米Googleは3日、Webページに貼り付けることでGoogleが提供する関連コンテンツへのリンクを表示できる「Google Related Links」のベータテストを開始した。現在、Googleの実験的技術を発表するサイト「Google Labs」に掲示されており、さらなる改良のためにユーザーからのフィードバックを求めている。
Google Related Linksの利用方法は、Google AdSenseとよく似ている。Google Related Linksユニットを表示する大きさをバナー、リーダーボード、レクタングル(小)、レクタングル(中)という4種類から選び、表示するリンクの種類と色を選択すると、自動的にJavaScriptを含んだHTMLコードが生成される。それを自分のWebサイトのソースコードに貼り付けるだけだ。
設定した通りにGoogle Related Linksユニットが表示されると、Googleの関連検索を表示する「Searches」、コンテンツと連動した関連ニュースを表示する「News」、関連した内容のWebページを表示する「Webpages」の最大3種類のタブを表示させることができる。それらのタブをクリックすると、ユニットエリアの中に関連するリンクが表示される。
現時点でGoogle Related LinksをWebページに貼り付けるメリットは、自分のWebサイトの閲覧者に対して関連するコンテンツを提示できる以外には特にない。しかしGoogleは将来的に、Google Related Linksを利用することでいくらかの金銭的な報酬を提供することに含みを持たせている。また、Google Related Linksの利用方法はGoogle AdSenseとよく似ているが、Google Related Links自体はGoogle AdSense利用者でなくても、誰でも利用できる。
関連情報
■URL
Google Related Links(英文)
http://www.google.com/relatedlinks/
( 青木大我 [email protected] )
2006/04/04 13:07
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