|
「Windows Defender」の画面(英語版)
|
米Microsoftは23日、スパイウェア対策ソフト「Windows Defender」の正式版を公開した。現時点で正式版は英語版のみの公開となっており、日本語版については近日公開予定としている。
Windows Defenderは、スパイウェアなどの迷惑ソフトウェアを検出し、削除するソフトウェア。対応OSはWindows XP SP2およびWindows Server 2003 SP1で、次期OS「Windows Vista」にも標準搭載される。Microsoftのサイトから無償でダウンロード可能で、障害に対するサポートも2件無料で利用できる。
Windows Defenderでは、スパイウェアのインストールを防止するリアルタイム保護機能と、ハードディスク内のスパイウェアを検出するスキャン機能を提供する。リアルタイム保護機能では、スパイウェアが実行された段階だけでなく、インターネットからスパイウェアのファイルをダウンロードした時点でも検出可能。検出したスパイウェアは危険度が表示され、ユーザーが削除するかどうかを指定できる。
関連情報
■URL
Windows Defender(英語版)
http://www.microsoft.com/athome/security/spyware/software/default.mspx
Windows Defender(日本語版、現時点ではベータ2を公開中)
http://www.microsoft.com/japan/athome/security/spyware/software/default.mspx
■関連記事
・ スパイウェア対策ソフト「Windows Defender」日本語ベータ版が公開(2006/06/02)
・ 「Windows Defender Beta 2」は普通のユーザー向けに再デザイン(2006/09/19)
( 三柳英樹 )
2006/10/24 17:56
- ページの先頭へ-
|