アメリカのアーリーリタイアフォーラムなんかを眺めていると、ずいぶんと若いうちからアーリーリタイアに向けて準備をしている人が結構います。
日本でも、
Time is Moneyのキムさんを始めとして、若い頃から10年以上先を見据えたアーリーリタイアプランを練っている方が出てきてますが、数としてはそんなにまだまだ多くなさそうです。
若い頃からアーリーリタイアを目指す方は、収支計画を立ててそれを毎年毎年実行していくことを考えているようです。これはリタイアを目指す人だけではないかもしれませんが、アーリーリタイアを目指す人は目標が明確でよりストイックな生活を送っているイメージができつつあります。
ちょうど、前述のキムさんのブログで「
川内優輝みたいになる」という記事がありました。
そこで書かれていることを読んで、アーリーリタイアはマラソンに似ていると思った次第。他の人は65歳をゴールとして歩いて道を進む中、独りストイックにラップを刻んで、リタイアというゴールに向けて走っていくイメージが浮かびました。
超エリートは、アフリカのランナーのような高性能エンジンと努力を兼ね備えてアーリーリタイアまで超高速で資産を積み上げゴールまで突っ走れます。資産家の子息は、お金の力でスタート地点をゴール地点近くに持ってきてもらった感じ。宝くじなどで一発当てた人は、運良くゴールまでのショートカットを見つけたんじゃないでしょうか。
そういったものがなくても、節約を続けて、自分のスピードでコツコツと資産を積み上げてアーリーリタイアを目指すことは可能です。誰でも、自分のスピードでならマラソンは走り切れます。ゆっくり歩いてもいいですし、走ったり歩いたりしてもいいですし、マラソンランナーほど早くなくてもずっと走り続けることで、他の人よりも早くゴールにたどり着くことを選べもします。
私の場合は、つい最近までアーリーリタイアなぞ意識していませんでした。まだ1年と少し。
マラソンで言うと、ラストスパートの段階にあります。といっても、これまでは走ってきたわけではなくて、なんとなく歩く歩道、ではなくて動く歩道に乗って歩いてきた感じで、ここ1年だけ走りだした感じでしょうか。ショートカットはしていませんが、そんなにストイックに走り続けてもいませんでした。本当に運が良かったとしかいいようがありませんね。