ語のパンケ・トー(=下の・湖)に由来する。パンケトーに対し、上流のペンケトーはアイヌ語のペンケ・トー(=上の・湖)に由来する。
自然
編集湖の周辺は阿寒摩周国立公園の特別保護地区に指定され、開発は厳しく制限されている。
地元の漁協がヒメマスの放流を行い、漁獲を得ている。その他は湖岸への到達自体が困難であるため、湖への接近が困難で人があまり立ち入らず、湖の周辺は原生林のままになっている。ヒグマの生息地でもある。
湖岸への到達手段
編集前田一歩園財団が管理する、阿寒湖西岸の林道が唯一の湖岸への到達手段である。漁協による湖の利用や学術調査等の目的を除き、林道への車両の乗り入れは禁止されている。パンケトーの湖岸はこの林道沿いにあるため、陸路で湖に接近するのは困難である。
脚注
編集- ^ 国土地理院 (2015年3月6日). “平成26年全国都道府県市区町村別面積調 湖沼面積” (PDF). 2015年3月8日閲覧。