SCHOTTのハリントンジャケットを購入しました
真冬ですが、ライトアウターを購入しました。購入したのは「SCHOTT製のハリントンジャケット」。本家のハリントンジャケットと言えばご存じ「バラクータG9」。ショット製はいわゆるなんちゃってハリントンジャケットになる訳ですが、作りは悪くなく、色もサイズも好みのそれでした。
そこで今回はハリントンジャケットの歴史や、ハリントンジャケットと言えばの「バラクータ G9」等についても触れながらハリントンジャケットについてまとめてみましたのでご覧ください。
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今回はなんちゃってハリントンジャケットですが、過去に「なんちゃってダービージャケット」を入手しています。気になる方は下記をご覧ください。
なんちゃってダービージャケット「アーノルドパーマー 」入手
https://goodvibes9999.com/blog-entry-651.html
ハリントンジャケットとは?
ハリントンジャケットを見ても昔は作業着にしか見えていませんでしたが、年齢を重ねるごとにその魅力が徐々にわかってきました。シンプルでありながら洗練されたデザインが特徴のライトアウター。象徴的なデザインといえば、以下のポイントが挙げられます。
ハリントンジャケットの特徴

[画像]amazon
特徴

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- リブ仕様の袖口と裾
風の侵入を防ぎ、動きやすさを確保
- ドッグイヤー
襟先が下向きに折れるデザインで、スタンドカラーとしても使える実用性の高い仕様
- スタンドカラーとボタン留めの襟
シンプルながらも品のある印象
- タータンチェックの裏地
伝統的な英国スタイルを反映
- 背中のアンブレラカット
雨を効率よく流すためのデザインで、機能性とともに独特のスタイルを演出
ハリントンジャケットの歴史

[画像]baracuta.com
ハリントンジャケットは1930年代にイギリスで誕生しました。特に有名なのは、英国ブランドの「バラクータ」が1937年に発表した「G9」モデルです。このモデルがハリントンジャケットの元祖とされています。
G9のGはGOLF(ゴルフ)のG
ハリントンジャケットの特徴的なデザインは、ゴルフウェアとしてのルーツに起因しています。元々はゴルファーがスイング時に動きやすいよう考案されたため、軽量で動きやすく、防風性にも優れています。
バラクータの「G9」の「G」は、ゴルフ(Golf)の「G」、「9」はゴルフコースの「9ホール」に由来しています(当時は9ホールが一般的)。このジャケットがゴルフウェアとして設計されていたためです。他にも、同ブランドは「G4」や「G10」などのモデルを展開しています。
バラクータG9以外のモデル
プロゴルファーが実際にバラクータのGシリーズを着用している等の情報は見つかっておらず、いわゆるプロユースのウェアではなく主にカジュアルファッションウェアとして、ゴルフを含めたあらゆるシーンで世界中の多くの人に愛されています。
しかし、1970年代には、歴史上最も有名なゴルファーの一人で、ゴルフの神様と呼ばれる「アーノルド・パーマー」がバラクータと共同で防水、防風、そして非常に快適なゴルフジャケットのラインを限定版として立ち上げました。

[画像]https://jp.baracuta.com/pages/about
ハリントンという名称の由来
ハリントンジャケットという名称は、1960年代のアメリカのテレビドラマ「ペイトンプレイス物語」で俳優「ライアン・オニール(1941年4月20日 - 2023年12月8日 wikipedia)」が演じた「ロドニー・ハリントン」がほぼすべてのシーンでこのジャケットを着用していたことに由来します(https://jp.baracuta.com/pages/about)。彼がこのジャケットを着ている姿が視聴者の印象に残り、この名前が広まったと言われています。近年で言うところのドラマHEROでキムタクが着用したダウンジャケットのようなものでしょうか。
著名人が愛用するハリントンジャケット
ハリントンジャケットは、数多くのセレブや著名人に愛されてきました。特に以下の人物がハリントンジャケットを着用していることで知られています
日本での人気は高倉健の影響?あのデイビッドベッカムも着用
これらの著名人が着用したことで、ハリントンジャケットはファッションアイコンとしての地位を確立しました。日本の老人がやたら着ているのは高倉健氏の影響でしょうか。映画「あにき(1977年)」や「あなたへ(2012年)」でバラクータG9を着用してましたが、プライベートでも愛用されていたそうです。
あのデイビッド・ベッカムも着用

[画像]Pinterest
比較的高年齢層の著名人が多いように感じますが、あのデイビッドベッカムもバラクータG9(amazon)と思われるものを着用していますし、若き日のエリッククラプトンもハリントンジャケットを着用してステージに立っていたようです。年齢関係なく着用可能であることがわかります。
エリック・クラプトン

[画像]Pinterest
その他の著名人
- ジェームズディーン
- フランク・シナトラ
- ブラッドリー・クーパー
- トム・ハーディ
- マーク・ウォールバーグ
- ジェイミー・フォックス
- レオナルド・ディカプリオ
- ジェイソン・ステイサム
SCHOTTのハリントンジャケット
購入したハリントンジャケットはバラクータの物ではなくショット製。SCHOTT(ショット)は、アメリカを代表する歴史的なレザーアウターブランドで、こだわりのレザーウエアに関してはUSA製造ですが、今回入手したハリントンジャケットは中国製。
USA製のショットのレザージャケットを所有していますが、革の質から縫製から高品質で長く愛用できています。このハリントンジャケットは、レザーウエアと同時に販売しているその他アウターの類で特に力を入れているという事は恐らくないと思われるレベルの作りで、悪くはないが決して良くもない。Schottのタグが無ければ買ってないであろうレベルでした。
とは言っても本家バラクータG9と見た目や質感を比べて特に何が劣っているという事はありません。ハリントンジャケットはかなり前から気になっており、いつか買うだろと思ってところたまたま行ったリサイクルショップで売れ残っていたものを購入できて大満足です。ラッキーでした。
唯一気になるのは本家の裏地がタータンチェックなのに対しマドラスチェックであり、昔穿いていたトランクス(下着)を思い出しました。
ハリントンジャケット まとめ
ハリントンジャケットは、そのシンプルさと機能性、そして幅広いコーディネートの可能性から、時代を超えて愛され続けるアイテムです。気になる人は本家バラクータ含めチェックしてみて下さい。
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