英国の有名な観光地、ロンドン・ダンジョンはこのほど「ネズミカフェ」をオープンした。お客はネズミと触れ合い、マイナスのイメージを変えることができる。国際在線が英デイリー・メールの1日付報道として伝えた。
ロンドン・ダンジョンは英国で最も恐ろしい観光地の一つで、ロンドンの歴史の暗黒面を展示している。ここにオープンした「ネズミカフェ」では、お客がネズミと遊びながらコーヒーを楽しむことができる。
ネズミカフェのアイデアは日本で流行している「ネコカフェ」から着想したものだ。ネコカフェではネコと一緒にランチなどを楽しむことができるが、ロンドンのネズミカフェではネズミがお供をしてくれる。もし食欲に問題なければ、ネズミカフェでのランチを楽しんでみるのもよいかもしれない。
カフェの健康や安全面では心配することはない。提供される食品や飲料にはネズミの成分は含まれていない。ただネズミたちが部屋の中を走り回り、時には来店者の肩に上ってきたりすることもある。こうした奇抜な食事はユニークで、また今までネズミにつきものだったマイナスのイメージを変える意図もある。
ロンドン・ダンジョンの管理人、Hywel Mathiasさんは「歴史全体を通じて、ネズミは中世のペストからビクトリア時代の悪臭にいたる謂れのない悪評を受けている。こうした観念に挑戦し、ネズミのユニークで楽しい面を見せたいと考えた」と語る。
ネズミカフェでは現在18匹のネズミを飼っているが、彼らの主な仕事は人間と付き合うことだ。「この18匹のネズミはとても人気者だ。来店者は身近に彼らと接し、本当の姿を理解することができる」とMathias氏。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年7月3日