武井壮、国の計画に物申す!「スポーツ好きな子ばっかじゃねえし」
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スポーツが嫌いな中学生を半分にする。
文部科学省の外局であるスポーツ庁は2017年3月、今後5年かけて『スポーツが「嫌い」「やや嫌い」の中学生を半減させる』という『スポーツ基本計画』を発表しました。
スポーツ庁の目標に武井壮が物申す
同年6月5日に放送されたTOKYO MXの情報番組『バラいろダンディ』に武井壮さんが出演。
武井さんは陸上十種競技の元日本チャンピオン。スポーツ庁の掲げた目標についてコメントを求められ、アスリートという立場で自らの意見を述べました。
武井さんは、「スポーツが好きでない子」を無理に「スポーツ好き」にさせることに首を傾げたのです。
武井さんのその言葉に対し、スポーツが好きではない人、そしてスポーツが好きな人からもネット上に声が上がりました。
『スポーツが好きではない』という気持ちも1つの個性です。
もちろん、健康のためにはスポーツは推奨されるべきもの。しかし、気持ちを強要されるべきなのしょうか。
武井さんはさらに、好きなスポーツを極めようとする未来のアスリートを想い「スポーツに没頭するにはリスクがある」と述べました。
スポーツ庁の『スポーツ基本計画』には、スポーツ好きな子どもを増やし、『スポーツ立国』としてアスリートを育成する目的も含まれています。
しかし努力してプロになっても、その能力に見合った報酬を得られる仕組みがないままで「スポーツを勧める」ことに武井さんは疑問を抱いています。
素晴らしい成果を出した人が、しっかりと認められ、安心して生活ができること。それが、日本でさらにスポーツを広めるために必要なことの1つではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]