かとう唯

日本のミュージカル女優、女性歌手、タレント

かとう 唯(かとう ゆい、1990年6月30日 - )は、日本ミュージカル女優女性歌手タレントだじゃれアンバサダー。D1だじゃれグランプリ2024王者。初代ミス・ティアーズ ジャパン(泣き顔の美しさを競うミスコン)グランプリ受賞。三重県出身。

かとう ゆい
かとう 唯
プロフィール
生年月日 1990年6月30日
現年齢 34歳
出身地 日本の旗 日本三重県
血液型 A型
公称サイズ(時期不明)
身長 / 体重 155 cm / 45 kg
BMI 18.7
スリーサイズ 80 - 58 - 85 cm
靴のサイズ 23.5 cm
活動
ジャンル 女優
他の活動 歌手
モデル
だじゃれアンバサダー
事務所 株式会社ショーデザイン(SHOW DESIGN INC.)
モデル: テンプレート - カテゴリ

活動履歴

編集

幼少時にミュージカルアニー』に憧れ[1]、小学校3年生の時から地元劇団でミュージカルの舞台に立つ[2]。初舞台の作品が宝塚ミュージカルコンクールで金賞を獲得。3年連続でその作品に出演。

2011年に名古屋ビアガーデン・マイアミマイちゃんアミちゃんのマイちゃんとしてアイドルデビュー。芸能活動開始。[3]

2012年3月31日に平成琴姫加藤唯としてライブデビュー。2013年6月、平成琴姫の初シングル「メロディ」発売。オリコンインディーズランキング1位獲得。同年10月には平成琴姫のメンバーとして『銭形金太郎』(テレビ朝日)に出演している[4]

2014年4月、平成琴姫の2ndシングル「Darkness」でオリコンウィークリーランキング13位、デイリーランキング2位[5]。2015年2月、自身が作詞した平成琴姫のシングル「乙女革命」がオリコンウィークリーランキング19位、デイリーランキング3位を獲得した[6]

2015年3月、新宿ReNYでの平成琴姫ワンマンライブ「夢見月 春一番!」よりかとう唯に改名[7]

2015年6月に平成琴姫から桃屋マミ、沙月美祐が卒業したことで、暫定的にソロ活動を行う。平成琴姫の新メンバーオーディションにはかとう自身も審査員として参加した[8]。2015年7月には新メンバーを迎えた平成琴姫のリーダーとして、ロンドンの日本文化イベント「HYPER JAPAN 2015」にて海外デビューを果たした。

2016年7月9日、再びミュージカルの舞台出演を目指して、川崎クラブチッタのワンマンライブで平成琴姫を卒業。同年11月27日のワンマンライブでソロで活動を再開し[9]、同年12月にはミュージカル座公演『スペリング・ビー』への出演を果たした。2017年6月には初のソロシングルCDとして、かとう自ら作詞作曲した「夢をカタチに」をリリースした。以降は舞台出演をメインとし、ライブ、テレビ・CM出演なども行っている。

2019年8月8日に公式YouTubeチャンネル『ゆいチューブ』を開設した[10]

幼い頃からのダジャレ(駄洒落)好きを活かしての活動も多く、ダジャレをテーマにしたテレビ番組への出演や、ダジャレを多く使った楽曲の発表も行った。2020年8月31日には、日本だじゃれ活用協会が9月1日を「だじゃれの日」と定めたことにともなって「だじゃれアンバサダー」に就任し[11]、2022年9月1日には日本だじゃれ活用協会認定ファシリテーターの資格を取得した[12]。2022年12月には小学校で講師デビューを果たす。また、尊敬する芸能人がデーブスペクターであると公言している事から埼玉県出身という説があるが、三重県出身である。

2021年に芸能活動10周年を記念し、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施。プロジェクト開始初日の3月31日にツイキャスで生配信を行い、その配信時間中に100万円の目標を達成。最終的に200万円以上の支援を集める。

CAMPFIREスタッフによると、初日の配信中に目標を達成したケースは初めてだったとのこと[13]
このプロジェクトはオリジナルソング「ダジャロック!」のMUSIC VIDEO作成と樫原伸彦への新曲作成依頼を目的としており、同プロジェクトが成功したことによって「ダジャロック!」のMUSIC VIDEOは作成される事となり、自身のYouTubeチャンネルにて公開された[14]
また、新曲「東京プリンセスストーリー」(作詞:かとう唯、作曲:樫原伸彦、編曲:難波研)も作成されて2021年10月29日に配信開始し、2021年12月19日に同曲のMUSIC VIDEOがYouTubeチャンネルにて公開された[15][16]

埼玉県加須市で行われた「D1だじゃれグランプリ2022」に初出場し3位銅メダイを獲得。「D1だじゃれグランプリ2023」では、準決勝で自身のファンと対戦。全く手加減をしないファンと大接戦の上、決勝に進出するも、惜しくも優勝を逃して2位銀メダイとなる。「D1だじゃれグランプリ2024」優勝。悲願の金メダイを獲得。3年連続でメダイを獲得し、金銀銅すべてのメダイをコンプリートした。

2022年7月9日(泣く日)、千葉県銚子市で行われた泣き顔の美しさを競うミスコン「ミス・ティアーズ ジャパン」に出場し、初代グランプリに輝く。銚子電鉄「銚電感涙大使」の称号が授与され[17]、副賞として石田純一いしだ壱成親子初共演映画『散歩屋ケンちゃん』の出演権を獲得し、同映画は2023年7月7日に公開した[18]

2022年11月1日、新宿ReNYでのライブをもって2015年5月から7年半所属した株式会社プリュとの契約を終了、その後2023年7月7日に株式会社ショーデザインへの所属を自身のtwitterアカウントで発表した[19]

人物

編集
  • 幼い頃からダジャレ(駄洒落)が好きで、ダジャレのタレント「ダジャレント」を自称していたが、2019年10月には日本だじゃれ活用協会から「注目のだじゃらー」としてインタビューを受け[20]、2020年9月1日に「だじゃれアンバサダー」に就任。「飯尾和樹のぺっこり☆だじゃれ研究会」や「天才てれびくんhallo,」などダジャレ関連のテレビ番組に出演している[21][22]
  • 好きな食べ物はアボカドグミ。アボカドは平成琴姫での自己紹介にも取り入れていた。[23]
  • 魚介類が苦手で刺身が食べられず人生半分を損していたが、マグロやハマチなど食べられるようになった。

作品

編集

シングル

編集
  • 夢をカタチに(2017年6月30日 RIPPLE-0005)
  1. 夢をカタチに
  2. 晴れ ときどき 晴れ
  3. 夢をカタチに Instrument
  4. 晴れ ときどき 晴れ Instrument

配信楽曲

編集
  • ダジャロック!(2020年1月13日 DAJARECORDS)
  • 心配性(2020年10月21日 DAJARECORDS)
  • 東京プリンセスストーリー(2021年10月30日 DAJARECORDS)

写真集

編集

涙活9周年×銚子電鉄99周年企画「ミス・ティアーズ 泣き顔写真集」(2022年8月9日)- 撮影:山岸伸

デジタル写真集

編集
  • ゆいのゆーいぎな時間 完全版: かとう唯デジタル写真集 Kindle版(2020年12月22日)ASIN B08R71GJ11
  • 今日、休みなんやん。: かとう唯デジタル写真集 Kindle版(2022年1月26日)ASIN B09RB9VR2S

主な出演

編集

舞台

編集
  • 「天国のシャボン玉ホリデー」(2015年3月、日本喜劇人協会) - ユミ(ザ・ピーナッツ) 役
  • 「スペリング・ビー」(2016年12月、ミュージカル座) - ヒロイン オリーブ・オストロフスキー[27]
  • 「マリオネット」(2017年5月、ミュージカル座) - ヒロイン ソフィー[28]
  • 「RANGER」(2017年12月、ミュージカル座) - ヒロイン 結城花菜[29]
  • 「ソレイル〜太陽の王様〜」(2018年5月 - 6月、IFYプロジェクトミュージカル) - 王子 役
  • 「アワード」(2018年10-11月、ミュージカル座) - ジョディ・ケリー 役[30]
  • 「卓球☆ウォーズ」(2018年11月 - 12月、ミュージカル「卓球☆ウォーズ」実行委員会) - 井村穂香 役
  • 「タイム・フライズ」(2019年2月、ミュージカル座) - 板岡ひとみ 役[31]
  • 「プロパガンダ・コクピット」(2019年4月、ミュージカル座) - タレント 役[32]
  • 「ZERO 公安警察特殊部隊『霧組』」(2019年6月、toshiLOG) - ダブルヒロイン 斎藤莉子
  • 「GODSPELL」(2019年11月 - 12月、ミュージカル座) - woman2 役[33]
  • 「クリスマスに歌えば」(2019年12月、ミュージカル座) - [34]
  • 「大人になったピノッキオ」(2021年2月、THEATRE UBUNTU) - 妻 役[35]
  • 「明治座7月純烈公演『ラブレターを取り返せ!』」(2021年7月、明治座) - ドロシー 役[36]
  • 「サイト」(2021年12月、ミュージカル座) - 主役 ひきこもりっこ[37]
  • 「プロパガンダ・コクピット」(2022年4月、ミュージカル座) - ヒロイン ユズ[38]
  • 「YOKOHAMA Short Stories」(2022年10月、ウキヨホテルプロジェクト) - シウマイガール 他役[39]
  • 「TRIANGLE」(2022年11月 - 12月、お座敷コブラ) - 山口弓 役[40]
  • 「クリスマスに歌えば」(2022年12月、ミュージカル座) [41]
  • 「LIFE IS DERBY 〜朝もやの向こうから〜」(2023年11月、東員ミュージカル) - 北野千夢 役

映画

編集
  • 石田純一・いしだ壱成初共演映画『散歩屋ケンちゃん』(2023年7月7日より全国順次公開)

イベント

編集
  • 『月曜のガチャガチャしたモリシー。』Presented by TAMA-KYU(2022年9月19日) - だじゃれアンバサダーとしてゲスト出演、『ダジャレで覚える47都道府県(残酷な天使のテーゼの替え歌)』の生演奏バージョンでフリップ芸を披露。のど自慢大会優勝
  • 日野日出志の画業55周年記念イベント『日野フェス』- 渋谷Spotify O-EAST(2022年9月27日)[42] - MCとして出演
  • 映画『散歩屋ケンちゃん』初日舞台挨拶 - 池袋シネマ・ロサ(2023年7月7日)[43] - MCとして出演

新聞

編集
  • 中日新聞(2022年7月29日)〈ゼロからのナゴヤアイドル学〉「マイアミ」OG 夢の舞台俳優に[44]

テレビ

編集

ラジオ

編集
  • オンガクノススメ(2021年10月5日、12日、みのおFM) - だじゃれアンバサダーとしてゲスト出演
  • 天才・ガリンペイロの元気が出るラジオ(2021年12月3日、鳥越アズーリFM) - ゲスト出演
  • パンサー向井の#ふらっと「ドッキドキ!協会マッチング」[46](2022年5月31日、TBSラジオ)- だじゃれアンバサダーとしてゲスト出演
  • 月曜のガチャガチャした話し。 [47] (2022年7月18日、ニッポン放送)- だじゃれアンバサダーとしてゲスト出演
  • 西室真希の旅するクローゼット(2022年10月15日 Spotify) - ゲスト出演
  • パンサー向井の#ふらっと「ドッキドキ!協会マッチング」(2023年1月3日、TBSラジオ)- だじゃれアンバサダーとしてゲスト出演
  • 多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N「こんな協会ありまっせ!」[48](2023年1月31日、CBCラジオ)- だじゃれアンバサダーとしてゲスト出演
  • MORNING BOOOOOOST「THE FOCUS」(2023年6月6日、ZIP-FM)- だじゃれアンバサダーとしてゲスト出演
  • パンサー向井の#ふらっと「ドッキドキ!協会マッチング」(2024年1月16日、TBSラジオ)-D1だじゃれグランプリ2024優勝者としてコメント出演

ネット配信

編集

脚注

編集

出典

編集
  1. ^ 『アイドル最前線2014』、洋泉社、2014年、ISBN 978-4-8003-0338-7
  2. ^ 『LIVEアイドル図鑑 Vol.2』、オークラ出版、2014年、ISBN 978-4-7755-2211-0
  3. ^ “〈ゼロからのナゴヤアイドル学〉stage15 「マイアミ」OG 夢の舞台俳優に 下積み経て今がある”. 中日新聞. (2022年7月29日). https://www.chunichi.co.jp/article/516975?rct=culture 
  4. ^ 銭金あり加藤(;O;)”. ゆいのラララ日記♪. 2013年10月4日閲覧。
  5. ^ “週間シングルランキング 2014年4月21日付”. ORICON NEWS (オリコン). (2014年2月21日). https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2014-04-21/p/2/ 2018年6月16日閲覧。 
  6. ^ “週間シングルランキング 2015年2月16日付”. ORICON NEWS (オリコン). (2015年2月16日). https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2015-02-16/p/2/ 2018年6月16日閲覧。 
  7. ^ 夢見月〜春一番!〜 ありかとう!!”. ゆいのラララ日記♪. 2015年3月9日閲覧。
  8. ^ 「オーディションの募集要項も自分から提案してみました」 “一人残された”かとう唯、“新生平成琴姫”に向けて奮闘中!”. おたぽる. 2015年5月10日閲覧。
  9. ^ 再出発の日”. ゆいのラララ日記♪. 2016年11月27日閲覧。
  10. ^ はじめました!!”. ゆいのラララ日記♪. 2019年8月9日閲覧。
  11. ^ 9月1日は『だじゃれの日』  記念日認定&かとう唯さんが『だじゃれアンバサダー』に就任決定!”. @Press. 2020年8月31日閲覧。
  12. ^ @yuimscl0630 (2022年9月1日). "だじゃれ講師の認定試験 無事に合格". X(旧Twitter)より2022年9月1日閲覧
  13. ^ クラウドファンディングSTART!そしてまさかの...”. 2021年4月1日閲覧。
  14. ^ かとう唯「ダジャロック!」MV」ゆいチューブ、2021年9月1日。YouTubeより2021年9月1日閲覧
  15. ^ かとう唯「東京プリンセスストーリー」MV」ゆいチューブ、2021年12月19日。YouTubeより2021年12月19日閲覧
  16. ^ ミュージカル女優、かとう唯。自身の歩みを投影したMVを公開!!”. FeeD Special Music (2021年12月21日). 2022年1月10日閲覧。
  17. ^ ミス・ティアーズ ジャパン”. 公式サイト. 2022年7月9日閲覧。
  18. ^ 映画『散歩屋 ケンちゃん』公式サイト”. 「散歩屋ケンちゃん」製作委員会. 2023年7月7日閲覧。
  19. ^ @yuimscl0630 (2023年7月1日). "【ご報告】". X(旧Twitter)より2023年7月1日閲覧
  20. ^ 注目のだじゃらー Vol.25 ミュージカル女優 かとう唯ちゃん”. 日本だじゃれ活用協会. 2019年10月30日閲覧。
  21. ^ a b 飯尾和樹のぺっこり☆だじゃれ研究会 | BS朝日
  22. ^ メディア出演情報”. ゆいのラララ日記♪. 2020年2月4日閲覧。
  23. ^ 『LIVEアイドル図鑑Vol.6』(2014年、オークラ出版ISBN 978-4-7755-2352-0
  24. ^ 『LIVEアイドル図鑑Vol.6』(2014年、オークラ出版)ISBN 978-4-7755-2352-0
  25. ^ 『Top Yell』(2014年5月、竹書房)
  26. ^ AERA』(2014年12月1日、朝日新聞出版
  27. ^ ブロードウェイ・ミュージカル「スペリング・ビー」キャスト発表”. ミュージカル座. 2016年10月9日閲覧。
  28. ^ 「マリオネット」全キャスト発表”. ミュージカル座. 2017年3月27日閲覧。
  29. ^ 「RANGER-レンジャー-」全キャスト発表”. ミュージカル座. 2017年10月5日閲覧。
  30. ^ 「アワード」全キャスト発表”. ミュージカル座. 2018年8月27日閲覧。
  31. ^ 「タイム・フライズ」全キャスト発表”. ミュージカル座. 2018年12月19日閲覧。
  32. ^ 「プロパガンダ・コクピット」全キャスト発表”. ミュージカル座. 2019年2月4日閲覧。
  33. ^ 「GODSPELL」全キャスト発表”. ミュージカル座. 2019年10月4日閲覧。
  34. ^ 「クリスマスに歌えば」大人キャスト発表”. ミュージカル座. 2019年8月9日閲覧。
  35. ^ 大人になったピノッキオ 上演のお知らせ”. THEATRE UBUNTUのブログ. 2020年12月31日閲覧。
  36. ^ 明治座7月純烈公演”. 明治座 公演一覧. 2021年4月6日閲覧。
  37. ^ 「サイト」公演情報&主演キャスト発表”. ミュージカル座. 2021年9月21日閲覧。
  38. ^ 「プロパガンダ・コクピット」全キャスト写真公開”. ミュージカル座. 2022年3月6日閲覧。
  39. ^ キャスト紹介ページ公開&NEWS”. Ukiyo Hotel Project. 2022年8月20日閲覧。
  40. ^ 14畳目公演「TRIANGLE」”. お座敷コブラ公式ホームページ. 2022年9月15日閲覧。
  41. ^ 「クリスマスに歌えば」キャスト発表”. ミュージカル座. 2022年11月8日閲覧。
  42. ^ 耳マン〈日野日出志の画業55周年記念イベント『日野フェス』レポート!〉
  43. ^ 映画『散歩屋ケンちゃん』初日舞台挨拶
  44. ^ 中日新聞〈ゼロからのナゴヤアイドル学〉
  45. ^ lol-planets #16(2021/12/8放送)」テレビ神奈川 tvk3ch、2021年12月9日。YouTubeより2021年12月9日閲覧
  46. ^ パンサー向井の#ふらっと(TBSラジオ)
  47. ^ 月曜のガチャガチャした話し。(ニッポン放送)
  48. ^ 多田しげおの気分爽快!!~朝からP•O•N(CBCラジオ)

外部リンク

編集