――難易度は今作でも頭をブン殴られるようなレベルですか?
ああ。そんな感じだよ。それに関してはもっと過激にしていく。さらにゲームにはハードモードも追加される予定だ。まだ完成はしてないが、『Super Meat Boy』みたいにCプラスとか一定以上のグレードを取得すれば、ハードモードバージョンのステージがアンロックされるようなのを計画している。プレイヤーを手助けするツールは全て剥ぎ取られるんだ、どこを見ても何もない。
さらなるチャレンジ要素を求めている人たちが居たから、ハードモードは大喜びされるはずだ。クールなスコアを獲得して友人に自慢するみたいな、ゲームを一番上手くプレイ出来る奴になりたい人たちが多く居た。プレイヤーが最初は叩きのめされて自分のことを世界最悪のゲーマーだと思うけど、プレイを続けると学習して上手になりゲームの鼓動を感じ取ることが出来るようになるのが僕の好きなゲームさ。
――Wedin氏は『Dark Souls』のファンですか?
ああ、もちろんさ。大好きだよ。多くのゲームはプレイヤーを殺すことに恐れをなしていると思う。プレイヤーを痛めつけるべきでは無い、何も問題を起こすべきでは無いってね。でも僕にとっては、死亡するようなことはビデオゲーム体験の全体の一部だ。ただこれは僕がオールドスクールなゲームを愛しているからというのもあるだろうし、プレイヤーには「死にすぎ」と受け止められるだろう。とにかく全体の一部ということさ。
死んだなら憤りなんて感じない(笑)でももしイラついたのならもう一度プレイしてみて欲しい、今度はほんの少し前に進めるはずだ。Yeah。
――自身への教えとしているようなNESゲームの中でお気に入りはありますか?
ああ、『ロックマン』が大好きだ。
――最高ですよね
『忍者龍剣伝』もね、昔の三部作は素晴らしいよ。
――あと『魂斗羅』
そう『魂斗羅』。今名前が出たのは骨の髄までプレイして学ぶべきゲーム達だ。『忍者龍剣伝』は子供の頃に初代をクリアしたけど、スウェーデンでは第2作と第3作は発売されなかった。だから2年前ぐらいにeBayで購入したよ。アパートの自室を閉めきってプレイしまくった。クリアするのに凄い時間がかかったけど、ついにやり遂げた時には最高の達成感を得たね。容易く手に入れることの出来るような体験とは異なった感覚をゲームと共有し合った。プレイヤーが死なない。プレイヤーは何もする必要が無い。もしプレイヤーが死んでいても次の日の朝にはヘルスバーが全開しているし、もし弾が尽きても弾薬パックを突然見つけてしまう。僕はチートしているように感じてしまうよ。
更に言えば……ビデオゲームは映画じゃないし、映画であるべきでは無い。ゲームであるべきだ。多くのゲームが映画になろうと挑戦しているけど、僕たちはプレイヤーに映画を見る以上の体験を与えることにフォーカスしていくべきだ。……ちょっと要点を得てないかな。僕たちには映画がある。彼らは素晴らしい作品を作り上げている。でも僕たちは僕たちの分野に挑戦していくべきだ。僕たちにはゲームがある。僕たちはゲームでやっていくことが出来る。
――ありがとうございました
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