ブランドの哲学である「旅の真髄（こころ）」をキーワードに、至高の香りで私たちを惹きつけ続けるルイ・ヴィトンのフレグランス。「香りは自分探しの旅」というMEGUMIさんが語る、その唯一無二の魅力。
香りという旅が創るのは、人生の奥行き
「ドラマや映画に出演するたび、その役になるための香水を買っています。こういう人はこういう香りだろうと想像して。私にとって、女性像を作り上げていく上で、香りは大切なものなんです」
MEGUMIさんと香りの関係は、とても「親密」で「知的」だ。
「今日はプレゼンだから頑張ろうとか、飲みに行くから楽しみたいとか、毎日、シチュエーションで香りを変えています。夕方に朝とは異なる香りを纏って気分を変えることも。香りは、メイクをし、髪を整え、服を着て、最後にスイッチを入れてくれるもの、背中を押してくれるものなんです。一方で、例えば海外への旅など、時間や心に余裕があるときは、フレグランスにインスパイアされてこんな服を着たい、こんな過ごし方をしたい……、などと、イメージを膨らませることもありますね」
そんなMEGUMIさんが魅了されているのが、ルイ・ヴィトンのフレグランスなのだという。
「それぞれにはっとさせられる香りなのですが、共通しているのは、軽さと強さだったり、南国と都会だったりと、どこか二面性から生まれる奥行きがあり、『新しい感覚』をくれる。人は皆、多面的だし、それこそが魅力と全肯定される気がするんです。新しい時代を生きる『ニューウーマン』を象徴しているのかもしれません」
ルイ・ヴィトンの香りは全30種（日本展開）。メゾンのマスター･パフューマー、ジャック･キャヴァリエ･ベルトリュードが想像を巡らせた多彩な香りで構成され、まるで自分探しの旅へと誘うよう……。MEGUMIさんが言う「新しい感覚」とはきっとそういうこと。
「ルイ・ヴィトンの香りは世界の景色や文化を理解した上で作られているから、視野が広がる気がするんです。年齢とともに遠ざけがちな『初めて』を香りという感覚で体験させることで、大人の遊び心も楽しめる。何より、圧倒的に気分が上がりますよね（笑）」
人生を旅になぞらえ、その時間が、その記憶が豊かなものであるように。メゾンの哲学がMEGUMIさんのあり方と重なる。
「香りはいちばん記憶に残るもの。触れた瞬間に、そのころの出来事が鮮明に思い出されたりして。香りって、エモーショナルな時間を創る、つまりは、人生の奥行きを創る気がするんです」
読者たちには「ひとつに決めなくたっていい。自由に触れて自分探しの旅をしてほしい」とMEGUMIさん。さあ、人生という旅をルイ・ヴィトンの香りとともに。
ジャックがその概念を覆すような新領域に挑戦した香りに、建築家であるフランク・ゲーリーがクリエイトしたボトル。特別なシリーズである『レ・ゼクストレ コレクション』、なかでも、シンフォニーは、「軽やかでアクティブな現代的イメージと、品格や奥ゆかしさといった正統派のフェミニンさが見事に融合した香り。パルファンながら、ただ濃密な感じではなく、どこか“栄養剤”みたいにポジティブな影響を授けて、存在ごと引き上げてくれる感覚が得られます。複雑に構成された香りだからこそ、気分や感情、記憶など、自分が持つさまざまな色が呼び起こされるのかもしれません」（MEGUMIさん）
■パルファン シンフォニー＞＞
100ml ￥83600
ジャックが「天と地の融合、世界を形作るエレメントが奏でる至高のハーモニー」と表現する、光溢れる香り。ベルガモットとグレープフルーツのカクテルに浮かべた新鮮なジンジャーゼストが持つスパイシーさから、ムスキー、フルーティー、ベルベッティーなまろやかさへ。
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軽やかに、そして強く——香りが引き出す多面性
MEGUMIさんが愛してやまないというパシフィック チル。「混沌としている今という時代を軽やかにサバイブしていくイメージ。ナチュラルだけれど、コアに強さがある。自分を奮い立たせてくれる、新しい感覚との出合いをくれました」。
メンズ クリエイティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムスとジャックとの初のクリエイションとして誕生したLV ラバーズは「南国の心地よさの中に都会的な雰囲気もあって、私は不思議と、旅気分をすごく感じました。ただ、のんびりと過ごすというよりは、その中でも積極的に動く人という印象。メンズながら、今の女性像にフィットしている気がします」
【左】オー ドゥ パルファン LV ラバーズ＞＞
100ml ￥46200
太陽の光の生命力やエネルギーを、緑の豊かさや大地の温かさとともに香りで表現。
【右】オー ドゥ パルファン パシフィック チル＞＞
100ml ￥46200
ウェルネスを重んじるカリフォルニアらしいカルチャーにインスパイアされ、デトックスのような効果を取り入れるために創られた香り。
ジャック・キャヴァリエ・ベルトリュードが紡ぐ旅する香りの物語
「肌から始まる旅」と表現されるルイ･ヴィトンのフレグランスは、ファッション同様、冒険心に満ちたメゾンの真髄そのもの。
ジャックの「伝えたいストーリーを表現できる原料を探し求めに行きました」との言葉通り、花畑から採取の仕方、香料の調合に至るまで、一切の妥協なく「至高」を追求。自由に、創造的に、香りという感覚的な体験を。きっとその先に、さらに洗練された自分が生まれるはずだから。
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〈左から時計回りに〉
■オー ドゥ パルファン エトワール・フィラント＞＞
100ml ￥46200
漆黒の夜空を裂いて光を放つ流星をオスマンサスとマグノリアで表現。
■オー ドゥ パルファン アフタヌーン スイム＞＞
100ml ￥46200
シチリア産オレンジの瑞々しさを、気高く昇華。
■オー ドゥ パルファン オンブレ・ノマド＞＞
100ml ￥55000
稀少なウードウッドを濃縮してデザインされた、砂漠への旅へと誘う香り。
■トラベルケース（100ml）＞＞
￥92400
出張にも旅行にも、つねに大切な香りを傍らに。
■オー ドゥ パルファン カリフォルニア ドリーム＞＞
100ml ￥46200
夕焼けの一瞬を捉え、情熱的なマンダリンで表現。
■オー ドゥ パルファン アトラップ・レーヴ＞＞
100ml ￥46200
夢と現実を行き交う魅惑的な旅がイメージソース。空気のような軽やかさを纏うカカオが神秘的。
■オー ドゥ パルファン イマジナシオン＞＞
100ml ￥46200
アンバーとブラックティーが織りなす大胆で官能的なメンズフレグランス。
提供／ルイ・ヴィトン
0120・00・1854
撮影／酒井貴生（人物／aosora）、吉田健一（静物／ae1 studio） スタイリング／NIMU（まきうらオフィス）ヘア／SHOTARO（sense of humour） メイク／加藤恵 モデル／MEGUMI 取材・文／松本千登世
Edited by VOCE編集部
公開日：
この記事に登場したコスメ（10件）
