アルテラ
アルテラ(Altera Corporation、NASDAQ: ALTR)はかつて存在したアメリカのプログラマブルロジックデバイスの代表的企業。2015年にインテルのFPGA部門となった。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンノゼ |
設立 | 1983年 |
業種 | 半導体 |
事業内容 | プログラマブルロジックデバイスの開発および販売 |
外部リンク | http://www.altera.com/ |
特記事項:2015年のインテルによる買収により消滅 |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒163-1332 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー32階 |
設立 | 1990年 |
業種 | 半導体 |
法人番号 | 4011101016211 |
外部リンク | http://www.altera.co.jp/ |
特記事項:2015年の米国本社の買収により、インテル日本法人に吸収合併される形で消滅し、現存しない |
概要
編集SigneticsやMMIに続くプログラマブルロジックのパイオニア的企業の一つであった。システムオンプログラマブルチップを可能にするべく、様々な技術を開発。中にはチップ中にメモリやマイクロプロセッサ、トランシーバを埋め込んだものも存在する。
経営能力に優れた企業としても知られていた。130nmと90nmプロセスの製品群での成功がよい事例となっている。また、デバイス性能としても消費電力や動作速度が群を抜いている。
半導体ベンダーだが、自社では研究開発・設計と販売を行い、製造はTaiwan Semiconductor Manufacturing Corporation(TSMC)等に任せていた(これはインテル買収後も変わらない)。
ライバル企業にはザイリンクス、ラティス、アクテル、クイックロジック、アトメルなどがある。
2015年6月、インテルが167億ドルで買収することで合意したと発表[1]。12月に買収手続きを完了[2]し、以後はインテルのFPGA部門として活動していた。
2024年2月29日(米国時間)、インテルがFPGAを扱う新会社として「Altera」を設立することを正式発表した。[3]
主な製品(買収前)
編集- FPGA
- Stratix - ハイエンド
- Stratix V
- Stratix IV
- Stratix III
- Stratix II GX
- Stratix II
- Stratix GX
- Stratix
- Arria - ミッドレンジ
- Arria V
- Arria II GZ
- Arria II GX
- Arria GX
- Cyclone - 低コスト
- Cyclone V
- Cyclone IV
- Cyclone III
- Cyclone II
- Cyclone
- Stratix - ハイエンド
- CPLD
- MAX
- MAX V
- MAX IIZ
- MAX II
- MAX 3000A
- MAX 7000S
- MAX
- ASIC
- HardCopy
- HardCopy V
- HardCopy IV
- HardCopy III
- HardCopy II
- HardCopy Stratix
- HardCopy APEX
- HardCopy
- AHDL - ハードウェア記述言語
- Nios II - ソフトプロセッサ
脚注
編集- ^ “米インテル、アルテラ買収を発表”. ロイター (2015年6月1日). 2015年6月2日閲覧。
- ^ CLARK, DON. “インテル、アルテラ買収を完了 事業拡大に弾み”. WSJ Japan. 2019年5月21日閲覧。
- ^ “Intel Launches Altera, Its New Standalone FPGA Company”. インテル (2024年2月29日). 2024年3月2日閲覧。
外部リンク
編集※現在はインテルサイトにリダイレクトされる