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サイゼリヤ100%☆活用術 前編

先日ネットで妙な記事を見かけた。
女子を誘ってドン引きされる/許される飲食店、というタイトルで、要するに名の知られたチェーンの飲食店をそういう基準で格付けした物である。
ネットによくある雑なネタ記事というそれ以上でもそれ以下でもない他愛もない内容ではあったが、世の中の人々がチェーンの飲食店に対して抱くパプリックイメージの一つの典型という意味ではそれなりに興味深い物であった。
「女子を誘って許されるチェーン店」としては、まあ容易に予想のつくところだが、ロイヤルホストやスタバみたいな比較的高単価かスタイリッシュな店が並び、「要審議の店」「論外の店」と格落ちすると、マックや松屋などの、安くて実用本位の店が並ぶ。
その最底辺のカテゴリーの中には当然、サイゼリヤもあった。
まあそのこと自体は不思議でもないのだが、よく見ると、その一つ上のランクにはジョリーパスタがあり、さらに最高ランクには洋麺屋五右衛門がある、というのはどう考えてもおかしいのではないかと思った、というのが今回の話の主眼である。

今回私が主張したいのは、サイゼリヤという店は(それが異性とのデートであっても)たいへん使い勝手の良いディナーレストランである、という事と、世の中のほとんどの人はサイゼリヤの正しい使い方を知らない、知ろうとしない、という事である。
んなアホな、と思う方が大半であろうから、まずは私が考える、デートにぴったりのカップル用コースの内容を紹介しよう。

☆サイゼリヤ(俺が)おすすめお取り分けカップルディナーコース

<アンティパスト>
・ミラノサラミ ¥299
・青豆の温サラダ ¥199 ペコリーノ粉チーズ¥69とミニフィセル¥169と共に
・フレッシュチーズとトマトのサラダ ダブルサイズ ¥598 *必ずドレッシング無しでオーダーする事

<プリモピアット>
・ミネストローネ ¥299×2

<セコンドピアット>
・粗挽きソーセージのグリル ¥399
・スペアリブのオーブン焼き ¥799

<ドルチェ>
・イタリアンプリン ¥249×2

内容について少し解説を加えておこう。
前菜はまずサラミだ。
ここは生ハムと意見の分かれるところかもしれない。
確かにサイゼの生ハムは値段の割にかなり美味しいのだが、それでも今時生ハムなら価格は別としてもっと美味しい切りたての物がバルなどでいくらでも食べられる。
その点サイゼのようにちゃんとしたサラミを出している店は、世の中にだいぶ増えてきたとはいえまだまだ少ない。
なのでここは是非サラミで。
ルッコラが添えられているのもポイントだ。
次に、絶対に外せないのがこの青豆だ。
これは「サイゼでガバガバワインを飲むような層の人々」にたいへん人気のメニューである。
コストパフォーマンスの良さも異常と言っていい。
この青豆サラダに、ペコリーノを加えて潰すようにこねくり回し、さらにたっぷりのオリーブオイルを注ぎ込む。
これをミニフィセルと言う名のパンを手元のナイフでスライスしてたっぷり載せれば極上のブルスケッタの完成だ。
カリリと胡椒を挽くのも忘れずに。
さらに完璧を目指すなら、オーダー時にパンチェッタを抜いてもらうとなお完成度は上がる。
フレッシュチーズとトマトのサラダ、すなわちカプレーゼはドレッシング抜きコールを忘れないように。
でないとせっかくの水牛モツァレラがアミノ酸&嘘レモン味の残念なドレッシングにまみれてしまうことになる。
塩と、これもまたたっぷりのオリーブオイルでお召し上がりいただきたい。
フレッシュバジルが省略されているのがたいへん残念だが、ここで活躍するのがサラミについてきたルッコラである。
ルッコラの半分はこちらの皿に移動させよう。

プリモピアットとしてパスタを選びたくなるのはやまやまかもしれないが、ここはぐっとこらえていただきたい。
心を鬼にしてあえて乱暴で不寛容な言い方をするならば
「サイゼでパスタ頼む奴はど素人」
である。
どうしてもと言うならペペロンチーノのソース抜き、すなわち茹でた麺だけとエスカルゴをオーダーし、エスカルゴのオイルパスタを作成するという超荒技もないではないが、まあそこまですることもないだろう。
なぜならミネストローネは極めて申し分ない一品だからだ。
ここに二つ目のペコリーノチーズを投入するのも悪くない。

メイン料理を選択するのにメニューの肉料理のページを開くのはあまり得策ではない。
特にそのページの主役とも言えるハンバーグは、サイゼリヤで最も頼むべきではない料理の一つである。
ここはあえて「おつまみ」のコーナーにひっそりと配置されている「粗挽きソーセージのグリル」をチョイスしておきたい。
メニュー内での位置付けとその冴えないネーミングから、どうせシャウエッセンレベルのソーセージが出てくるだけだろうと誤解しがちだが、その予想は良い方に大きく裏切られるはずだ。
出てくる物はとてもクオリティの高いサルシッチャなのだ。
みっしりと肉肉しい、ラテンならではの腸詰めである。
もちろんノンスモークで生から焼いた物だ。
こういうものは現地では極めて庶民的でざっかけない食べ物なのだが、日本のレストランで出てくると、これはいろんな事情で仕方ないのだが、ずいぶん高いものになってしまう。
ところがそれもサイゼリヤなら、巷の半値以下で食べる事ができる。
添えられたカポナータがまた嬉しい。
このカポナータにもオリーブオイルを注ぎ足し、さらに卓上の唐辛子フレークを加える事で、それはサルシッチャのための最上のソースとなる。
ソーセージにほマスタード、という日本人ならではの先入観から起こるクレームを未然に防ぐために、多くのイタリアンレストランではサルシッチャに最初から粒マスタードを付けて提供される事が多いが、サイゼリアではこれをしない。
これもまたいかにもサイゼリヤらしい矜持かもしれない。
メインとしてもう一品選んだスペアリブは、とても惜しい商品である。
コンセプトは素晴らしい。
見た目もいかしている。
食材も申し分ない。
ただ味付けが残念なのである。
ただ誤解しないでいただきたいのだが、残念というのは「まずい」という意味ではない。
むしろこれは美味しい。
ただ美味しいけれどもそれは興ざめな美味しさだし、コンセプトとも全く合っていない、ということだ。
これは私の想像なのだが、この味付けは、開発者が上層部向けのプレゼンで役員のおじさんたちを納得させるために押さえで用意したいわゆるB案が運悪く採択されてしまった結果なのではないだろうか。
付け合わせがキャベツのピクルス、というあたりなんかも「わかってるなあ」という感じなので、これはいつか是非開発者が本来意図したA案の方を世に出して欲しいという期待もこめてラインナップに選出しておいた。
逆に言えば現在のグランドメニューではメインディッシュが弱いという事でもある。
かつてサイゼリヤには「厚切りランプステーキ」という最近の赤身肉ブームを先取りしたかのようなすばらしい商品があった。
また私は未見だがさらに昔はラム肉のグリルなんてものもあったらしい。
この辺りの商品が復活すれば、サイゼリヤは全方位敵無しなのだが。

さてドルチェである。
サイゼリヤはドルチェもいろいろ充実しているので、その中から3種類程度をドルチェミストとしてシェアするのもデートらしくて良いかもしれないのだが、ここはその誘惑を振り切ってあえてプリンだけに集中しておきたい。
なぜならサイゼではプリンのクオリティが他のデザートと比較して頭一つ二つ、いや、三つ四つ突出しているからだ。
下手にシェアすると、プリンの争奪戦及び他のデザートの押し付け合いがデートの後味を最悪なものにしてしまいかねないということだ。
サイゼのプリンは昨今巷で流行りのとろとろに柔らかく甘さ控えめのそれとはまさに対極にある。
しっかりと凝固し、ねっとりと絡みつくようなしぶとい甘さを、かなり苦めのカラメルが引き締めるという物だ。
このプリンは、ファミレスにしては美味しい、などというレベルではなく、洋菓子の専門店なども含めて日本でトップクラスのプリンの一つだと思っている。
まだの方は是非体験してみていただきたい。

と、ここまでが私のオススメするサイゼリヤ究極ディナーコースである。
究極とは言っても2人でたったの4000円である。
同じくらいの内容、クオリティの物を普通のレストランで食べれば少なくとも倍ではきかない。

サイゼリヤはまたワインが格安だ。
ハウスワインをデキャンタでガブガブ飲んでも、2人で1000円もあればおさまるだろう。
料理と合計5000円でお釣りが来るというわけだ。
考えたらとんでもない話である。
とはいうもののこれはせっかくのデートなのでワインはハウスワインではなくボトルで吟味するという手もある。
グランドメニューの中にも少しボトルワインの品揃えがあるが、サイゼリヤには実は秘密のワインリストがあり、店員さんに言えばそれを持ってきてくれる。
こちらを活用するのもまた一興である。

いかがであろうか。
これで、サイゼリヤがチェーン系レストラン屈指のデート向きディナーレストランである、という事が少しおわかりいただけたのではないだろうか。
次回は応用編として、サイゼリヤをより理解するためのそのメニューに隠された秘密の構造について書いていこうと思う。







コメント

No title

雰囲気がだめなんやで。。。

No title

味とコスパには文句がなく友人とはよく行きますが、異性とデートで行くにはゆっくりできない空気感なので多少高くても高級感あるバージョンの店舗を作って欲しいですね…

No title

雰囲気が悪いから異性とデートで行けない、って言ってる人は、どこにいても「2人きりの空間」を自分で作り出す能力が無いことを白状してるようなもの。せんべろの居酒屋でもサイゼリヤでもラーメン屋でも、素敵なデートは可能。ただし、料理と酒が美味しくないと、つらくなるからダメ。逆に雰囲気がいいと、料理そこそこでもごまかせるから、食べログ上位のデート用のフレンチとかイタリアンとかカフェ飯とか、だいたい味はいまいちなとこばっかだよね。

No title

デートでサイゼリヤは、高校生までだろ。
別に、サイゼリヤがダメとか言わないけど……

No title

サイゼは彼氏とよく行くけどデートで張り切ってお洒落して行くって言うんじゃなくて、休日に二人で遅く起きた朝ごはん兼お昼ごはんにジーンズにパーカーでふらっと行くお店って感じだよね

記事を見て、メニューは素晴らしいんだなと実感しました。

高校生「ミラノ風ドリア!(ケーキとか1品でも可)&ドリンクバー!そこから6時間ダベんの楽っし~!」←この客層イメージをどう乗り越えるかが課題ですね。
演出能力がないと言われたらそこまでですが、やはり客層イメージって大きいので何度かデート重ねた上で、「こんなものもあるんだぜ!」くらいのスタンスじゃないと正直きついです…。


No title

オリーブオイルとワインの味が心配ですね。ここが安物だと何もかもダメなので。
最悪オリーブオイルは持参するという手もありますが……

No title

客層、雰囲気云々は言わずもがなだけれども、
こんなに熱く評されたらデートしてみたくなるわ!w

No title

デートに何処何処は駄目とかこのご時勢に増えてきてるよな
月給20万以下の派遣女ですら奢られて文句言ってるのが笑えん
最高ランクとか言われてる五右衛門ですら俺の経験則ではアウトなんだけど
上で言われてる休日の寝起きにダラッとサイゼに行く付き合いができる相手がいいわ

No title

このひとはすごいなあ!
食に精通しすぎているwww

静かなレストランにも行くけど、今日はサイゼでもいいよ!みたいな
気楽な付き合いが出来る方がいいですよね。
デートとはこうあるべき、という考えは後々窮屈になってきます。
その店の客層が極端に悪くなければの話ですが。
以前、新宿のサイゼでタバスコをテーブル上でホッケーように滑らせて遊んでたアホがいて
うるさい上に案の定こぼしてタバスコ臭が充満し大変なことになったことがあるのでw

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相手がこのセンスを理解できるかどうか、が全てな気がしますね(笑)

No title

サイゼリアはコストパフォーマンスはいいけど、客層が心配なのよね
常に騒がしい高校生ばかりいるような店だと、それだけで気分悪くなるから落ち着いてデートどころじゃないと思うし
手頃な価格で満足いくメニューを食べられるかって観点じゃなく
むしろ店の雰囲気、客層の良し悪しの方が、女子を誘っても許されるかどうかが
決まるポイントなんじゃないのかな、とは思った

No title

食に重点を置いた記事なのに店の雰囲気を理由に駄目出しする人って・・・

No title

この記事に大変感銘を受けました。
文中にも出てきましたランプステーキは確かに美味しかった記憶があります。
そして私の中でのサイゼリヤ№1メニューは今も変わらず子羊のオーブン焼き…ラムチョップです。
あぁ、復活しないかなぁ、ラムチョップ。

使い勝手 と言っている時点で、既に 誰にとっての使い勝手なのか?という視点が欠落しているね。コスパしか頭にない。

誰にとっての使い勝手か確かに明記されてはいませんが
それは「明記されていない」だけであって「想定していない」わけではなく
むしろそれは「言うまでもない」事だと僕には思えます。
それ抜きのコメントが多いのがなんだかなぁと。

メニューや味の問題ではなく店の雰囲気と客層の問題でしょう

そもそもサイゼリアのメニューがダメなんじゃなくて、内装や雰囲気や客層が女にとってNGなんだと思いますけど

No title

雰囲気で選ぶ女は上辺しか判断できないので、遊ぶにはいいが生涯の伴侶にするべきではない、という事ですな。むしろこのコースで行ってみて篩にかけるのもありですね。

No title

この記事、すごく参考になるわ(笑)
青豆をつぶしてパテにするなんて発想に驚愕!
目からうろこだわ。

私もサイゼ好きだけど、ワインのランブルスコ ロゼ(微発泡)は、値段以上の味で甘口が好きな人にはぜひご賞味いただきたい逸品ですよ。

この記事読んで客層がー雰囲気がーって言ってる人とは、どんなに雰囲気がいい店連れて行って貰ってもお付き合いしたくないと思う。

No title

雰囲気や客層がどうってのもそこは突っ込む場所ではなく
言うまでもなく初デートとかを想定しているわけではない
カジュアルなシチュエーションや食そのものを楽しむ感性を共有できる間柄前提で書いている記事だと思うんですけどね•••

雰囲気がどうのデートにはどうの文句つけてる奴はアホだろ。ポイントはそこじゃない。
ガキ臭いイメージのサイゼリヤで、実は本格イタリアンじみた食事が楽しめるんですよってのがこの記事の良いところじゃねーか。
サイゼリヤを安い飯屋としてしか利用してなかった人には目から鱗だと思うよ。ソーセージが実は良いもの使ってるとかオリーブオイルで食べるとか。あかんサイゼリヤ行きたくなってきた

No title

識者による斬新な視点に唸ってしまいました。たいへんおもしろかったです。これ読んでなお客層がどうとか言うのは、おそらくこの先もずっと雰囲気にお金を払うことを惜しまない人たちなのでしょうね。

No title

「女子を誘って許される飲食店」ランキングに対する記事であって、「同棲3年目の恋人と休日に行く飲食店」ランキングに対する記事じゃないんだよなあ…

No title

自分のことを女子とくくるような馬鹿女は
大体味がわからずに雰囲気に酔ってるだけだからなぁ

サイゼで頼むのって固定化してたから
今回の記事で色々試してみようと思った

こんなにお腹が空く文章なのに、内容読んでなさそうなコメ多いな、なんと残念な…
少し前までサイゼがない地域に住んでたから、「ミラノ風ドリアと安いワインで有名なお店」くらいの認識しかなかったけど、
これ読んでたら、行ってみたい、食べてみたい!と思ったよ
続きも楽しみに待ってます

No title

これが許されるかどうかはなにも同棲三年目ではなくとも状況と持っていき方次第だと思いますが
そしてこれはその段階を指南する記事ではないはずです。

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ハラショー

ナイスチョイスですね。
写真に負けてパスタのようなものをたまに口にしてしまいますが、基本的にハムソーいいですよね、サイゼ。
皆様もご指摘の通り、学生街の近場にあるサイゼは鬼門でして、オフィス街とか、少し人里離れた隠れ家サイゼを探し当てておくといいかもと思います。
あと、歓楽街の近場のサイゼは回転率を早めており、こちらはこちらで鬼門だと思います。
デートの隣で同伴とか洒落にならんですもんねw

No title

内容はとてもよくこれからすぐにでもサイゼに行こうと感じたものですが
デートにも使い勝手がいいって論旨はちょっと乱暴だったな……と。
こんな美味そうでいい記事なのにツッコミが入ってしまっているのが残念です。

サイゼリアで男子高校生が半裸で踊り狂っていたのを見たり何故か合唱の練習をしていたりするのを目撃したことがあったりする者としては、デートの際の店選びにスタイリッシュさ(雰囲気の安全さ)を第一義とするというのは納得の行く話。
それはそれとしてプリン食べに行ってきます

No title

こんにちは。
極めて興味深い記事と思いました。
一度入ってみようかと思いつつもサイゼリヤは当たり外れが激しいときいていたもので、非常に参考になります。

店の雰囲気について言及されている方もいますが、
正直スタバとかでも学生さん多いとか、雰囲気がどうとかいう意味では大差がないのではないかと思います。
それであれば、厳選したおいしいメニューをいただくのも悪く無いですよね。
ひとまずプリン食べたいです。

女に文句いってるやつ なんなのw

No title

サイゼで食べたい!と思わせる筆力に唸らされました。
ここまで言われたらプリン食べに行くしかないですなー。

No title

サイゼリア行きたくなったわw
今度嫁とこのメニューで楽しんでくる
良い情報ありがとう!

No title

自称サイゼ愛好家の俺でも知らんことが結構あって為になったw
うちの近所に「なんでこんなとこに?」な騒がしくないサイゼあるから
明日このメニュー参考にして楽しんでみようw

No title

結構利用してますが、この記事読ませてもらって
また行きたくなりました。
プリン頼まなきゃ(笑)

No title

このテキストに釣られてブログを一気読みしてしまいました。
コメントも含めて、カレーとはなんぞやならぬ、飲食業とはなんぞやと考えさせられます。
味、コスパ、価値観、サービス、評判、栄養価、文化、切り口多彩で感銘を受けました。
これからも更新楽しみにしています。

No title

サイゼリヤは下町カフェの雰囲気がして、よく行くよ。
普段着の結構なお爺さんやお婆さんが一人でデカンタでワイン飲みながらピザ食べてたりする。こんなヨーロッパのカフェみたいな食べ方できるレストラン、他にはそうそうないだろ。
むしろ欧米生活の経験がある年金生活者に馴染んだ感じ。
価格だけみて高校生向けと判断するのは、あまり世界を知らない気がする。

No title

我が家から徒歩で行ける範囲にあったサイゼは潰れてしまったけど
この記事のおかげで、駅2つ半も遠くのサイゼまで行って紹介されてるメニューを試してみたくなりました。

この記事叩いてる人ってコスパにダメ出ししたりしてるけど
話の主題はコスパではなく、サイゼの料理がいかに本格的で
一流レストランにも比肩しうる質を誇っているか、
いかにその質を理解し、最大限引き出し楽しむかという事でしょ。

これをコスパを追求する話として読んでる時点で、自分らが非難している
「サイゼの嫌な客層」と大差ない意識の持ち主なのでは…
こんなにステキな記事なのに悲しいね。

No title

「サイゼリヤがチェーン系レストラン屈指のデート向きディナーレストランである」という結論が間違いで、記事の内容のミスリードを誘ってる。
正しくは、「サイゼリヤは本格イタリアンの一端を担える奥深いレストランである」。
「デート向き」などという人によって抱く印象の違う不適切な形容が全てを間違いに誘う。

No title

いや、デート向きでしょ、生涯の伴侶を選択するという意味において。
趣味というか、価値観、洒落っ気がわからない人と一緒になっても長続きしないだろうし。

物の味がわかるというのは、文化というかある種の階層を共有しているということ。雰囲気だけ大事な人となんか、結婚する気にもなれないよなあ。

まあ、この記事本来の目的としては、おそらくデートはどうでもいい気がするけれども。

No title

さて、この中で10店舗以上のサイゼリヤに行った事のある人って何人いるのかしらね?
店舗によっても客層は驚く程違うし、時間帯によっても全然違う。

落ち着いている店は何時の時間に行っても落ち着いて、静かだし。
学生が多い場所だと、騒がしいし。

あと、珈琲マシンも違う。
違う、ってかメンテナンスが違う様に見受けられる。
美味しい店は本当に美味い。
そうでない店は・・・飲める味ではあるけど、何か勿体無いよなあーと感じる。

あれ、何を書いてるんだろう笑

No title

サイゼリヤンの真髄を見た…!

No title

>今回私が主張したいのは、サイゼリヤという店は(それが異性とのデートであっても)たいへん使い勝手の良いディナーレストランである、という事と、世の中のほとんどの人はサイゼリヤの正しい使い方を知らない、知ろうとしない、という事である。


(それが異性とのデートであっても) と、カッコを付けて言う程度の軽い触れ込みだけにフォーカスすると、まぁ確かに賛否両論はあろうとも思いますが、デートで使う云々は話の枕程度の物だと考えて記事を読むと、サイゼはもっと評価されてしかるべき物じゃないか?という筆者の思いは痛い程伝わって来るコースの一覧に、食べてみたいなーって思わずにはいられなくなります。

後編も楽しみにしてます。

No title

普段はサイゼリアでのんびりでいい派です
安いワインとドリンクバーとおつまみ頼んで、お財布も気にしなくていいし
いつも高級なところじゃ気が抜けなくて大変(笑)
ちょっといいところは誕生日くらいでいいな~

プリン!

サイゼは数えるほどしか行ったことがないんですが
アンチなめらかプリン派の友人からサイゼのプリンのクオリティが高いらしいと訪れてみて食べてみましたが想像以上でした。
ただ時間帯や立地にもよるんでしょうが学生たちが屯して落ち着いて食べられないという印象が強いですな。
美味しく食べたい!と情熱を持った人と「おいしいね。」とうなずきながら食事するのは楽しいと思います。
次は

へえ、サイゼリアも旨そうなものあるんだ。とおもって、なんちゃって、イタリアンコースを頼んでみました。ペコリーノチーズで和えた柔らか青豆のブルスケッタは美味しいですね。隣の席の方にガン見されてなんかそわそわしちゃいましたが笑
粗挽きソーセージ頼んだことなかったんですが、みっちりと肉肉しいサルシッチャでした。あれ旨いですね。ミネストローネも値段に比してクオリティが高かったですし。
サイゼリアって店舗によってはワインだけ別メニュー持ってて、別メニューありますか?って聞くとメニューが出てきたりもするんですよね。
プリンはそんなにレベルが高いのか!って食べたんですが。確かに美味しいですね。ただ、カラメルが少し甘いのでもう少し深く苦味と渋みで引き締めてもらえる方が好みでした。

No title

こういう記事書かれちゃう店って時点で誘いづらいんじゃないかな…
それはそれとしてエスカルゴのオーブン焼き美味しいですよね

No title

青豆の温サラダは良く食べていましたが、ご指示のように「ペコリーノを加えて潰すようにこねくり回し、さらにたっぷりのオリーブオイルを注ぎ込む」のを実際にやってみたら非常に美味しかったので驚きました。またミニフィセルとも良く合っていました。最高です。

ちなみに現在は残念ながら「スペアリブのオーブン焼き ¥799」がメニューに無く「リブステーキ ¥999」と平凡なものに改悪されてしまっていますね。

堅実な人間を選びたいなら

この手の記事に対して共通に思うことだが
無駄な浪費ばかりをしない堅実な人をパートナーにほしいならやたら高い店・やたら安いだけの店を選ぶ人は警戒するべき。

働いていた時は秘密のワインリストというものは無かったけど、最近出来たのかな?もう何年も言ってないんですが、ブログを読んで久しぶりに行きたくなりました(^o^)

No title

味と値段と栄養素ばかりですが
地産地消、旬、食品添加物、農薬、遺伝子組み換えなども宜しくお願いいたしましました
うちの近所は韓国人と中国人ばかりで大変賑やかです
行きません

サルシッチャやプリンは確かに美味しいけど、店や値段の割にいけてる!今度サイゼリア来たらこれ食べようね、くらいのもので、一流店云々言われると失笑しか出ない。
ハウスワインやパンの味も辛い、ワインはまずワイングラスが辛いのだけど
なんだかな~ちょっとこの語りはパスって感じ

っていうかスペアリブって普段のメニューにはないし

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Re: タイトルなし

うっわー、どなたですか??

No title

参考に食べに行ってきました
サイゼってあんなにパフォーマンス高かったんですね…
知れてよかったです、ありがとうございます

ほとんどの店に秘密のワインリストはないです。

青豆サラダに、ペコリーノを加えて潰すようにこねくり回し、さらにたっぷりのオリーブオイルを注ぎ込んでパンにつけて食べてきました!笑
今までは青豆サラダは頼む気ゼロだったし美味しいの???って思ってたんですが、これが以外と美味しい!食わず嫌いは良くないなあ…もっとサイゼリアが好きになりました!素敵な記事をありがとーございます!(*^^*)(*^^*)

サイゼでバイトとして働いてるけどよく分かってるなと思う。従業員はワインに合う食材とかよくわかってるから、自分もだけどデートの夕飯に使うこと多いよ。ちなみにワインリストがあるのは、都会が多い。限られた店舗だけ。

サイゼリヤのオリーブオイルの良さに気づくとは、サイゼリヤ上級者または常連様ですね。

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イナダシュンスケ

Author:イナダシュンスケ
業態開発とメニュー開発を中心に飲食店の雑用全般。enso / Erick south / Erick curry などなど。
ただしこのブログは完全プライベートであります。
偏り気味の食文化論、役に立たない食べ物ウンチク、飲食店の愉快でトホホなリアルライフ、そしてたまにはヒット数稼ぎの阿漕なレシピ公開、好きなものを好きと言うだけの中身の無い雑談、などをだらだらと垂れ流す予定です。
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