メモはどこに集約すべきなのか?問題
情報管理LOGの@yoshinonです。
この数年、魅力的なWebサービスがたくさん出てきて便利になっていく一方で、データが分散化しがちな状況も生まれてきています。その中でもメモのデータというのは、一番自分にとっても、悩みが深い問題になってきています。
今の状況も含めて、レポートしていきます。
【 メモはどこに集約すべきなのか?問題 】 1.メモのデータの場所と利用状況 2.フロー型メモとストック型メモ 3.Evernoteとそれ以外という関係性 |
皆さんは、メモをどのように扱っていますか?
私の中では、究極的には
メモは、全て1箇所に集約すべき
と考えています。
しかし現状では、残念ながらそのような状況にはなってはいません。
現在の私のメモの種類を大別すると、アナログメモとデジタルメモに分けられます(ほとんどの人もそうだと思いますが)。アナログメモは、基本的に全てScanSnap またはスキャナアプリでスキャンしてEvernoteに取り込んでしまいます。したがって、アナログメモは、分散化することはほとんどないと言えます。
むしろ、問題なのはデジタルメモなのです。
冒頭でも書きましたが、様々なWebサービスが誕生し、しかも非常に優秀なために、どれもそれぞれ欠かせないという状況が生まれています。そして、これが困った問題を生んでいるのです。
現状としては、デジタルメモは以下のようになっています。
1.Evernote系
情報のストック場所としては、やはり代替が効かないということもあり、デジタルメモのほとんどは、基本的にEvernoteに集約するようにしています。Evernoteに蓄積されたメモに関しては、再編集はほとんどされず、蓄積される形のメモが多いです。ストック型メモですね。メモ自体は、サードパーティー製のアプリを使用しています。
2.Dropbox系
テキスト系のメモが、かなり蓄積されています。
特にPCでも、iPhoneやiPad miniなど、複数デバイスで編集するようなものに関しては、ほとんどDropboxに入っていますね。備忘録的なメモというよりも、原稿的なテキストが大部分を占めます。割と編集することが前提となっているフロー型のメモが多いです。
3.iPhoneアプリ系
iPhoneというかiOS系アプリです。
これも色々ありすぎて困る。自分が割と多用しているもののみピックアップ。
Drafts - Quickly Capture Notes, Share Anywhere!
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4.ScrapBox
タグで有機的につながっていくのが特徴のwikiサービスです。
Scrapbox - チームのための新しい共有ノート
ここは、読書メモなどを書くのに使うことが多いです。最近、91958というアプリが登場したことによって、読書メモ以外で、活用したいメモなども置くようになってきました。
ただし、iOS上での再編集がしづらいという致命的な欠陥があるので、そこが困りものなんですよね…。それさえなければ…と思うことが多いです。
メモの型でいうと、再編集されることが前提になっているメモが多いので、フロー型になりますね。
5.WorkFlowy
オンラインアウトライナーで有名なサービスです。
WorkFlowy - Organize your brain.
MemoFlowyとHandyFlowyという、超絶素晴らしいアプリが登場したことにより、iOS上での使い勝手の悪かったWorkFlowyの弱点を全て補うことができました。アウトライナーなので、思いつきや、思考の断片などをストックしておき、それを並び替えたり、階層を変えたりすることで、考えをまとめるのに使っています。
常に変化し続けるのが良いので、フロー型メモといえます。
6.Wunderlist
タスク管理アプリ&Webサービスです。
タスク管理するためのサービスですが、ブログのアイデアなど、ちょっとしたアイデアなどをここに入れるようにしています。どんどん蓄積し、アイデアを使用したら、チェックを入れ完了させます。そして、Evernoteにメールで送るようにしています。どちらかというと、ストック型のメモになりますね。
上で(やや強引に)メモの形式を、フロー型とストック型に分類してみました。
俯瞰的に考えてみると、メモのほとんどはEvernoteに集約されるとはいえ、それはフロー型のような活性化したメモではなく、すでに固定化(凝固?)されたストック型メモなのです。
逆にフロー型メモは、今、この瞬間にも、どんどん形を変えていく活性化されているメモなので、Evernoteのようなストック型サービスには合わないのですよね。特にEvernoteは、編集機能がもっさりしていて、どうしてもEvernoteでフロー型メモを集約しようという気にはなれないのです。
そして問題の核心は、フロー型のメモが、不活性化した時なのです。
WorkFlowyにしても、ScrapBoxにしても、常に編集し続けているわけではありません。いつかは、そのトピックの思考が終了し、固定化していきます。そうすると、それは、ストック型のメモに変質してしまいます。その時には、そのメモ群は、そのサービスに残り続けます。もちろん、ScrapBoxのようにある程度の群をなすこよによって、初めて威力が発揮されるものもありますが、ストック型メモは、Evernoteに集約するという目的からは離れてしまいます。
別にそれぞれのサービス上でメモを活かせばいいじゃないか?
という考え方もあるとは思いますが、下の図のように活用場面において、メモが分散化した状態だと「あのメモは、どこのサービスだっけ?」と探し回ってしまうという事態が生じます。
これが、「メモは、全て1箇所に集約すべき」という考え方につながっていくのです。
現状としては、これといって万能な解決策があるわけではなく、固定化されたと感じた時に、手動でEvernoteにコピーして貼り付けるという作業をすることによって、ストックしています。
自分の中では、自動化されないものに関しては、必ずいつか破綻するという思いがあります。つまり、Evernoteにストックし忘れが起こったり、そもそもそうやること自体が、面倒に感じることが起こるということです。
IFTTTやMicrosoftのFlowのような自動化サービスで対応してくれるのが、一番ありがたいのですけどね。
情報管理LOGの眼
ストック型とフロー型
ストック型とフロー型
今回記事を書いていて、動的かつ可変的な思考を写し取るフロー型のメモと、静的で固定化し備忘録として残り続けるストック型のメモと大別できるということに気づきました(書きながら確信を深めたと言うべきか)。
そして、フロー型のメモの扱いをどのようにすべきか?ということが、今後の課題になりそうです。上でも書きましたが、フロー型のメモは、最初のうちは思考が活性化しているので、どんどん追記や編集がされていきますが、それも時間と共に最終的には、固定化していくのは免れません。その時にそのメモをどうすべきかのか?というのは、今後の課題として考えていきたいです。一定程度、編集がないメモに関しては、自動的にEvernoteに投稿されるようにシステム化できたら最高ですね。
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