早期リタイアを目指す動機は、大きく３つに分けられます。
（１）自分の時間・余暇を充実させたい
（２）労働から解放されたい
（３）働いても良いけどもう働く必要がない

事業が当たった、あるいは投資で十分なお金を稼いだ、外資系で若い内にがっぽり稼ぎまくった人のパターンは（３）。私みたいに、まだお金は溜まってないけど（１）が強い人もいるでしょう。

もちろんほとんどの方はどれか１つということではなく、理由は組み合わさっています。私の場合は、（１）が一番重いですが（２）の面も。割合で言うと７：３くらいでしょうか。（３）についてはそういう状態が一番うらやましいですし、アーリーリタイアのモデルとして挙げられるのは（３）→（１）のパターンでしょう。現状じゃ望むべくもありません。

（３）→（１）のパターンだと完全なロウカイ※ないしフルリタイアが可能となりますが、私のように（１）・（２）パターン、あるいは（２）が強いパターンで（３）の要素がない場合は、部分ロウカイ、ないしセミリタイアという折衷案、悪く言うと中途半端な道の選択を余儀なくされます。お金を稼ぐ才能が足りないのでしょうがないです。

ただ、世の中のバリバリのビジネスパーソンには眉をひそめられそうですが、私の場合は責任を持たないで作業している分には、労働自体は苦ではありません。時間が奪われているとは感じますが。責任を持つと他の人に迷惑がかかるのでもう少し気が重くなります。

このような考え方から結論づけられるのは、セミリタイア後はいろんなバイトを経験するのが楽しそうだし一定程度の収入も得られるのではないかと。自虐的に「中年男子の社会科見学」と称してコンビニとか色々な種類の工場、リゾートバイトなど、これまで経験したことのない職種を短期で転々としていきたいなあと密かに考えています。疲れたら休暇をとりつつ。しかし、こんなこと書いてるのバレたら、ただでさえ中年無職男性なんて採用されにくいのにもっと採用が遠ざかりそうですな。

※ロウカイ・・・労働解放のこと。２ちゃんで初めて知りましたが一般的な用語なんでしょうか。