シラルトロ沼
(シラルトロ湖から転送)
シラルトロ沼(シラルトロぬま)は、北海道東部、標茶町にある淡水湖。シラルトロ湖とも呼ばれる。釧路湿原国立公園に含まれる。
シラルトロ沼 | |
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所在地 |
日本 北海道(釧路総合振興局) |
位置 | 北緯43度10分45秒 東経144度30分07秒 / 北緯43.17917度 東経144.50194度座標: 北緯43度10分45秒 東経144度30分07秒 / 北緯43.17917度 東経144.50194度 |
面積 | 1.72[1] km2 |
周囲長 | 6.5 km |
最大水深 | 2.3 m |
平均水深 | 1.5 m |
貯水量 | - km3 |
水面の標高 | 8 m |
成因 | 海跡湖 |
淡水・汽水 | 淡水 |
湖沼型 | 腐植型 |
透明度 | - m |
プロジェクト 地形 |
地理
編集名称の由来
編集アイヌ語研究者の山田秀三は、永田方正などの解釈をもとにアイヌ語で「岩・の間」を表す「シラㇽウトゥㇽ(shirar-utur)」に由来すると解釈しているが、湖周囲に岩がないことから流入河川に由来する名称ではないかと推察している[2]。
自然
編集釧路湿原国立公園の特別地域。
1970年代の魚類調査では、スナヤツメ、イトウ、アメマス、ワカサギ、ウグイ、エゾウグイ、ヤチウグイ、コイ、フナ、イバラトミヨ、ウキゴリ、ヌマチチブが見られた[3]。
利用
編集交通
編集- 北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線茅沼駅下車
- 北海道道959号シラルトロ湖線
脚注
編集- ^ 国土地理院 (2015年3月6日). “平成26年全国都道府県市区町村別面積調 湖沼面積” (PDF). 2015年3月8日閲覧。
- ^ 山田秀三 (2018-11-30). 北海道の地名. アイヌ語地名の研究 別巻 (2 ed.). 浦安市: 草風館. p. 271. ISBN 978-4-88323-114-0
- ^ 針生勤「釧路湿原に生息する魚 塘路湖・春採湖」、『日本の湖沼と渓谷』第1巻(北海道 I)(ぎょうせい、1987年)79頁表。
関連項目
編集- 日本の湖沼一覧
- ラムサール条約
- マリモ
- 日産自動車 冬場に当湖沼の湖面上を利用して、凍結路面でのアンチロック・ブレーキ・システムの実験を行っていた