2015/09/01 18:35:42

30

政治・経済・社会

東京五輪エンブレム使用中止に関する記者会見 「取りさげ理由は国民のせい」

武藤敏郎


東京五輪エンブレムが使用中止されたことに関する会見が本日18時より行われた。先月28日に行われた際は佐野研二郎氏のデザインは類似していることを否定するため、原案を公表。その際に公開された展示例が個人ブログから無断利用していたことが発覚。

会見冒頭では東京2020組織委員会専務理事・事務総長の武藤敏郎氏が説明を行い「8月28日に見せた展開例は流用したのではないか、そもそも原案はヤン・チヒョルトのデザインに似ているのでは無いかという指摘があった」とした。本日午前に佐野研二郎氏に説明を求めたところ、「あれは内部資料として使う物だった、デザイナーではよくあることだった。それが公になる際に怠った」としておりそれが8月28日の会見でそのまま使われたとしている。

ヤン・チヒョルト展におけるポスターは佐野研二郎氏は見に行ったが、どういった物か記憶に無いとしており、「模倣では無いオリジナルです」としている。永井審査委員長は「デザイン会の理解としては9分割されたものは違う物とされる」としているが、同時にここまで世の中で問題になったことに対して一般の方が納得行くかどうかとしていた。

組織委員会はこのような結論に至り、直ちに新しいエンブレムを公募を大前提として行うとした。またより開かれた選考過程を検討していくとしている。この「開かれた選考過程」というが具体的にどういうことを指しているか不明だが、ネットで中継するのか随時報告するのかだろう。

質疑応答

―― スポンサーへの補償はどのくらいへのダメージがあるのでしょうか。
槙英俊 決定そのものが本日で今後わかると思う。

―― 問題が発覚してからここまで引きずってしまった責任について。
武藤敏郎 このエンブレムがリエージュのロゴに似ていると言うことに対しては我々は違うと確信していました。28日の会見もそのためのもの。新たな局面を迎えたのは先週末でした。国民の皆様に理解されるようなエンブレムを選ぶ。

―― 佐野研二郎氏へのギャランティーは支払われるのですか? 再公募の際は佐野さんは応募資格あるのでしょうか。
武藤敏郎 賞金は100万円です。再公募についてはまだ具体的にわかりません。佐野さんがそんなことするか分かりませんが、自粛されると思います。

―― 今回のコンペは佐野さんありきと言われていますが。
武藤敏郎 佐野さんありきということはありません。一等に似たようなのがあったときはどうするかと思っておりましたが、2位にするか悩みました。応募要領に修正あるべしと書かれています。1位と2位の差が大きかったのです。半数の人が佐野さんを選んだ。

―― 8月28日の会見で原案を見せオリジナルであると言ってましたが、使用中止の決定打とは国民の支持を得られなくなったことでしょうか?
武藤敏郎 取り下げの理由は国民の理解を得られなくなったこと。

―― エンブレムを使った廃棄の損害は誰が補償するのか。
武藤敏郎 これは関係者に状況を説明して話し合いで解決していきたい。

―― 原案が修正されるのは何と比較されてどんな問題があって修正が行われたのでしょうか。
武藤敏郎 原案が決まった時点でその中に複数、Tが基本としたロゴが似ているので安全の為に修正した。

―― 展開例の画像は流用されていますが、佐野さん自身が認めているのか。また国民の理解を得られなくなったと言っているが。
武藤敏郎 展開例は原作者にアプローチをした。当初クローズな場ではよくあることで問題は無かった。ただ一般に公開するとなると問題がある。それを怠った佐野さんのミス。権利処理をしているかという指摘については我々のミス。

―― ここまで事態が混乱したことと国民の理解が得られなかったことは何が原因だと思いますか。
武藤敏郎 土日のことが最大の問題だった(展開例)。

―― 誰に責任があって責任をどういう形で取るのか。国際的信用を失墜したことについても。
武藤敏郎 関係者3、4人にあると思う。事態の状況を見た上で対処。佐野さんは盗作したことはないと明言しており理解している。その上で取りさげるという決断をして責任を取った。これを長く続けていく方の方が問題あり、新たに作る方を選んだ。

―― 佐野さんは自分から取りさげたいと言ったときの様子。
武藤敏郎 怒っているということはなく冷静だった。一番訴えたかったのはこれは模倣であるから取りさげるというのは納得できなかったと言ってた。オリンピックに関わるのは昔からの夢であり憧れであった。

―― 佐野さんはコンセプトがオリジナルだと言ってた。劇場とオリンピックではコンセプトが違うのは当たり前。コンセプトを審査する項目があるのか。今回の会見に出席しないのは本人の意向なのか。また別で会見を行うのか。
武藤敏郎 佐野さんがどう対応するかは佐野さん次第。永井さんによるとこういうものの考え方はここ数年で変わってきた。似ているのも沢山出てきた。コンセプトを重要視してきた。

―― どなたがどういったセクションで問題が生じたのか曖昧で今後こういった事例はあり得ると思うのですが、ネット社会の中、理解しようとしなかった人のせいなのか。
武藤敏郎 これは誰が責任あると一概に言えない。ネット社会でデザインの独自性を確保するのは難しいと思い全く仰るとおり。いろんな方々の知恵を頂き1964年の伝統的なやりかたではないと思います。

―― 今日の話し合いで佐野さんが自ら取りさげたと言ってましたが、周りの人から「取りさげられますよ」と言ったのか。
武藤敏郎 国民の支持を得られないので取りさげたいとしてた。最初に取り下げという言葉を口にしたのは佐野さんで最終的に3者で決定。

―― 新しいエンブレムを発表する時間はあるのですか。今年中に発表可能なのでしょうか。
武藤敏郎 今の時点では何月とかは分からない。出来るだけ早く作ろうという気持ちは持ってるがいつまでかはわからない。新しいエンブレムが無いということにつて懸念を持っている。

広告についての問い合わせはこちら

ゴゴ通をフォローする

facebook twitter feedly RSS
"組織委員会 佐野研二郎がデザインした東京五輪エンブレム使用中止の方針 新たなデザイン担当は不明
日本版『Netflix』登録開始! スマホアプリやウェブブラウザから視聴可能

関連記事

もっとみる

新着記事

もっとみる

コメント(匿名で投稿できます)

「東京五輪エンブレム使用中止に関する記者会見 「取りさげ理由は国民のせい」」への30件のフィードバック

  1. すげーな、国民のせいか w

    » 東京五輪エンブレム使用中止に関する記者会見 「取りさげ理由は国民のせい」 http://t.co/twMbBXSPwn

  2. 匿名 より:

    苦しい言い訳だ。意地でも頭を下げたくないんだろうなぁ

  3. @ibjpn より:

    » 東京五輪エンブレム使用中止に関する記者会見 「取りさげ理由は国民のせい」 http://t.co/SezsIjIvCa

  4. @ibjpn より:

    » 東京五輪エンブレム使用中止に関する記者会見 「取りさげ理由は国民のせい」 http://t.co/SezsIjIvCa

  5. 匿名 より:

    佐野研二郎の言い分、悪いのは国民、俺は被害者・・・・・

  6. @GURE_42 より:

    「自分が悪いのに絶対謝らない奴は、社会にはいらないんだよ。」
     
    もう自分が責められる側に立っている時に一番言ってはいけないセリフのオンパレード http://t.co/bxdi1MUlzF

  7. 匿名 より:

    佐野「俺は悪くない嫁が誹謗中傷された被害者だ」 佐野「今回の騒動は俺のデザインを理解できない国民が悪い」

  8. @kouhei_yahoo より:

    » 東京五輪エンブレム使用中止に関する記者会見 「取りさげ理由は国民のせい」 http://t.co/POnSeC2yld
    ほう、組織で国民に責任転換か、今の老人はロクデナシが多いな。

  9. 匿名 より:

    盗人猛々しい

  10. @DAiPhone_ より:

    » 東京五輪エンブレム使用中止に関する記者会見 「取りさげ理由は国民のせい」 http://t.co/M2SKUFpKSP
    何言ってんだこいつww

  11. @minashika_t より:

    » 東京五輪エンブレム使用中止に関する記者会見 「取りさげ理由は国民のせい」 http://t.co/wDbqiAtv87

  12. @daibu2459 より:

    » 東京五輪エンブレム使用中止に関する記者会見 「取りさげ理由は国民のせい」 http://t.co/9HWbBZkRI2
    そうだね、佐野も一応は日本国民だからね。佐野のせい=国民のせいは間違ってないよ。

  13. @kinczem より:

    コンペが身内だけで行われた証拠となる発言。コンペなのに最初からオープンでなかった
    武藤敏郎 展開例は原作者にアプローチをした。当初クローズな場ではよくあることで問題は無かった。ただ一般に公開するとなると問題がある。
    http://t.co/S5aGVhRgxD
    #五輪エンブレム

  14. はぁ?国民のせい?頭おかしいだろ?» 東京五輪エンブレム使用中止に関する記者会見 「取りさげ理由は国民のせい」 http://t.co/Eckdf0tD89

  15. @kawaken_oz より:

    国民の理解が得られないから、使用をやめる。
    って、国民のせい?

    専門家がよってたかって、国民目線で選べないデザイン選考に問題あり。

    デザインものは、使う側の視点に立って作り上げるものではないだろうか。… http://t.co/QfTsZRbbcF

  16. 匿名 より:

    武藤敏郎を徹底的に追い詰めてほしい

  17. 匿名 より:

    佐野や身内のデザイナーたちを協会から追放すべき!!!!!

  18. 匿名 より:

    「国民のせい」だなんて誰もそんなこと言ってないだろ。捏造するなよ。
    ソル氏も佐野や佐村河内と同じだな(冷笑

  19. 匿名 より:

    「国民のせい」あまりにもひどいタイトル付でおどろく。
    悪意を持った解釈をやめようよ。
    読者のみんなも、こういうのに乗っかるのをやめようよ。

  20. 匿名 より:

    国民を舐めすぎ
    とりあえず誤発注分の税金は上から10番目くらいまでの偉い人たちで返還してや。
    当然能力無いんだから解雇ね。

  21. 匿名 より:

    >読者のみんなも、こういうのに乗っかるのをやめようよ。

    読者も馬鹿が多いから、こういう釣りタイトルに簡単に引っかかるんだよね。
    詐欺師まがいが横行するわけだ。

  22. 匿名 より:

    1京歩ゆずってパクリじゃないとしても
    国民を強いては世界の人々を理解させるのがデザイナの仕事だろうが
    五輪のロゴはお前ら老害のためだけに作ったものなのか?

  23. 匿名 より:

    →次は、こいつらも全員検挙すべし!

    浅葉克己・・・老害左翼
    真鍋大度・・・在日韓国人4世
    佐野研二郎・・・在日韓国人3世
    武田双雲・・・在日韓国人4世で創価芸術部(本名:キム・ソンフン)
    佐藤可士和・・・創価学会芸術部の幹部

    みんな、仲良くブサヨで創価韓国の人脈なんですよね~
    みんな、広告雑誌「ブレーン」の常連。
    芸能界だけではなく、広告業界も創価と韓国人によって支配されてます。

    サントリーだけの問題ではなく、彼らにロゴや広告のデザインを依頼した
    会社は、改めて調査し直した方が良い。

    東京オリンピックと日本のイメージを悪化させた彼らにペナルティーを
    課すべき。

  24. 匿名 より:

    ●在日韓国人クリエイターの特徴
    ・実力がない
    ・才能がない
    ・だから、とにかくメディアに出まくる
    ・結果、素直な日本人が騙される
    ・騙された日本人が仕事を発注してしまう
    ・才能ないから、とにかくパクる
    ・発覚しても、厚かましく絶対にパクリを認めない

  25. 匿名 より:

    在日社会は、全ての人が悪いわけではないけど、
    こうやって、日本の文化を結果として蔑ろにしている
    というのも事実です。

  26. 匿名 より:

    佐野のパクリは、確信犯として日常的に行われている。
    この手のメディアに出演した者勝ちーってタイプは、調べれば調べるほどいろいろ出てくるね~

    佐藤可士和とか、武田双雲とか 胡散臭い感じが前からしてたけど・・・
    なるほど、ググっただけでも大量に出てくるね~

    本来、クリエイターは裏方の職業。
    メディアに顔をがんがん露出するタイプは、だいたい怪しい。

    在日ネットワークは、この際潰した方が日本とオリンピックのためにもよい。

  27. 匿名 より:

    おい、佐野!

    ダメだろ、朴っちゃ。

    しかし、
    在日や創価は芸能界だけではなく、デザイン業界まで牛耳っているのか・・・

  28. より:

    汚れてしまったね、オリンピックも日本のイメージも・・・

    パクリー佐野や審査委員会の臭い連中を、早く排除しとかないと
    在日勢力が益々勢いを増してきますよ、恐ろしいことに・・・

  29. 匿名 より:

    もうこんな人に審査させてはイカンでしょ。

  30. 匿名 より:

    なぜに国民のせいとかなんでしょう?
    じゃあ、あなたたちこそ何の為にいたのですか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


"組織委員会 佐野研二郎がデザインした東京五輪エンブレム使用中止の方針 新たなデザイン担当は不明
日本版『Netflix』登録開始! スマホアプリやウェブブラウザから視聴可能