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プレイステーション・ポータブル(PSP)
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ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は17日、一部サイトを通じて流出したプレイステーション・ポータブル(PSP)用とされるアップデートファイルをインストールしないように警告することを明らかにした。「できるだけ早くWebサイトなどでユーザーに警告する」という。
SCEIでは「流出したファイルは、ソニーの検証用サーバーからダウンロードされたものだ」とコメント。「確かにSCEIで開発したが、あくまでダミーファイルで、正式にリリースしたものではない。適用してしまうとPSPが故障してしまう場合もある」という。なお、この件で故障してしまったPSPについては今後、有償での修理を受け付ける予定だ。
また、一部サイトではダミーファイルのスクリーンショットも流出。こちらの画像では、メールクライアントやブラウザのほか、ワープロ、表計算などの機能も実装されるかに見えたが、「PSPでは、ネットワークを通じてシステムのバージョンアップが行なえる機能を実装しているが、追加する機能は現時点で未定だ」とコメントした。
アップデートファイルの流出については「SCEIではPSP本体からアクセスできる専用サイトを作成中で、専用サイトにアクセスした一部ユーザーが、サイトの構造を解析して検証用サーバーにアクセスした。そこから今回のダミーファイルをダウンロードしたのではないか」と推測している。
関連情報
■URL
ソニー・コンピュータエンタテインメント
http://www.scei.co.jp/
PSP本体ソフトウェアの書き換えファイルに関するご注意
http://www.scei.co.jp/corporate/info/050117.html
関連記事:SCEI、「PSP」を標準価格20,790円で12月12日に発売(Broadband Watch)
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/7226.html
( 鷹木 創 )
2005/01/17 17:37
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