大阪府警は29日、高槻署地域課の男性警部補(51)の私有PCがウイルスに感染し、警察官の住所録などがファイル交換ソフト「Winny」を通じて流出したと発表した。
大阪府警によれば、流出した情報には警察官の住所録や緊急連絡網などのほか、110番通報の受理報告書1件が含まれていたという。24日に警部補の私有PCがウイルスに感染し、データが流出。27日に、データが流出しているという書き込みが掲示板にあったとする匿名の通報を受け、事態が発覚した。
大阪府警では、警察情報の持ち帰りやWinnyの使用を禁止していたが、警部補は「Winnyは使用していない」と虚偽報告していた。警部補の処分については、現在検討中としている。
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■URL
大阪府警察
http://www.police.pref.osaka.jp/
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( 三柳英樹 )
2007/10/30 13:09
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