感想を一言で表現すると;
「金と時間返せ」
こんなもん読まなくていいわ。ばからしい。ネット界隈の事情をある程度知っている暇なニート諸君なら常識的に理解してそうな内容。
「ネット界隈の事情をある程度知っている暇なニート諸君なら常識的に理解」というのはもっともだ。なにも「事業会社のマーケティング担当者」に向けて書く場合でも、へんに敷居を下げようなんて身勝手で役に立たない配慮なんてする必要はなかったなと強く感じた。それはむしろ読んでくれる人に失礼だったように思う。
それこそ市場にいるのは「ネット界隈の事情をある程度知っている暇なニート諸君」も含む人たちなのだから、マーケティング担当者が「ニート諸君なら常識的に理解」できる内容ばかりではなく、「ニート諸君」でも「へぇ~」って思うようなことくらいわかってないと(あるいはわかろうとする意欲がないと)これからのマーケティングなんてやってられないはずだからだ。フラットな世界では甘えは許されないはずです。
書くこちら側のレベルはあるにしても、わかりやすくさえ書ければ内容がレベル的にむずかしかろうと遠慮はいらないはずでした。これは今回の大きな反省ですね。
渾身の力をふりしぼって全力でいかないとって思いました(いちるさんの書いた内容を読んだときもそう思いましたが)。
それにしてもちゃんとアウトプットするとやっぱり自分の勉強になりますね。
ついでに(なんのついでかわかりませんが)最近、買った本の紹介。
ようは「複雑系」に関する関心から一気に購入したわけです。
あとこれも欲しいね。
結局、マーケティング本もこんな科学本レベルの「読む際のワクワク感」がないとダメだと思うんです。実際、自分が読者としてそう感じますから。
企業人って結局、目先の利益、売上のせいにして、どっか自分の行動に甘い制限をかけてるんじゃないですかね? そんなんじゃ「ニート諸君」も大量発生しますよ。
上には上が、下には下が存在する広いベキ分布の裾野を持った世界では。
ほんと反省しきりです。
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