グラウケ (小惑星)
小惑星
グラウケ[1] (288 Glauke) は小惑星帯にある小惑星の一つ。1890年2月20日にデュッセルドルフでロベルト・ルターによって発見された。彼が発見した最後の小惑星である。
グラウケ 288 Glauke | |
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分類 | 小惑星 |
軌道の種類 | 小惑星帯 |
発見 | |
発見日 | 1890年2月20日 |
発見者 | ロベルト・ルター |
軌道要素と性質 元期:2007年10月27日 (JD 2,454,400.5) | |
軌道長半径 (a) | 2.756 AU |
近日点距離 (q) | 2.178 AU |
遠日点距離 (Q) | 3.335 AU |
離心率 (e) | 0.210 |
公転周期 (P) | 4.58 年 |
軌道傾斜角 (i) | 4.33 度 |
近日点引数 (ω) | 83.17 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 120.56 度 |
平均近点角 (M) | 209.86 度 |
物理的性質 | |
直径 | 32.21 km |
質量 | 3.5 ×1016 kg |
平均密度 | 2.0? g/cm3 |
表面重力 | 0.0090 m/s2 |
脱出速度 | 0.0170 km/s |
自転周期 | 1,200 時間 (50 日) |
スペクトル分類 | S |
絶対等級 (H) | 9.84 |
アルベド(反射能) | 0.1973 |
色指数 (B-V) | 0.845 |
色指数 (U-B) | 0.407 |
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ギリシア神話に登場するクレオンの娘グラウケ (Glauce) にちなんで命名された。
自転周期が50日もあり、太陽系の惑星以外の天体の中ではかなり長い部類である。(4179) トータティスと同じように“転げ回って”いるとも考えられている。
出典
編集- ^ 『オックスフォード天文学辞典』(初版第1刷)朝倉書店、123頁。ISBN 4-254-15017-2。
関連項目
編集外部リンク
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