タイ国日本人会(たいこくにほんじんかい、タイ語สมาคมญี่ปุ่นในประเทศไทย英語:Japanese Association in Thailand)は、タイ王国バンコクに存在する日本人組織。1913年に創設され、海外の日本人会の中でもっとも古い歴史を持つ。

タイ国日本人会
สมาคมญี่ปุ่นในประเทศไทย
Japanese Association in Thailand
設立 1913年9月
種類 日本人会
本部 タイ王国バンコク バーンラック区 シーロム地区 サートン通り 2 サートーンターニービル2 1階
ウェブサイト www.jat.or.th/(日本語)
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概要

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タイ国日本人会は、タイに在住する日本人の間での親睦と相互扶助を行う会である。各文化・スポーツの同好会活動がある。大使館、日系企業とのつながりが深く、緊急時の情報連絡網を形成している。また、日本人墓地の管理、毎年の慰霊祭も行っている。

歴史

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1913年9月に暹羅日本人会シャム日本人会)として設立。

1987年8月、サートン通りのサートーンターニー・ビル1階(723㎡)を購入して本館を開設し、日本食レストラン、図書室、各会議室等を併設。

1997年2月、スクムウィット地区に、別館(550㎡)を開設。

組織

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三役会と理事会を中心に、下部機構として部、機能別の委員会、基金運営委員会を持つ。理事会は、大使館代表、盤谷日本人商工会議所日本人学校日本貿易振興機構(JETRO)などの代表を中心に構成され、在タイ日系企業とその家族を中心とした連携を形成している。会長経験者には西野順治郎大橋寅治郎など。現在の会長は、51代目 島田厚である。

三役会

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  • 会長(島田厚)
  • 副会長
  • 会計部長
  • 総務部長
  1. 総務部
  2. 会計部
  3. 事業部 ‐慰霊祭
  4. 文化部 ‐各種同好会・日本人会文化祭
  5. 厚生部 ‐メイド紹介・懇和会・小児育児相談
  6. 運動一部 ‐ゴルフ
  7. 運動二部 ‐各種スポーツ同好会・ソフトボール大会
  8. 教育部 ‐ 英語検定試験
  9. クラブ部 ‐レストラン・図書館
  10. 婦人部
  11. 青少年部 ‐ 各サークル
  12. 会報部 ‐ 月刊誌「クルンテープ」
  13. 広報部

委員会

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1.食堂運営委員会

2.ラムウォン・盆踊り大会実行委員会

3.予算審議委員会

4.会員委員会

5.チャリティーバザー実行委員会

6.チャリティー基金運営委員会

基金運営委員会

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  1. 納骨堂基金運営委員会
  2. 厚生基金運営委員会
  3. 会館・クラブ基金運営委員会
  4. チャリティー基金運営委員会
  5. カンチャナブリ基金運営委員会
  6. 予算審議委員会

会員

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会員は7,180名(2010年3月25日現在)。2003年頃に会員数およそ9,500名に達したが、近年会員数の減少が見られる[1]

会員サービス

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  1. 会報誌「クルンテープ」の無料送付(月1回)
  2. 日本人会のイベント告知会報の送付(月3回)
  3. 各種同好会への参加
  4. 青少年サークルへの参加(会員子弟のみ)
  5. 図書館、会議室等の施設利用
  6. 懇親会や見学会、講演会等への参加
  7. 小児療養相談
  8. 英語検定の受検
  9. メイド通訳サービスの利用(毎月曜日10時から12時)
  10. 大使館からの安全緊急情報の通知
  11. 商店やレストラン等での優待サービス
  12. 緊急SMSによる情報送付

施設

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本館(サートーン)

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  • 日本人会食堂 JAPAN
  • 図書室(9:00-21:30)
  • 会議室、ゲームルーム
所在地: バンコク バーンラック区 シーロム地区 サートーン通り 2 サートーンターニービル2 1階(ชัน ้1 อาคารสาธรธาณี 2 เลขที่ 2 ถนนสาธรเหนือ. แขวงสีลม เขตบางรัก กรุงเทพฯ 10500)

別館(スクムウィット)

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  • 子ども図書館
  • 一般向け図書館
  • ミーティングルーム
  • ファンクションルーム
所在地: バンコク ワッタナー区 クローンタン・ヌア地区 スクムウィット通り ソイ39 181/9 シティ・リゾート・ビル7階(ชัน 7 ซิตี้ รีสอร์ท เลขที่ 181/9 ซอยสุขุมวิท 39 แขวงคลองตันเหนือ เขตวัฒนา กรุงเทพมหานคร 10110)

日本人墓地

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  • タイ国日本人納骨堂(ワット・リヤップもしくはワット・ラーチャブラナ)
  • カンチャナブリ慰霊塔
  • ワット・ケンコイ

社会貢献

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年間でおよそ120万バーツの寄付金が集まり、奨学金、身体障害者施設支援のほか、エイズ患者の養護施設、ハンセン氏病院、貧困女性の職業訓練施設など26の団体に寄付。[2]

月刊誌『クルンテープ』

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毎月会報誌「クルンテープ」が発行されている。1968年に発刊されて以来、欠号がない。

脚注

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  1. ^ 赤木攻『岐路に立つタイ日本人社会』NNA.ASIA‐コラム『タイ政治社会の潮流』2008/11/13
  2. ^ バンコク週報『第7回:タイ国日本人会会長/小野 雅司氏』2002年

関連項目

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外部リンク

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