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横取り丸は、インターネットのホームページを閲覧する時の情報の流れを横取りし、各種の横取りソフトに情報をバイパスするためのソフトです。
「横取り丸」単独ではなにもいいことは起きませんが、横取り丸に横取りソフトを組み込むことで、いままでできなかった新しい何かができるようになります。
横取り丸は、プロクシーサーバーとして動作するソフトです。一般に、プロクシーサーバーというのはLANの中から外部のインターネットへ接続する時に使われたりするソフトですが、横取り丸は「横取り」の目的のためにプロクシーサーバーとして動作します。
横取り丸は常駐ソフトです。インストールするとスタートアップグループに登録され、タスクバーのトレー部分にアイコンを表示します。
動作原理
- 相性問題(重要)
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■アンチウィルスソフトとの相性問題
横取り丸をインストールしていると、ウィルスバスター2002の「最新版にアップデート」がうまく動作しないトラブルが発生しています。詳しくはこちらへ
- ウィルスバスター2002と横取り丸を同時利用する場合の注意
■インターネット電話
横取り丸が動作していると、いわゆるインターネット電話サービス(具体的にはdialpadというソフト)がうまく利用できないという報告があります。インターネット電話サービスを使う場合は横取り丸を終了するなどしてください。
■巨大なファイルのダウンロード
横取り丸を作成した当時と比べ、現在はインターネット上に巨大なファイルが多数存在しています。横取り丸が常駐したままそういう巨大なファイルをダウンロードすると、横取り丸がメモリ不足でエラーになるケースがあります。
■.NET Frameworkとの相性問題
.NET FrameworkでDropboxへの認証やgoogle docへの認証(OAuth方式による認証)を行おうとすると、なぜかうまくいかない(.NET Frameworkでランタイムエラーが起きる)ことが報告されています。
これらの問題があるので、現在の複雑なインターネット環境では横取り丸を常に常駐したままインターネット接続することはお勧めしないです。InetSpyを使う時以外は常駐させないことをお勧めします。
- 横取り丸の開発経緯
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インターネットに関連したソフト類は、プロクシーサーバーとして動作する物が多いです。これらのソフトを複数使おうとすると、プロクシーサーバーの設定を数珠繋ぎにしなければならず、とても複雑になります。また、どれか1つのソフトでも起動していないとインターネットの閲覧が出来なくなってしまいます。
プロクシーサーバーの出入り口を横取り丸1つに統一すれば、設定に関するややこしい問題から解放されると考えました。
- ソフトウェアの種類
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フリーソフトウェア
- ■WindowsXPのライセンス認証
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横取り丸が動作していると、WindowsXPのライセンス認証がうまくいかないという報告が届いています。たぶんOfficeXPその他マイクロソフト社製品のライセンス認証はすべてダメだと思います。ライセンス認証する時は横取り丸を終了させてください。
- 対応ブラウザー
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- Internet Explorer 3.0以上
- Netscape Navigator/Netscape Communicator 4.0以上
- その他のブラウザーの場合はブラウザー側の設定を手動で書き換える必要があります。
- 横取りソフト開発キット
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横取り丸用の横取りソフトを開発されたい方は、横取りソフト開発キットをご利用ください。
- !!! Windows Vistaへインストールする時の注意
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横取り丸は、残念ながらWindows Vistaに対応していません。具体的には、以下の不具合があります。
- ヘルプが見られない。(旧ヘルプ形式のままです)
- Internet Explorerのプロキシ設定の自動書き換えが出来ない。(ユーザーアカウント制御によって、書き換えが拒否されます。回避策はありません)
どうしてもWindows Vistaにインストールして使いたい場合は、とりあえず、Internet Explorerのプロキシ設定を手作業で書き換えていただく必要があります。具体的には、Internet Explorerの「ツール - インターネットオプション」の「接続」ページにある「LANの設定」ボタンを押して、さらにそこの「LANにプロキシサーバーを使用する」をONにし、「詳細設定」ボタンを押して、そこの「HTTP」の所のアドレスの所に「localhost」を入れて、ポートの所に8000を入れる必要があります。そうしないと横取り丸を通ってくれないです。
たしかに横取り丸を通してインターネットアクセスしてるかどうかは、InetSpyを使うなどして確認していただく必要があります。
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