コロンブス (映画)
『コロンブス』(原題: Christopher Columbus: The Discovery)は、1992年制作の映画。
コロンブス | |
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Christopher Columbus: The Discovery | |
監督 | ジョン・グレン |
脚本 |
マリオ・プーゾ ジョン・ブライリー ケイリー・ベイツ |
原案 | マリオ・プーゾ |
製作 |
アレクサンダー・サルキンド イリヤ・サルキンド |
出演者 |
ジョージ・コラフェイス マーロン・ブランド トム・セレック キャサリン・ゼタ=ジョーンズ |
音楽 | クリフ・エデルマン |
撮影 | アレック・ミルズ |
編集 | マシュー・グレン |
配給 |
ワーナー・ブラザース 東宝東和 |
公開 |
1992年8月21日 1992年8月22日 |
上映時間 | 121分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 スペイン イギリス |
言語 | 英語 |
製作費 | $45,000,000[1] |
興行収入 | $8,251,071[2] |
クリストファー・コロンブスのアメリカ大陸到達500周年を記念して制作されたアメリカ、イギリス、スペインの合作映画である。
概要
編集コロンブスが大西洋を西に向かい東洋にたどり着く事を夢見て、様々な妨害や挫折に直面しながらも粘り強く努力を続け、ついにカスティーリャ王国のイサベル女王の支援を取り付けて出航し、新大陸にたどり着くまでを描いている。また本作では創作とされている『コロンブスの卵』のエピソードが出てくる。
これに対して、同時期にやはりコロンブスのアメリカ大陸到達500周年を記念して制作された『1492 コロンブス』は、コロンブスが新大陸に到達後、その“統治”に邁進し、挫折するまでを描いている。そのため、新大陸のシーンは『1492-』の方が圧倒的に多い。
スタッフ
編集キャスト
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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クリストバル・コロン=クリストファー・コロンブス | ジョージ・コラフェイス | 牛山茂 |
トマス・デ・トルケマダ (ドミニコ会士・異端審問官) |
マーロン・ブランド | 阪脩 |
フェルナンド2世 | トム・セレック | 柴田秀勝 |
イサベル女王 | レイチェル・ウォード | 一柳みる |
マルティン・アロンソ・ピンソン(船主) | ロバート・デヴィ | 有本欽隆 |
ベアトリス(コロンブスの妻) | キャサリン・ゼタ=ジョーンズ | 相沢恵子 |
アルバロ・アラナ | ベニチオ・デル・トロ | 荒川太郎 |
その他、池田勝、田中正彦、金尾哲夫、幹本雄之、宮本充、天田益男、喜多川拓郎、山口嘉三、結城比呂、長島雄一、成田剣、津田英三、西宏子、紗ゆり
備考
編集- 当初、コロンブス役はティモシー・ダルトンが、イサベル女王役はイザベラ・ロッセリーニが候補にあがっていた[3]。
- 劇中ではコロンブスの名は、スペイン語名のクリストバル・コロン(Cristóbal Colón)になっている。
- プロデューサーのアレクサンダー・サルキンド 、イリヤ・サルキンド親子は当初、監督にリドリー・スコットを指名したが、スコットはこれを断り、4ヶ月後、『1492 コロンブス』の監督になった[3]。
- サルキンド親子は、後のインタビューでこの映画の制作を後悔していると語った(興行も評価も『1492 コロンブス』の方に軍配が上がった)[4]。
- 『1492 コロンブス』(原題:1492: Conquest of Paradise)とどちらがコロンブスの名を(英語の)タイトルに付けるか裁判で争われた結果、『コロンブス』側が勝訴したため、『1492-』側はコロンブスの名をタイトルに付ける事が出来なかった。
脚注
編集- ^ “EPIC `1492' FILM CAPTURES ENERGY OF EXPLORER'S TIMES BEDEVILED VISIONARY Series: DISCOVERING COLUMBUS: 1492 -- Second of Three Parts.”. Morning Call
- ^ “Christopher Columbus: The Discovery”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年4月6日閲覧。
- ^ a b “Christopher Columbus: The Discovery/Trivia”. imdb.com. 2011年9月13日閲覧。
- ^ “A Family Feud in Wake of 'Columbus' : Movies: Ilya Salkind has sued Alexander, his father and producing partner, for breach of contract, fraud and racketeering.”. The Los Angeles Times