Linux/パフォーマンスや負荷を調査するコマンド
客先のLinuxサーバーの調子が悪く、その調査のために使用したコマンド等を備忘録として残しておきます。
■CPU使用率
CPU使用率を調べるには「top」コマンドを使用します。
topコマンドはシステム全体のCPUやメモリの使用率を5秒おきに表示します。
# top
top - 15:50:53 up 617 days, 7 min, 1 user, load average: 0.10, 0.04, 0.01
Tasks: 69 total, 1 running, 68 sleeping, 0 stopped, 0 zombie
Cpu(s): 0.0%us, 0.1%sy, 0.0%ni, 99.9%id, 0.0%wa, 0.0%hi, 0.0%si, 0.0%st
Mem: 1034012k total, 772488k used, 261524k free, 305904k buffers
Swap: 2096472k total, 92k used, 2096380k free, 416308k cached
PID USER PR NI VIRT RES SHR S %CPU %MEM TIME+ COMMAND
1 root 15 0 2060 648 556 S 0.0 0.1 3:45.77 init
2 root RT -5 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 migration/0
3 root 34 19 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 ksoftirqd/0
4 root RT -5 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 watchdog/0
5 root 10 -5 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.31 events/0
99.9%id からCPUに負荷がかかっていないことが確認できます。
■メモリ使用量
メモリの使用量はtopからわかりますが、Linuxは空きメモリがあるとすべてキャッシュに
まわそうとするので「free」コマンドで確認します。
# free
total used free shared buffers cached
Mem: 1034012 772444 261568 0 305904 416332
-/+ buffers/cache: 50208 983804
Swap: 2096472 92 2096380
この結果から980MBぐらい空いているのがわかります。
■CPU・メモリ・ディスクI/Oを表示
# vmstat
procs -----------memory---------- ---swap-- -----io---- --system-- -----cpu------
r b swpd free buff cache si so bi bo in cs us sy id wa st
0 0 92 261544 305916 416340 0 0 0 9 1 0 0 0 100 0 0
#
ディスクI/Oを調査するには、biとboの値を確認します。この値が高いからどうのという
ことはありませんが、高い値が長時間続く場合はディスクI/Oが頻発しています。
※bi=ブロックデバイスから受け取ったブロック bo=ブロックデバイスに送られたブロック
■ディスクの転送速度を測定
# hdparm -Tt /dev/sda1
/dev/sda1:
Timing cached reads: 4816 MB in 2.00 seconds = 2408.83 MB/sec
Timing buffered disk reads: 230 MB in 3.01 seconds = 76.52 MB/sec
#
hdparmコマンドに -Ttをつけることでキャッシュとバッファの両方が測れます。
■TCPコネクション数
# netstat -an | wc -l
119
#
TCPコネクション数は119と少ないです。イントラネットに置いているサーバーなので
こんなものでしょう。コネクション数は数千ぐらいでしたら問題ありません。
■システムリソース監視ツール
自動でリソースを監視してログを吐いてくれるツールがないかなと探していたら
ありました！sysstatという非常に便利なツールです。RedHatやCentOSなら、
yum install sysstatでインストールから設定まで自動でやってくれます。
インストールすると/etc/cron.d/sysstatでcronの設定が行われ、/var/log/sa/に
情報が保存されます。保存された情報はsarコマンドで表示します。
# sar -u
Linux 2.6.18-92.1.22.el5 (xx.xxxxx.jp) 10/27/2010
12:00:01 AM CPU %user %nice %system %iowait %steal %idle
12:10:01 AM all 0.02 0.00 0.08 0.03 0.00 99.87
12:20:01 AM all 0.03 0.00 0.08 0.03 0.00 99.87
12:30:01 AM all 0.02 0.00 0.08 0.03 0.00 99.86
.
.
.
.
.
Average: all 0.04 0.00 0.09 0.04 0.00 99.83
#
sysstatの設定と仕組みはここに詳しく書かれています。
【追記】
うげぇ、出力結果のレイアウトが崩れてやがる。。。見辛くてすみません！でも修正する気はありません(キリッ)
■CPU使用率
CPU使用率を調べるには「top」コマンドを使用します。
topコマンドはシステム全体のCPUやメモリの使用率を5秒おきに表示します。
# top
top - 15:50:53 up 617 days, 7 min, 1 user, load average: 0.10, 0.04, 0.01
Tasks: 69 total, 1 running, 68 sleeping, 0 stopped, 0 zombie
Cpu(s): 0.0%us, 0.1%sy, 0.0%ni, 99.9%id, 0.0%wa, 0.0%hi, 0.0%si, 0.0%st
Mem: 1034012k total, 772488k used, 261524k free, 305904k buffers
Swap: 2096472k total, 92k used, 2096380k free, 416308k cached
PID USER PR NI VIRT RES SHR S %CPU %MEM TIME+ COMMAND
1 root 15 0 2060 648 556 S 0.0 0.1 3:45.77 init
2 root RT -5 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 migration/0
3 root 34 19 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 ksoftirqd/0
4 root RT -5 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.00 watchdog/0
5 root 10 -5 0 0 0 S 0.0 0.0 0:00.31 events/0
99.9%id からCPUに負荷がかかっていないことが確認できます。
■メモリ使用量
メモリの使用量はtopからわかりますが、Linuxは空きメモリがあるとすべてキャッシュに
まわそうとするので「free」コマンドで確認します。
# free
total used free shared buffers cached
Mem: 1034012 772444 261568 0 305904 416332
-/+ buffers/cache: 50208 983804
Swap: 2096472 92 2096380
この結果から980MBぐらい空いているのがわかります。
■CPU・メモリ・ディスクI/Oを表示
# vmstat
procs -----------memory---------- ---swap-- -----io---- --system-- -----cpu------
r b swpd free buff cache si so bi bo in cs us sy id wa st
0 0 92 261544 305916 416340 0 0 0 9 1 0 0 0 100 0 0
#
ディスクI/Oを調査するには、biとboの値を確認します。この値が高いからどうのという
ことはありませんが、高い値が長時間続く場合はディスクI/Oが頻発しています。
※bi=ブロックデバイスから受け取ったブロック bo=ブロックデバイスに送られたブロック
■ディスクの転送速度を測定
# hdparm -Tt /dev/sda1
/dev/sda1:
Timing cached reads: 4816 MB in 2.00 seconds = 2408.83 MB/sec
Timing buffered disk reads: 230 MB in 3.01 seconds = 76.52 MB/sec
#
hdparmコマンドに -Ttをつけることでキャッシュとバッファの両方が測れます。
■TCPコネクション数
# netstat -an | wc -l
119
#
TCPコネクション数は119と少ないです。イントラネットに置いているサーバーなので
こんなものでしょう。コネクション数は数千ぐらいでしたら問題ありません。
■システムリソース監視ツール
自動でリソースを監視してログを吐いてくれるツールがないかなと探していたら
ありました！sysstatという非常に便利なツールです。RedHatやCentOSなら、
yum install sysstatでインストールから設定まで自動でやってくれます。
インストールすると/etc/cron.d/sysstatでcronの設定が行われ、/var/log/sa/に
情報が保存されます。保存された情報はsarコマンドで表示します。
# sar -u
Linux 2.6.18-92.1.22.el5 (xx.xxxxx.jp) 10/27/2010
12:00:01 AM CPU %user %nice %system %iowait %steal %idle
12:10:01 AM all 0.02 0.00 0.08 0.03 0.00 99.87
12:20:01 AM all 0.03 0.00 0.08 0.03 0.00 99.87
12:30:01 AM all 0.02 0.00 0.08 0.03 0.00 99.86
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Average: all 0.04 0.00 0.09 0.04 0.00 99.83
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sysstatの設定と仕組みはここに詳しく書かれています。
【追記】
うげぇ、出力結果のレイアウトが崩れてやがる。。。見辛くてすみません！でも修正する気はありません(キリッ)
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