シアトル日記
http://hanayu0413.chesuto.jp
ja
レニア
2012-08-13T06:56:48+09:00
-
どうして日本語勉強してるの?
http://hanayu0413.chesuto.jp/e861959.html
日本はお盆休みのまっただなかでしょうか。
こちらシアトルはやっと夏期講習が終了し
今、期末試験の採点中です。
「日本語を勉強してる学生さんって、どんな理由で日本語を取ってるの?」
と聞かれることがよくあるのだけど
今回の期末試験で、設問のひとつとして実際に学生に聞いてみた。
ちょうど
どうして〜んですか の文型を習ったばかりだったので。
彼らが大学で日本語を取る一番の理由は、もちろん外国語は卒業するための「必修科目」だからだ。
でも他にも、スペイン語、フランス語、ドイツ語、中国語、アラビア語、イタリア語のクラスがある中で
日本語を選択してくれたのには、それなりに理由がある。
これを英語で聞くと、各自いろんな夢や思いを細かく語ってくれますが
なんせ語彙がまだまだ限られてる「日本語3」のクラス。
(この子たちは日本語を学び始めて、まだ9ヶ月)
日本語での彼らの返答は とてもシンプルだ。
でもその限られた知識を駆使して、みんな様々なことを書いてくれた。
まずは、日本語そのものが好きだという子たち。
いつか日本へ行く日を夢見てると言う子たち。
今の実生活にすぐ必要だという、こんな子も。
(この学生はボーイフレンドが日本人)
そしてこんな子も。
上の学生が言ってる「JLPT」とは「日本語能力試験」のことで
英語でいうと「英検」みたいなもの。
日本国内ではたぶん年に2回試験があると思うのだが、
ここアメリカでは年にたったの1回、12月にしか受けられない。
レベルは N5 - N1 と5段階あるけど
日本の大学に行こうと思ったらほとんどの場合「N1」を、最低でも「N2」を持ってないとついていけないと思う。
アメリカで日本語を1年弱勉強しただけの、この学生達がパスできるのは
おそらく 出来る子で「N4」だと思う。
この学生は今年の12月にシアトルでも受けられる この「能力試験」に向けて猛勉強中なのだ。
さて、今年や来年じゃなくて
もっとずっと先の将来の目的があって勉強してる こんな子たちも。
かと思えば、本気なんだか冗談なんだか
こんな事を書いてる子もいた。
笑かしてくれます。
採点しながらニヤニヤしてしまった。
でも日本語でジョークが言えるなんて、あっぱれ!
文法的にはカンペキだし、もちろん減点はしなかった。
注:「きれい」と「んです」をつなげる場合、「きれいんです」と間違えてしまう学生が圧倒的に多いんですが、この子は「きれいなんです」とちゃんと間に「な」を入れてました。
こんな楽しい答えを書いてくれた「日本語3」の学生たち。
やんちゃもいたけど、皆もじょかった(かわいかった)。
今年の夏期講習は、夫のケガが重なったりで
短いわりには色んな意味でけっこうヘビーだったが
それも、ようやくゴールが見えてきた。
試験用紙の一枚一枚に、学生の顔を思い浮かべながら
赤ペン握りしめる 日曜の午後でございます。
<![CDATA[日本はお盆休みのまっただなかでしょうか。
こちらシアトルはやっと夏期講習が終了し
今、期末試験の採点中です。
「日本語を勉強してる学生さんって、どんな理由で日本語を取ってるの?」
と聞かれることがよくあるのだけど
今回の期末試験で、設問のひとつとして実際に学生に聞いてみた。
ちょうど
どうして〜んですか の文型を習ったばかりだったので。
彼らが大学で日本語を取る一番の理由は、もちろん外国語は卒業するための「必修科目」だからだ。
でも他にも、スペイン語、フランス語、ドイツ語、中国語、アラビア語、イタリア語のクラスがある中で
日本語を選択してくれたのには、それなりに理由がある。
これを英語で聞くと、各自いろんな夢や思いを細かく語ってくれますが
なんせ語彙がまだまだ限られてる「日本語3」のクラス。
(この子たちは日本語を学び始めて、まだ9ヶ月)
日本語での彼らの返答は とてもシンプルだ。
でもその限られた知識を駆使して、みんな様々なことを書いてくれた。
まずは、日本語そのものが好きだという子たち。
いつか日本へ行く日を夢見てると言う子たち。
今の実生活にすぐ必要だという、こんな子も。
(この学生はボーイフレンドが日本人)
そしてこんな子も。
上の学生が言ってる「JLPT」とは「日本語能力試験」のことで
英語でいうと「英検」みたいなもの。
日本国内ではたぶん年に2回試験があると思うのだが、
ここアメリカでは年にたったの1回、12月にしか受けられない。
レベルは N5 - N1 と5段階あるけど
日本の大学に行こうと思ったらほとんどの場合「N1」を、最低でも「N2」を持ってないとついていけないと思う。
アメリカで日本語を1年弱勉強しただけの、この学生達がパスできるのは
おそらく 出来る子で「N4」だと思う。
この学生は今年の12月にシアトルでも受けられる この「能力試験」に向けて猛勉強中なのだ。
さて、今年や来年じゃなくて
もっとずっと先の将来の目的があって勉強してる こんな子たちも。
かと思えば、本気なんだか冗談なんだか
こんな事を書いてる子もいた。
笑かしてくれます。
採点しながらニヤニヤしてしまった。
でも日本語でジョークが言えるなんて、あっぱれ!
文法的にはカンペキだし、もちろん減点はしなかった。
注:「きれい」と「んです」をつなげる場合、「きれいんです」と間違えてしまう学生が圧倒的に多いんですが、この子は「きれいなんです」とちゃんと間に「な」を入れてました。
こんな楽しい答えを書いてくれた「日本語3」の学生たち。
やんちゃもいたけど、皆もじょかった(かわいかった)。
今年の夏期講習は、夫のケガが重なったりで
短いわりには色んな意味でけっこうヘビーだったが
それも、ようやくゴールが見えてきた。
試験用紙の一枚一枚に、学生の顔を思い浮かべながら
赤ペン握りしめる 日曜の午後でございます。
]]>
日本語
レニア
2012-08-13T06:56:48+09:00
-
日本語の作文
http://hanayu0413.chesuto.jp/e831487.html
ケガをしてから、全く外に出られない相方
というか
立ち上がることすら ままならない状態なので
この機会に
座ったままで出来る
日本語の勉強をがんばっています
私が期末試験の採点をしてる傍らで
一生懸命、日本語のお勉強
いちおう
「ひらがな」と「カタカナ」はマスターしたものの
文型は まだ「〜は〜です」しか、知らない相方
その「〜は〜です」の文型のみで
短い作文を書かせてみました。
この短い作文を書き上げるのに 所有した時間は
訳20分
これは私が間違いを指摘して、本人に直させた後のものですが
初めてにしては、よく書けていたな〜と思います。
私たち日本人は、自然と使い分けている「ひらがな」「カタカナ」「漢字」ですが
これが non-Japaneseにしてみると
エラいやっかいなもので
夫の作文を見てお分かりのように
(彼は「マイケル」を「マイクル」と綴っていますが)
英語話者にとって、カタカナ語は特に
頭痛のたねなのであります。。。
Conversationは、
「カンバセーション」なのか
「コンバセーション」なのか
Michaelは
「マイケル」なのか
「マイクル」なのか
カタカナ語としてまだ定着していない言葉の場合
私でも戸惑います。。。
あと
英語を母語とする人にとって困難なのは
「助詞」です。
要は、「てにをは」です。
夫は未だに
「は」と「の」を混同します
"I am Steven" と言うところで
本当は「わたしは スティーブンです」となるべきところですが
どうしても 「わたしの スティーブンです」と
なってしまったり...
助詞は、英語には存在しないものなので
説明に とても苦労します。
「明日、コンサートに行きます」も
「明日、コンサートに行くんですよ」も
英語に直してしまうと、どちらも
I'm going to the concert tomorrow
で、同じになってしまいます。。。
(明らかに日本語ではニュアンスが全く違うのですが...)
日本語は、奥が深いとです...。
でも
そんな奥が深い ややこしい言語を
苦労してでも「学びたい!!」と思ってくれる人がいることは
ホントに有難いこと。
(だから私もそれを仕事にして おまんまが食べてゆけるのです)
長年、続けている「日本語講師」の仕事ですが
未だに
私の「母語」を、授業料を払ってまで
習得しようと集まってくれる人がこんなにいること
ものすごく幸せなことだ〜〜〜と
思います。
日本語は
本当に 美しい言語です
それを、すらすらと話せる自分が、誇らしい
そして
夫や、私の学生や
苦労してそれを習得しようとしてくれる人達が...とても 愛おしいです
そんな人たちの助けに、少しでもなれるように
がんばっていきたいと思う毎日です。
<![CDATA[ケガをしてから、全く外に出られない相方
というか
立ち上がることすら ままならない状態なので
この機会に
座ったままで出来る
日本語の勉強をがんばっています
私が期末試験の採点をしてる傍らで
一生懸命、日本語のお勉強
いちおう
「ひらがな」と「カタカナ」はマスターしたものの
文型は まだ「〜は〜です」しか、知らない相方
その「〜は〜です」の文型のみで
短い作文を書かせてみました。
この短い作文を書き上げるのに 所有した時間は
訳20分
これは私が間違いを指摘して、本人に直させた後のものですが
初めてにしては、よく書けていたな〜と思います。
私たち日本人は、自然と使い分けている「ひらがな」「カタカナ」「漢字」ですが
これが non-Japaneseにしてみると
エラいやっかいなもので
夫の作文を見てお分かりのように
(彼は「マイケル」を「マイクル」と綴っていますが)
英語話者にとって、カタカナ語は特に
頭痛のたねなのであります。。。
Conversationは、
「カンバセーション」なのか
「コンバセーション」なのか
Michaelは
「マイケル」なのか
「マイクル」なのか
カタカナ語としてまだ定着していない言葉の場合
私でも戸惑います。。。
あと
英語を母語とする人にとって困難なのは
「助詞」です。
要は、「てにをは」です。
夫は未だに
「は」と「の」を混同します
"I am Steven" と言うところで
本当は「わたしは スティーブンです」となるべきところですが
どうしても 「わたしの スティーブンです」と
なってしまったり...
助詞は、英語には存在しないものなので
説明に とても苦労します。
「明日、コンサートに行きます」も
「明日、コンサートに行くんですよ」も
英語に直してしまうと、どちらも
I'm going to the concert tomorrow
で、同じになってしまいます。。。
(明らかに日本語ではニュアンスが全く違うのですが...)
日本語は、奥が深いとです...。
でも
そんな奥が深い ややこしい言語を
苦労してでも「学びたい!!」と思ってくれる人がいることは
ホントに有難いこと。
(だから私もそれを仕事にして おまんまが食べてゆけるのです)
長年、続けている「日本語講師」の仕事ですが
未だに
私の「母語」を、授業料を払ってまで
習得しようと集まってくれる人がこんなにいること
ものすごく幸せなことだ〜〜〜と
思います。
日本語は
本当に 美しい言語です
それを、すらすらと話せる自分が、誇らしい
そして
夫や、私の学生や
苦労してそれを習得しようとしてくれる人達が...とても 愛おしいです
そんな人たちの助けに、少しでもなれるように
がんばっていきたいと思う毎日です。
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日本語
レニア
2012-06-17T18:03:26+09:00
-
先生、きれいですね
http://hanayu0413.chesuto.jp/e771365.html
「先生、きれいですね」
授業中、各自が練習問題をしているのを見回ってるとき
ある学生が言った。
え〜、そんなぁ〜、ちょっとー、ジェシカさ〜ん、
嬉しいこと言ってくれるじゃないぃ〜
ふいの言葉に、内心ニヤニヤ にやけていたら
「とてもきれいですね」
目線を窓のほうにうながしながら、ジェシカさんが再度言った。
「山、きれいです」
(ああ〜窓の外の景色のことね )
思わず喜んじゃったじゃないさ、ちぇーっと心の中で思いながら(自意識過剰 笑)
そうですね。雪がまだ少しあって、きれいですね。
と答えたら
学習したばかりの「きれい」という形容詞を使って日本語で私とやりとりができたことが嬉しかったようで
ジェシカさんはにっこり、とびきりのスマイルをみせた。
今学期から教えることになったこの大学は、シアトルダウンタウンのど真ん中にある。
日本語の教室からは上の写真のように「スペースニードル」が見えるし
キャンパスからはこのように高層ビル街が見えたりする。
今まで教えてきた大学は、高級住宅地域の中にあるキャンパスだったので
学生も大半が裕福な家の子や留学生で
まだ親のスネをかじりながら学生してるという子が少なくなかった。
が、今回の街中の大学は
自分で働きながら学費をはらって学校に来てるという子が多い。
キャンパスがダウンタウンにあるので、交通の便が良く
車を持っていなくてもバスで通学できるという利点がある。
がそれは 逆に言うと
車を買う経済的余裕がない子が多いということでもある。
「最新の設備が整った近代的な学校」という雰囲気ではないが、
古びた石造りの建物がなんともいえない趣を醸し出していて、私はそれが気にっている。
日本語の教室がある「Fine Arts」のビル。
今までの大学は外国語のチョイスが
「日本語」「スペイン語」「フランス語」「ドイツ語」「イタリア語」「アラビア語」「中国語」と7つもあった。
それと比較すると、今回の大学は
「日本語」「スペイン語」「フランス語」の 3つしかチョイスがなく
学科としては小さいほうだ。
でも、日本語を選択してやってくる学生を見ていると
どの大学もさほど変わらないなあ〜と感じる。
変わらずみんな同じようなところで苦労し、つまづき
それでも頑張って必死に勉強している姿は みんな同じく可愛い。
2月も終わりに近づき、今学期は残すところあと3週間。
今回「Japanese 2(2学期目の日本語)」で担当したこの子たちとは、来学期も「Japanese 3」でつき合うことになりそうだ。
「日本語は、どうですか?」と人に聞かれたら
今学期学習した 形容詞を使って
「たいへんです」とか「すごくむずかしいです」 よりは、
「おもしろいです」とか
「とてもたのしいです」 と言ってくれる学生が
ひとりでも増えるように、、、
少しでも良い授業をしようと、ひたすらデスクに向かってしまう
相変わらずの週末でありました。
<![CDATA[「先生、きれいですね」
授業中、各自が練習問題をしているのを見回ってるとき
ある学生が言った。
え〜、そんなぁ〜、ちょっとー、ジェシカさ〜ん、
嬉しいこと言ってくれるじゃないぃ〜
ふいの言葉に、内心ニヤニヤ にやけていたら
「とてもきれいですね」
目線を窓のほうにうながしながら、ジェシカさんが再度言った。
「山、きれいです」
(ああ〜窓の外の景色のことね )
思わず喜んじゃったじゃないさ、ちぇーっと心の中で思いながら(自意識過剰 笑)
そうですね。雪がまだ少しあって、きれいですね。
と答えたら
学習したばかりの「きれい」という形容詞を使って日本語で私とやりとりができたことが嬉しかったようで
ジェシカさんはにっこり、とびきりのスマイルをみせた。
今学期から教えることになったこの大学は、シアトルダウンタウンのど真ん中にある。
日本語の教室からは上の写真のように「スペースニードル」が見えるし
キャンパスからはこのように高層ビル街が見えたりする。
今まで教えてきた大学は、高級住宅地域の中にあるキャンパスだったので
学生も大半が裕福な家の子や留学生で
まだ親のスネをかじりながら学生してるという子が少なくなかった。
が、今回の街中の大学は
自分で働きながら学費をはらって学校に来てるという子が多い。
キャンパスがダウンタウンにあるので、交通の便が良く
車を持っていなくてもバスで通学できるという利点がある。
がそれは 逆に言うと
車を買う経済的余裕がない子が多いということでもある。
「最新の設備が整った近代的な学校」という雰囲気ではないが、
古びた石造りの建物がなんともいえない趣を醸し出していて、私はそれが気にっている。
日本語の教室がある「Fine Arts」のビル。
今までの大学は外国語のチョイスが
「日本語」「スペイン語」「フランス語」「ドイツ語」「イタリア語」「アラビア語」「中国語」と7つもあった。
それと比較すると、今回の大学は
「日本語」「スペイン語」「フランス語」の 3つしかチョイスがなく
学科としては小さいほうだ。
でも、日本語を選択してやってくる学生を見ていると
どの大学もさほど変わらないなあ〜と感じる。
変わらずみんな同じようなところで苦労し、つまづき
それでも頑張って必死に勉強している姿は みんな同じく可愛い。
2月も終わりに近づき、今学期は残すところあと3週間。
今回「Japanese 2(2学期目の日本語)」で担当したこの子たちとは、来学期も「Japanese 3」でつき合うことになりそうだ。
「日本語は、どうですか?」と人に聞かれたら
今学期学習した 形容詞を使って
「たいへんです」とか「すごくむずかしいです」 よりは、
「おもしろいです」とか
「とてもたのしいです」 と言ってくれる学生が
ひとりでも増えるように、、、
少しでも良い授業をしようと、ひたすらデスクに向かってしまう
相変わらずの週末でありました。
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日本語
レニア
2012-02-27T14:36:45+09:00
-
シアトルの日本語クラス
http://hanayu0413.chesuto.jp/e643187.html
いつもはこんなに、雑然としてないんですが、、、
今日は特別。
というのも
日本からお客さんがやってきたのです。
長野の
とある女子校の生徒さん12人が
私の日本語クラスの見学にやってきました。
夏休みの間、英語研修で
うちの大学に2週間ほど来てるのだそう。
せっかく「生」の日本人が12人もやってくる。。。
使わせていただきます(笑)
おととい学生に
私:あさって日本からお客さんが来るから、日本語でおしゃべりする練習しましょう。
今までに習った文型を使って、日本語で聞きたいことを用意しておきなさいね〜
と言ったら
え〜〜〜!!!
の反応。
ちょっと緊張、ちょっとビビってた...そんな子たち
が、
当日になってみたら
こんな感じ。
高校生と大学生で、年も近いしね。
うちとけるのも早い早い。
お客さん12人
私の学生27人
教室にいっぱいいっぱいで、イスも足りなくなり
床に座り始める子たち
私の学生:将来、何になりたいですか。
(「〜たい」の文型は、先週習ったばかり)
日本人学生:え〜、薬剤師になりたいです。
私の学生:やくざ、、、 やくざ?
日本人学生:エー、違う違う!やくざいし!
(もちろん「薬剤師」なんて難しい単語は知らない私の学生)
私の学生:ん〜、ん〜、あのー、「やくざいし」は英語で何ですか?
日本人学生:え? 英語で? え〜、なんだろ〜、どうしよ〜、わかんなーい。
(注:「pharmacist」です)
こんな、漫才みたいなやりとりが
あっちから、こっちから
聞こえてくるくる。
その度に
「先生!」
「センセー!」
と
あっちからも、こっちからも
手があがるあがる。。。
お客さんが帰ったあと、学生に「どうだった?」と感想を聞いてみたら
皆が口をそろえて
楽しかった!!
Let's do this again, sensei!
(またやろうよ、先生!)
いや、先生は
結構疲れた。。。(笑)
でも、学生にとっては
これからも、もっとがんばって日本語を勉強しよう!
と気持ちを新たにする、
よい経験になったようです。
やっぱり言葉は
コミュニケーション・ツール
外国語で、初めて相手と意思疎通ができた時の喜びって
何にも代え難いよね。
それにしても
私が高校生のときも、たいがい「ガキんちょ」だったけど
今の日本の高校生って
すごく幼い(あどけない)感じがしました。
普段
ばんばん意見を口にする、小生意気なアメリカの若者ばかりを
相手にしてるからかな?
<![CDATA[いつもはこんなに、雑然としてないんですが、、、
今日は特別。
というのも
日本からお客さんがやってきたのです。
長野の
とある女子校の生徒さん12人が
私の日本語クラスの見学にやってきました。
夏休みの間、英語研修で
うちの大学に2週間ほど来てるのだそう。
せっかく「生」の日本人が12人もやってくる。。。
使わせていただきます(笑)
おととい学生に
私:あさって日本からお客さんが来るから、日本語でおしゃべりする練習しましょう。
今までに習った文型を使って、日本語で聞きたいことを用意しておきなさいね〜
と言ったら
え〜〜〜!!!
の反応。
ちょっと緊張、ちょっとビビってた...そんな子たち
が、
当日になってみたら
こんな感じ。
高校生と大学生で、年も近いしね。
うちとけるのも早い早い。
お客さん12人
私の学生27人
教室にいっぱいいっぱいで、イスも足りなくなり
床に座り始める子たち
私の学生:将来、何になりたいですか。
(「〜たい」の文型は、先週習ったばかり)
日本人学生:え〜、薬剤師になりたいです。
私の学生:やくざ、、、 やくざ?
日本人学生:エー、違う違う!やくざいし!
(もちろん「薬剤師」なんて難しい単語は知らない私の学生)
私の学生:ん〜、ん〜、あのー、「やくざいし」は英語で何ですか?
日本人学生:え? 英語で? え〜、なんだろ〜、どうしよ〜、わかんなーい。
(注:「pharmacist」です)
こんな、漫才みたいなやりとりが
あっちから、こっちから
聞こえてくるくる。
その度に
「先生!」
「センセー!」
と
あっちからも、こっちからも
手があがるあがる。。。
お客さんが帰ったあと、学生に「どうだった?」と感想を聞いてみたら
皆が口をそろえて
楽しかった!!
Let's do this again, sensei!
(またやろうよ、先生!)
いや、先生は
結構疲れた。。。(笑)
でも、学生にとっては
これからも、もっとがんばって日本語を勉強しよう!
と気持ちを新たにする、
よい経験になったようです。
やっぱり言葉は
コミュニケーション・ツール
外国語で、初めて相手と意思疎通ができた時の喜びって
何にも代え難いよね。
それにしても
私が高校生のときも、たいがい「ガキんちょ」だったけど
今の日本の高校生って
すごく幼い(あどけない)感じがしました。
普段
ばんばん意見を口にする、小生意気なアメリカの若者ばかりを
相手にしてるからかな?
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日本語
レニア
2011-08-04T14:48:53+09:00
-
「20歳」は「にじゅっさい」??
http://hanayu0413.chesuto.jp/e611015.html
先週のこと。
私が勤める大学で留学生として学ぶ、ある日本人学生が
「日本語クラスに興味があるので、見学させてください!」
とやってきた。
明るく元気な若者で
学生に「日本人同士の生の会話を聞かせる、またとない機会だな〜」とも思い
一日だけ見学を受け入れた。
当日
授業のあたまに、彼に前に出て来てもらい
私の簡単な質問に答えてもらう形で
日本語での会話をしてみせた。
(仮に彼の名前をHさんとします)
私:日本は、どちらからいらっしゃいましたか。
Hさん:大阪から来ました。
私:そうですか。何月にシアトルに来たんですか。
Hさん:えーと、四月です。
私:Hさんは日本でも大学生ですか。
Hさん:そうです。日本の大学を一年だけ休学して来たんです。
私:そうですか。今、何歳ですか。
Hさん:にじゅっさい です。
私: ...........
一瞬、「は?」と声が出そうになった私。
学生もキョトンとしている。
それもそのはず。だって、日本語クラスでは
「20 years oldだけは特別で、『〜さい』を使わず『はたち』と言います」って
口をすっぱくして教えてあったんだもーん!!
私:Hさん、「にじゅっさい」って...今、日本では「はたち」とは言わないんですか。
Hさん:「はたち」。。。いや〜、言わないっすねえー。
だって。
マジっすか?
(君だけじゃないの?)
と、秘かに心の中でつぶやいた私だったが
たった今、
ネットで日本のニュースを見ていて
レポーターの方が、確かに言ってました。
にじゅっさい
と。。。
ここ15年ぐらいの間に、我が母国では
「はたち」ではなく
「にじゅっさい」のほうが
主流になってしまったのだろうか。
ニュースで使ってるぐらいなんだから
そうなんでしょか。
いや、めっちゃオドロイてるんですが。。。私
もしかして
もしかして
「20日」も、もはや
「はつか」とは言わず
「にじゅうにち」 なの???
<![CDATA[先週のこと。
私が勤める大学で留学生として学ぶ、ある日本人学生が
「日本語クラスに興味があるので、見学させてください!」
とやってきた。
明るく元気な若者で
学生に「日本人同士の生の会話を聞かせる、またとない機会だな〜」とも思い
一日だけ見学を受け入れた。
当日
授業のあたまに、彼に前に出て来てもらい
私の簡単な質問に答えてもらう形で
日本語での会話をしてみせた。
(仮に彼の名前をHさんとします)
私:日本は、どちらからいらっしゃいましたか。
Hさん:大阪から来ました。
私:そうですか。何月にシアトルに来たんですか。
Hさん:えーと、四月です。
私:Hさんは日本でも大学生ですか。
Hさん:そうです。日本の大学を一年だけ休学して来たんです。
私:そうですか。今、何歳ですか。
Hさん:にじゅっさい です。
私: ...........
一瞬、「は?」と声が出そうになった私。
学生もキョトンとしている。
それもそのはず。だって、日本語クラスでは
「20 years oldだけは特別で、『〜さい』を使わず『はたち』と言います」って
口をすっぱくして教えてあったんだもーん!!
私:Hさん、「にじゅっさい」って...今、日本では「はたち」とは言わないんですか。
Hさん:「はたち」。。。いや〜、言わないっすねえー。
だって。
マジっすか?
(君だけじゃないの?)
と、秘かに心の中でつぶやいた私だったが
たった今、
ネットで日本のニュースを見ていて
レポーターの方が、確かに言ってました。
にじゅっさい
と。。。
ここ15年ぐらいの間に、我が母国では
「はたち」ではなく
「にじゅっさい」のほうが
主流になってしまったのだろうか。
ニュースで使ってるぐらいなんだから
そうなんでしょか。
いや、めっちゃオドロイてるんですが。。。私
もしかして
もしかして
「20日」も、もはや
「はつか」とは言わず
「にじゅうにち」 なの???
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日本語
レニア
2011-06-13T18:22:27+09:00