ご無沙汰してます あけましておめでとう
年明けてから、週末ひとんちでご飯を食べる機会が増えました
この文も自宅でなく借りパソで書いている 借りたパソコン
パソコンを借りるだけでなく、一緒に料理もつくっている
とくに腕に覚えがあるわけではないが、インスタント食品をひとと食べるのは味気ない
クッキングサイトレシピブログを検索し、具材調味料を並べ、やる気満々で事に臨んで
しかししばしばやり損なう きちんとレシピをみた上でしくじるのです
寝かせる時間を間違えたクッキーは椎茸のごとくドス黒い 硬く静かに膨らんでいる
口にすると乾いてぱさぱさである
ぱっと見、どうしてもこれは椎茸だ
食べるに及んでシゼンこれはクッキーだ、クッキーであると己に言い聞かせる
本物の味を思い浮かべて食べる 粉がべたついて饅頭のような歯ざわりだ
共同作業のここが難しいところで「不味い」と言えば角が立つ
笑顔は強ばり口数が減る 妙な雰囲気 食卓に暗雲が立ちこめる タブーが湯気を立て皿にのっている
人生はチョコレートの箱のようなもの 開けてみるまで中身は分からない 巷はおりしもバレンタイン・デー 手作りチョコを貰った読者も居るだろう
例えばそのチョコレートを食べてみて、妙な味がするとして、彼女に「どう」と聞かれたら君は一体何と応える 美味しいです すごく
しかし諸君顧みてみて欲しい
チョコレートの箱から饅頭が、ときに鎖鎌が出てくるのが人生ではないか ぞろりと重い鎖鎌を前に人はカカオより苦い人生の味を知る しかし、イザ追手に囲まれた際、頼みとなるのはお菓子などではなく、鈍く光った鎖鎌なのだ
と思いつつクッキーを食べました
失敗したクッキーですけど、一晩おいて翌朝たべるとおいしいよ
下はおまけ Babies Can't Eat Kimchee! 韓国に生まれてキムチが嫌いな子供の絵本
Nancy PatzとSusan L. Roth作
via storybookland
辛いものの国に生まれた悩み
キムチってあんまり失敗しないイメージありますけども