「自動車会社の社長さんに会いたいツアー」やります!
来る6月2日「自動車会社の社長さんに会いたいツアー」を開催します。
以下、簡単な内容および各社への申入書です。
参加ご希望の方は、全日建(担当:小谷野)までご連絡ください。
TEL 03(5820)0868 e-mail: [email protected]
=実施要綱=
1.要旨
大手自動車メーカー各社は、昨年秋から大量の「派遣切り」「期間工切り」を強行してきました。その結果、仕事を奪われただけでなく、寮からも追い出され、いまだにホームレス生活を余儀なくされている派遣労働者や期間工は相当数にのぼります。しかし、自動車メーカーは現在までなにひとつ責任をとっていません。
これに対し、解雇された派遣労働者・期間工が、いすゞ、日野自動車、本田技研、日産、日産車体などを相手取って、使い捨て解雇の無効と地位確認を求める裁判を次々におこしてたたかっています。
そのたたかいにとりくむ各ユニオン・争議団が力を合わせて、6月株主総会シーズンに、こ れら自動車メーカーの雇用責任を浮き彫りにするとりくみを企画しました。
その第1弾として、6月2日、各社の経営トップに直接面談を求め、雇用責任についての見 解を質すことを目的として、「自動車会社の社長さんに会いたいツアー」を行います。当日は、 各ユニオン・争議団の代表が大型観光バスに同乗し、各社を順次訪問して経営トップに面談を 求めます。実況レポーターとして、松本ヒロさん(元コント・ニュースペーパー)がボランテ ィアで参加してくれます。
なお、当日の行動全体をビデオ撮影し、6月20日に別途開催予定の集会で上映します。
2.行動日程
日程は以下の通りです。
各社での申し入れ・面談時間は30分程度を見込んでいます。
9:00 ホテルメッツ川崎前に集合(JR川崎駅西口左手)
9:10 バス乗車~出発
↓ (移動10~15分)
9:25 三菱ふそうトラック・バス(川崎市幸区鹿島田890-12/044-330-7700)
↓ (申し入れ30分+移動30~40分)
10:30 いすゞ自動車株式会社(品川区南大井6-26-1大森ベルポートA館/03-5471-1141)
↓ (申し入れ30分+移動40分)
11:40 日産自動車株式会社(中央区銀座6-17-1/03-3543-5523)
↓ (申し入れ30分+移動40分=車中で弁当)
13:00 トヨタ自動車株式会社(文京区後楽1-4-18/03-3817-7111)
↓ (申し入れ30分+移動30分)
14:00 本田技研工業株式会社(港区南青山2-1-1/03-3423-1111)
↓ (申し入れ30分+移動60分)
15:30 日野自動車株式会社(日野市日野台3-1-1/042-586-5111)
↓
16:15 解散(JR日野駅)
3.参加
(1)ユニオン・争議団
①JMIUいすゞ支部
②JMIU日産自動車支部
③JMIU栃木地域支部
④JMIU愛知地本
⑤首都圏青年ユニオン
⑥日野自動車ユニオン
(2)メディア関係
別紙参加申込書に記入のうえ申し込んでください。
なお、バスの定員の関係でお断りせざるをえないことがあります。
4.6/20集会の企画
(1)趣旨
「派遣切り」「期間工切り」を強行した自動車メーカーの雇用責任を改めて社会的に浮き彫りにすると同時に、各ユニオン・争議団の連携を強化する。
(2)日時 6月20日(土)10:00~17:00(予定)
(3)会場 田町交通ビル
(4)日程 10:00開場
10:30~14:30 ・映像で考えるコーナー
*「派遣切り」「期間工切り」を描いたドキュメントを一挙上映(6/2ツアーの記録を含む)
15:00~16:30 ・各ユニオン・争議団の闘いの報告
・たたかいの今後の方向
以上
-----------------------------------------
2009年5月21日
三菱ふそうトラック・バス株式会社
代表取締役 ハラルド・ブルストラー 殿
いすゞ自動車株式会社
代表取締役社長 細井 行 殿
日産自動車株式会社
代表取締役社長 カルロス・ゴーン 殿
トヨタ自動車株式会社
代表取締役社長 渡辺 捷昭 殿
本田技研工業株式会社
取締役社長 福井 威夫 殿
日野自動車株式会社
代表取締役社長 白井 芳夫 殿
首都圏青年ユニオン(三菱ふそう・日産自動車)
JMIUいすゞ自動車支部
JMIU日産自動車関連支部
JMIU栃木地域支部(ホンダ)
JMIU愛知地本(トヨタ)
日野自動車ユニオン
申入書
(1)わたしたちは、自動車各社(グループ会社ふくむ)での「非正規切り」への異議を申し立て、たたかっている労働組合です。わたしたちは、それぞれの裁判や団体交渉などの争議の早期全面解決と非正規労働者に対する雇用・権利破壊の中止を要求し、6月2日(火)、貴社ら6つの自動車会社に対する共同の申し入れ行動を行います。誠意をある対応をお願いします。
(2)各労働組合の代表並びに支援者で構成する要請団(約20~30人程度)で各自動車会社の本社(トヨタ自動車のみ東京本社)にお伺いする予定です。当日は、代表取締役社長を含む経営トップへの申し入れを希望しています。社長不在の場合も取締役を含む経営トップが対応してください。各社への申し入れ時刻は以下の予定です(多少、時間がずれることはご了承ください)なお、申し入れには、報道関係者等も同行します。
三菱ふそう(9時25分~)→いすゞ自動車(10時30分~)→日産自動車(11時40分~)→トヨタ自動車(13時~)→本田技研(14時~)→日野自動車(15時30分~)
(3)申し入れの趣旨は次の3点です。
第一に、各社とのあいだでおきている労働組合との争議について早期に解決すること。また、直接雇用でないことを理由に団体交渉を拒否している企業については誠実に団体交渉に応じること。
第二に、社会的に批判をあびた、いわゆる「非正規切り」(派遣労働者、期間労働者の解雇・雇い止め)について反省し、今後は非正規労働者の雇用・権利の擁護、正社員との均等待遇にむけ、労働組合からの要求にもとづき努力すること。
第三に、解雇(雇い止め)された期間社員の寮の継続使用を認めること。
(4)わたしたちは、何よりもまず、代表取締役社長をはじめ経営トップに対し、貴社ら自動車会社による「非正規切り」の被害を被った当事者(非正規労働者)の訴えをまず聞いていただきたいと考えています。非正規労働者もひとりひとり、血の通った生身の人間です。家族もいます。人間である以上、日々、食事をし、夜露をしのぐ住まいを必要とします。労働者・労働組合の要求を頭ごなしに拒否する前に、仕事を奪われ、同時に住居も奪われ、家族や友人との楽しい生活も将来への希望も失った、当事者の声を直接聞いてください。それくらいは、経営者である以前に、人間としての最小限の責任であるとわたしたちは考えています。
(5)多くの経営者は、「百年に一度の金融危機」が日本経済を襲ったからやむを得なかったと言い逃れをしています。しかし、わたしたちは、みんな、低賃金と劣悪な労働条件、長時間労働のもと、正社員との差別にもがまんをしながらも、懸命に業務に励み、貴社らの企業発展のためにはたらいてきました。それにもかかわらず、業績が悪化したからと言って、労働者が犠牲にならなければならないのでしょうか? 貴社らはいずれも巨額の内部留保をためこんでいます。経営の規模から言っても、貴社らが「派遣切り」によって得られる利益はそれほど大きくはありません。それに対して、ひとりひとりの労働者が被る不利益がどれほどのものかぜひ想像してください。
(6)日本経済の危機は、金融危機の発信源であるアメリカ以上に深刻と言われています。それは、日本経済が、この十年来、労働者の権利をまもる労働法制や国民生活をまもる社会保障制度が改悪され続けるもと、貴社ら自動車を筆頭とする輸出大企業は巨額の利益をあげる一方、圧倒的多数の労働者・国民には「貧困」が押し付けられ、大企業中心・対米依存のゆがんだ構造となってしまったからにほかなりません。それは、自動車の国内新車販売台数がここ十年年々落ちていっていることからも明らかです。貴社らの「非正規切り」は、日本経済の危機とゆきづまりをいっそう深刻化させることになるでしょう。
(7)「貧困をなくそう」「企業は社会的責任をはたせ」の声は社会的世論となっています。当然、自動車各社の「派遣切り」に対しても、社会的な批判がまきおこりました。6月には各社の株主総会が開催されます。今年の株主総会では、自動車各社の経営トップが、「派遣切り」に対しどのような考え方を示すのか、あるいは、それにより生じた労委紛争をどのように解決しようと考えているのか、さらには、労働者の雇用をまもるためにどのようなどう努力しようと考えているのかが注目されています。
以上、6月2日の面会の折には、経営トップのみなさんのご見解をお聞きしたいと思います。
なお、当日の行動については、各労働組合が窓口となります。
以下、簡単な内容および各社への申入書です。
参加ご希望の方は、全日建(担当:小谷野)までご連絡ください。
TEL 03(5820)0868 e-mail: [email protected]
=実施要綱=
1.要旨
大手自動車メーカー各社は、昨年秋から大量の「派遣切り」「期間工切り」を強行してきました。その結果、仕事を奪われただけでなく、寮からも追い出され、いまだにホームレス生活を余儀なくされている派遣労働者や期間工は相当数にのぼります。しかし、自動車メーカーは現在までなにひとつ責任をとっていません。
これに対し、解雇された派遣労働者・期間工が、いすゞ、日野自動車、本田技研、日産、日産車体などを相手取って、使い捨て解雇の無効と地位確認を求める裁判を次々におこしてたたかっています。
そのたたかいにとりくむ各ユニオン・争議団が力を合わせて、6月株主総会シーズンに、こ れら自動車メーカーの雇用責任を浮き彫りにするとりくみを企画しました。
その第1弾として、6月2日、各社の経営トップに直接面談を求め、雇用責任についての見 解を質すことを目的として、「自動車会社の社長さんに会いたいツアー」を行います。当日は、 各ユニオン・争議団の代表が大型観光バスに同乗し、各社を順次訪問して経営トップに面談を 求めます。実況レポーターとして、松本ヒロさん(元コント・ニュースペーパー)がボランテ ィアで参加してくれます。
なお、当日の行動全体をビデオ撮影し、6月20日に別途開催予定の集会で上映します。
2.行動日程
日程は以下の通りです。
各社での申し入れ・面談時間は30分程度を見込んでいます。
9:00 ホテルメッツ川崎前に集合(JR川崎駅西口左手)
9:10 バス乗車~出発
↓ (移動10~15分)
9:25 三菱ふそうトラック・バス(川崎市幸区鹿島田890-12/044-330-7700)
↓ (申し入れ30分+移動30~40分)
10:30 いすゞ自動車株式会社(品川区南大井6-26-1大森ベルポートA館/03-5471-1141)
↓ (申し入れ30分+移動40分)
11:40 日産自動車株式会社(中央区銀座6-17-1/03-3543-5523)
↓ (申し入れ30分+移動40分=車中で弁当)
13:00 トヨタ自動車株式会社(文京区後楽1-4-18/03-3817-7111)
↓ (申し入れ30分+移動30分)
14:00 本田技研工業株式会社(港区南青山2-1-1/03-3423-1111)
↓ (申し入れ30分+移動60分)
15:30 日野自動車株式会社(日野市日野台3-1-1/042-586-5111)
↓
16:15 解散(JR日野駅)
3.参加
(1)ユニオン・争議団
①JMIUいすゞ支部
②JMIU日産自動車支部
③JMIU栃木地域支部
④JMIU愛知地本
⑤首都圏青年ユニオン
⑥日野自動車ユニオン
(2)メディア関係
別紙参加申込書に記入のうえ申し込んでください。
なお、バスの定員の関係でお断りせざるをえないことがあります。
4.6/20集会の企画
(1)趣旨
「派遣切り」「期間工切り」を強行した自動車メーカーの雇用責任を改めて社会的に浮き彫りにすると同時に、各ユニオン・争議団の連携を強化する。
(2)日時 6月20日(土)10:00~17:00(予定)
(3)会場 田町交通ビル
(4)日程 10:00開場
10:30~14:30 ・映像で考えるコーナー
*「派遣切り」「期間工切り」を描いたドキュメントを一挙上映(6/2ツアーの記録を含む)
15:00~16:30 ・各ユニオン・争議団の闘いの報告
・たたかいの今後の方向
以上
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2009年5月21日
三菱ふそうトラック・バス株式会社
代表取締役 ハラルド・ブルストラー 殿
いすゞ自動車株式会社
代表取締役社長 細井 行 殿
日産自動車株式会社
代表取締役社長 カルロス・ゴーン 殿
トヨタ自動車株式会社
代表取締役社長 渡辺 捷昭 殿
本田技研工業株式会社
取締役社長 福井 威夫 殿
日野自動車株式会社
代表取締役社長 白井 芳夫 殿
首都圏青年ユニオン(三菱ふそう・日産自動車)
JMIUいすゞ自動車支部
JMIU日産自動車関連支部
JMIU栃木地域支部(ホンダ)
JMIU愛知地本(トヨタ)
日野自動車ユニオン
(1)わたしたちは、自動車各社(グループ会社ふくむ)での「非正規切り」への異議を申し立て、たたかっている労働組合です。わたしたちは、それぞれの裁判や団体交渉などの争議の早期全面解決と非正規労働者に対する雇用・権利破壊の中止を要求し、6月2日(火)、貴社ら6つの自動車会社に対する共同の申し入れ行動を行います。誠意をある対応をお願いします。
(2)各労働組合の代表並びに支援者で構成する要請団(約20~30人程度)で各自動車会社の本社(トヨタ自動車のみ東京本社)にお伺いする予定です。当日は、代表取締役社長を含む経営トップへの申し入れを希望しています。社長不在の場合も取締役を含む経営トップが対応してください。各社への申し入れ時刻は以下の予定です(多少、時間がずれることはご了承ください)なお、申し入れには、報道関係者等も同行します。
三菱ふそう(9時25分~)→いすゞ自動車(10時30分~)→日産自動車(11時40分~)→トヨタ自動車(13時~)→本田技研(14時~)→日野自動車(15時30分~)
(3)申し入れの趣旨は次の3点です。
第一に、各社とのあいだでおきている労働組合との争議について早期に解決すること。また、直接雇用でないことを理由に団体交渉を拒否している企業については誠実に団体交渉に応じること。
第二に、社会的に批判をあびた、いわゆる「非正規切り」(派遣労働者、期間労働者の解雇・雇い止め)について反省し、今後は非正規労働者の雇用・権利の擁護、正社員との均等待遇にむけ、労働組合からの要求にもとづき努力すること。
第三に、解雇(雇い止め)された期間社員の寮の継続使用を認めること。
(4)わたしたちは、何よりもまず、代表取締役社長をはじめ経営トップに対し、貴社ら自動車会社による「非正規切り」の被害を被った当事者(非正規労働者)の訴えをまず聞いていただきたいと考えています。非正規労働者もひとりひとり、血の通った生身の人間です。家族もいます。人間である以上、日々、食事をし、夜露をしのぐ住まいを必要とします。労働者・労働組合の要求を頭ごなしに拒否する前に、仕事を奪われ、同時に住居も奪われ、家族や友人との楽しい生活も将来への希望も失った、当事者の声を直接聞いてください。それくらいは、経営者である以前に、人間としての最小限の責任であるとわたしたちは考えています。
(5)多くの経営者は、「百年に一度の金融危機」が日本経済を襲ったからやむを得なかったと言い逃れをしています。しかし、わたしたちは、みんな、低賃金と劣悪な労働条件、長時間労働のもと、正社員との差別にもがまんをしながらも、懸命に業務に励み、貴社らの企業発展のためにはたらいてきました。それにもかかわらず、業績が悪化したからと言って、労働者が犠牲にならなければならないのでしょうか? 貴社らはいずれも巨額の内部留保をためこんでいます。経営の規模から言っても、貴社らが「派遣切り」によって得られる利益はそれほど大きくはありません。それに対して、ひとりひとりの労働者が被る不利益がどれほどのものかぜひ想像してください。
(6)日本経済の危機は、金融危機の発信源であるアメリカ以上に深刻と言われています。それは、日本経済が、この十年来、労働者の権利をまもる労働法制や国民生活をまもる社会保障制度が改悪され続けるもと、貴社ら自動車を筆頭とする輸出大企業は巨額の利益をあげる一方、圧倒的多数の労働者・国民には「貧困」が押し付けられ、大企業中心・対米依存のゆがんだ構造となってしまったからにほかなりません。それは、自動車の国内新車販売台数がここ十年年々落ちていっていることからも明らかです。貴社らの「非正規切り」は、日本経済の危機とゆきづまりをいっそう深刻化させることになるでしょう。
(7)「貧困をなくそう」「企業は社会的責任をはたせ」の声は社会的世論となっています。当然、自動車各社の「派遣切り」に対しても、社会的な批判がまきおこりました。6月には各社の株主総会が開催されます。今年の株主総会では、自動車各社の経営トップが、「派遣切り」に対しどのような考え方を示すのか、あるいは、それにより生じた労委紛争をどのように解決しようと考えているのか、さらには、労働者の雇用をまもるためにどのようなどう努力しようと考えているのかが注目されています。
以上、6月2日の面会の折には、経営トップのみなさんのご見解をお聞きしたいと思います。
なお、当日の行動については、各労働組合が窓口となります。