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日研総業との第二回団体交渉のご報告。

 12月27日、日研総業と第二回団体交渉を持ちました。
 日研総業からの出席者は、澁川肇法務部次長、樫永雄資業務第5部長ら4人でした。

▲▽「出向には疑問を抱いていた」
 「偽装出向」問題について、「出向料」はあくまで日研総業のサービス全体への料金であって個人の賃金とは考えられないからピンハネとはいえないという見解を示す一方で、当初から「出向」という形式に問題があるのではと考えていたのだと説明してくれました。そして日研総業は「出向」の形式を「派遣」に切り替えてくれるよう、06年7月に労働局が入る前から数度にわたり日野自動車に申し入れを行ってきたといいます。ところが日野自動車はなかなか動こうとしなかったというのです。これが事実とすれば日野自動車が動こうとしなかったのは一体なぜなのでしょう? 今後この点を明らかにしていきたいです。

▲▽同じ会社で同じ仕事なら同じ賃金
 澁川法務部次長は期間工との賃金格差について、私たちも同じ会社で同じ仕事をしているなら同じ賃金を支払うべきだと思う、しかしそれを実現するには日野自動車からもっと多くの料金を支払ってもらわなければならないと話しました。ユニオンからは、寮費などの一部を日野自動車に負担させるなどの努力が必要なこと、また派遣先にそうした料金を支払わせることを業界全体の最低基準にしていく必要があるとの考え方を申し入れました。

▲▽アンケート結果。寮費、ボーナス対応したい。
 また第一回団交を受けて実施されたアンケートの集計の途中経過が明かされました。アンケートは全国の日研労働者の68%にあたる2万数千名から集めたといいます。一番顕著だったのは「給与について」の「ボーナス支給」を希望する(60%)、「寮について」の「寮費を安くしてほしい」(61%)で、この二点については対応していきたいとの見解を示しました。また寮の各部屋に鍵をつけていく方向で進めていくと約束しました。アンケート集計の途中経過の詳細をお知りになりたい方はユニオンにご連絡くださればお見せできます。また日研詰め所でも閲覧可能です。またアンケートの結果を踏まえ、今後どう対策を打っていくのか、1月中には何らかの方向性を示したい、ユニオンの意見も取り入れていくと澁川法務部次長は今後の計画を語りました。

>▲▽業界自体がなくなってしまうのではという危機感を抱いている。
 最後に澁川法務部次長は、このまま製造業関連の派遣・請負業界の悪化がすすめば、業界自体がなくなってしまうのではないかという危機感を抱いている、そのためにはできるだけ長く働けるような環境を作っていきたいのだ、と率直な思いを話してくれました。こうした思いはユニオンも共にしているものです。日研総業だけでなく業界全体の労働条件が改善されるよう、これから力を合わせてやっていこうということが確認されました。

 団交を重ねる中でユニオンの活動が着実に前進しつつあります。意見を交換し合う中で互いの考えを知り、歩み寄れる部分がたくさんあることがわかってきました。これからのユニオンの更なる躍進をご期待ください!! 

2006年12月30日 日研総業ユニオン トラックバック:1 コメント:3

フルキャストセントラルは、いずこへ???

 フルキャストセントラルは、12月19日の第一回団交で以下の各点を私たちと約束しました。

(1)出向期間中の労働契約について正確な説明が出来る役員を次回交渉に出席させ ることを検討する。
(2)生活支援プランの適用者の数(日野自動車派遣の場合、及びフルキャストセントラル派遣社員全体の場合)、及び、生活支援プランで手取額が増えた実例を次回団交で具体的に説明する。
 なお、「手取額が増えます」の表記に疑義が生じている以上、フルキャストセントラルの本日現在配布されている全ての求人広告において生活支援プランの記載をただちに中止するようユニオンは要求し、貴社はこれに対する見解と回答を20日中に示す。
(3)「32万円以上可」との表記に具体的根拠が何一つないことを認める。
  なお、そうである以上、この記載についても、フルキャストセントラルの本日現在配布されている全ての求人広告において生活支援プランの記載をただちに中止するようユニオンは要求し、貴社はこれに対する見解と回答を20日中に示す。
(4)11月から日野自動車に派遣されている社員に作業服類として8,000円の控除を通告した件について、ただちに事実関係を調査し、結果を20日中に組合に回答する。なお、作業服類の金額については次回団体交渉で決める。
(5)次回団交は事態の緊急性に照らし、年内に開催する。


 ところがフルキャストセントラルから20日、ファックスが来ることはありませんでした。21日催促すると、団交は一ヶ月後しかする気のないことのみが書かれたファックスが送信されてきました。作業服代については、一言も書かれていませんでした。どういうことなのか、とユニオンから電話を入れると、団交に参加した総務人事部の眞鍋さんから「ただいまこちらでどのようにお答えしようかということを検討中です」という信じられないような返答がありました。

 この不誠実な対応では納得ができないということで、26日、渋谷のフルキャストセントラル本社を訪れました。

 ところが誰かお話のわかる方にお会いしたいとお願いすると、経理の方が出てこられて
 「真鍋総務人事部長は不在です」、「総務人事部の土屋は有給中です」、「ふたりとも連絡を試みていますが、電話がつながりません」、「そのほかの責任のあるものはすべて出払っております。連絡も取れません・・・」
「お引取りください」

 何を言ってもこう繰り返すだけです。
 一日中誰とも連絡が取れないことは普通の会社としてありえないことだろう、というユニオンの説得に、最終的には26日中には何らかの連絡をする、と約束したのですが、現在に至るまでその連絡は入っていません。

 フルキャストセントラルには会社として早く普通に対応してもらうべく、
ユニオンでは働きかけを続けていきます!!
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2006年12月29日 フルキャストセントラルユニオン トラックバック:0 コメント:2

保坂展人議員のブログに日野自動車調査の報告の続編!

保坂さん、大きく、そして丁寧に書いてくださり、本当にありがとうございます。なんだか熱い気持ちが僕らにも伝わってくるようで、とても励まされました。これからもよろしくお願いします!

☆「保坂展人のどこどこ日記」
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/9e6027e015e7c1bb4a2f9e5dee162214

・以下の部分、僕らも本当にそう思います。日野自動車は繰り返し期間工と同じコストなのだと繰り返しますが(この点にはまだ疑問を持っています)、そもそも期間工もそれほど「良い生活」をしているとはとても思えないのです。むしろ僕らのような「派遣」とさして変わらない生活をしているように思います。日野自動車の社会的責任というのは、そういうすべてを含んでいますね。

「こうした偽装出向の現場で、ワーキングプアの構造の一端に触れた。高度に能率化されたトラック生産を古典的な搾取構造の中で、超低賃金の労働者が支えている。/大きな責任は日野自動車にある。05年まで33年間連続でトラック生産は日本のトップであり続け、06年3月に連結売りあげで1兆1969億円を売りあげる企業が「労働力」に正当な対価を支払わない構図を「偽装出向」でつくってきたことは、企業の社会的責任を果たしたとは到底言えない」(カッコ内引用)

2006年12月28日 国会議員調査団 トラックバック:0 コメント:1

和田、池田、契約期間延長です。

本日契約一ヶ月延長の知らせが入り、和田、池田とも快諾しました!
ユニオン結成から二度目の延長です。うれしい限りです。

今日は仕事納めでした。
みなさん、今年一年本当にお疲れ様でしたm(_ _)m。
池田は今年怪我をしてご心配おかけしまいましたが、来年は必ずゼロ災害を実現します。
来年もユニオン・仕事共にみなさんと力を合わせて益々がんばって参りますので、よろしくお願いします。

<写真>寮の部屋から見える日野自動車本社。奥はずっと工場です。


2006年12月28日 日研総業ユニオン トラックバック:0 コメント:2

日野自動車と第二回団交やってきました(後編)。

 日野自動車との第二回団体交渉報告後編。前編の続きです。

■□労働局是正指導が問題にしたのは、
    実際に働いている私たちの一人ひとりの実態。

 労働局が問題にしているのは、日野自動車が会社間で取り交わされる出向契約の形式上の問題ではなく、働いている一人ひとりの実態です。つまり、日野自動車と派遣会社の契約が形式上有効かどうかを労働局は問題にしたのではなく、実態は労働者派遣なのに出向という形式を装って労働者供給を行い、受け入れていたことが、職業安定法第44条(労働者供給事業の禁止)の違反だとして是正指導を行ったのでした。(参考:http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO141.html

 そもそも日野自動車は間違っていなかったといまも主張し続けるなら、間違っているのは労働局だ、指導には従えないと反論し、是正指導の取消を求める裁判でもやればよかったのです。今後、ほんものの出向者と派遣会社の「出向者」の間の差についてユニオンでは問題にしていきます。

■□派遣労働者の実態を独自に調査したい。
 しかし最後に渡人事部長は、FCCの作業着問題(工場内売店で買えば3千円程度のところを8千円請求した)や賃金水準の低さについて、これまで現状を把握し切れていなかったと真摯にお話しくださいました。そして今後独自に実態調査も行っていくと約束してくれました。

 派遣労働者の処遇改善(それはまた職場全体の改善)のためにできるだけことにユニオンと共に取り組んでいきたいという日野自動車の基本的な態度を、今回の団体交渉で私たちは知ることができました。これは今回の大きな成果だと思います。

 この状況をさらに推し進めるために、ひとりでも多くの方のご協力が必要です。ユニオンへの相談を考えておられる方、ぜひご連絡ください。一緒にがんばりましょう。よろしくお願いします。



2006年12月27日 日野自動車との団交(派遣のユニオン) トラックバック:0 コメント:0

日野自動車と第二回団交やってきました(前編)。

 昨日(12/26)、日野自動車と第二回団体交渉を行いました。
 以前からお伝えしていますように日野自動車との団交は、日研総業ユニオン、フルキャストセントラルユニオン(FCCユニオン)が共同で行いました。日野自動車の方からは前回に引き続き、渡人事部長、北島労務厚生室長らが出席しました。

■□本来は直接雇用が望ましい?
 団交の中で渡人事部長は「技能伝承や安定性の面で、本来はすべて直接雇用が望ましい」と発言しました。ところがどんなに募集を掛けても月に100人集めるのが精一杯だというのです。今年の九月に「出向」から派遣に切り替えたときになぜすべて直接雇用にしなかったのか、とユニオンは質問しました。渡人事部長は、そういう考え方もあると認めるが、それは派遣会社との関係があるからし難い・・・と答えました。

 私たちはそれは本当なのだろうか?と考えています。なぜならば派遣労働者を多く残せば残すほど、その後の募集において派遣会社との競争が激しさを増すことになるからです。生産現場と募集のふたつの面で不都合があるにもかかわらず、これだけ多くの派遣労働者がいるのは、本当の理由が別にあるとしか考えられません。

■□「真正な出向」ならば、
    なぜ労働局の是正指導を受け入れたのでしょう??

 日野自動車は、90年代から造船、鉄鋼などの構造不況種会社から出向社員を受け入れてきました。現在もそうした出向社員が日野自動車には沢山働いています。なぜ労働局の指導後も、片方の出向社員がそのままの雇用形態で働き、もう一方の出向社員が派遣に切り替えられたのでしょう。それは明らかに片方が問題があり、もう片方に問題がなかったからです。日野自動車は「出向契約は無効ではなかった」「出向は真正だった」と説明し続けていますが、これは苦しい言い訳としかいいようがありません。
<つづく>

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2006年12月27日 日野自動車との団交(派遣のユニオン) トラックバック:0 コメント:0

今日、明日第二回団交です!!

直前になってしまいましたが、第二回団交のお知らせです。
本日、日野自動車と、明日、日研総業と第二回団交を行います。
日野自動車へはフルキャストセントラルユニオン、日研総業ユニオンの両者で一緒にやります。
詳細につきましては、また追ってご報告差し上げようと思います。
応援よろしくお願いします。

とりいそぎ。

2006年12月26日 団体交渉日程 トラックバック:0 コメント:0

国会議員調査団のこと

先日お伝えしましたように、議員調査団が日野工場を先週21日訪問しています。当日参加された、保坂展人議員がご自身のブログで当日の様子を書いてくださったので、ここでもご紹介します。保坂さん、ありがとうございました!

☆「保坂展人のどこどこ日記」
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/def82f736a3285baab5cb7457da00166

2006年12月25日 国会議員調査団 トラックバック:0 コメント:4

FCC第一回団交!!!

 19日、三鷹の産業プラザでフルキャストセントラル(以下、FCC)と第一回団交を行いました。FCC側から参加したのは、本社総務人事部長の真鍋さんと同じく総務人事部の土屋さんです。

・「雇用契約が法律に違反しているという気持ちはなかった」(真鍋人事部長)
 偽装出向問題に関して真鍋人事部長は、日野自動車との出向契約が法律に違反しているとは考えていない、と述べました。では雇用契約はどうだったのか、というユニオンの質問に対しては、「雇用契約は通常のものであって、雇用契約が法律に違反しているという気持ちはなかった」と曖昧な答えをしました。そこで通常の契約とは何か、法律とは何の法律のことなのか、と突っ込むと「うーん・・・何なんでしょう」とクビを傾げて黙りってしまいました。さらにいろいろな質問をしたのですが、黙るばかりでそれ以上なにも話してくれません。あまりにも不誠実な対応にこれでは話にならないと、次回団交できっちり説明できる人を読んでくれるように頼みました。

・生活支援プラン「時給減額な気持ちはなかった」(真鍋人事部長)
寮費、水光熱費をただにする代わりに自給が200円安くなるのが、求人広告には「手取りが増える」と記載されているだけで時給については何の記載もありません。また、結果として手取りが減ることがほとんどなのがこのプランです。こうした点を私たちは質問しましたが、真鍋人事部長は「生活支援プランを作ったのは総務人事部だが、時給減額な気持ちはなかった」と苦渋に満ちた答えをくれました。ではどのようにすれば手取りが上がるという計算で作ったのか示してほしい、という質問に真鍋人事部長は「各営業所への説明は殴り書き程度のメモと電卓を使って行ったから今はわからない」、と再び信じられないような答えです。さらに追求するとまた「うーむ・・・」と黙ってしまう始末。ユニオンは、次回までにどのようにしたら実際に手取りが増えるのかモデルケースを示すこと、現在日野自動車に勤めるFCCで何人が生活支援プランを行っており、そのうちの何人が実際に手取りが増えているのか示すことを求めました。

・作業服代は団交で決める。
FCCは、現在新しく入ってきた労働者から作業服有償貸与代として8000円を払わせるといっています。みなさんもご存知のように、工場の売店で買えば作業服代など上下帽子あわせて3000円もいきません。これはどう見てもおかしい、ということで団交に参加した労働者たちの分に関してはとりあえず請求をやめ、団交のなかで請求額を決めることを約束させました。真鍋人事部長は8000円というのが事実であった場合、そのようにすると約束してくれました。

全般的にFCCは困るばかりで誠実な答えを使用とはしませんでした。FCCがいいわけすらできないほどに無茶苦茶をしていたことが明らかになったと思います。FCCがいくら誤魔化そうとしてもユニオンは、しっかりした結果が得られるまで追求の手を緩めません! これからの進行にご注目ください。

2006年12月24日 フルキャストセントラルユニオン トラックバック:1 コメント:0

明日(12/21)国会議員が日野工場にきます。

お昼頃に到着の予定だそうです。
期待しましょう。

それから昨日のフルキャストセントラルとの第一回団交については、また週末にでも報告を載せられるかと思います。
いつもながら少々お待ちください。

2006年12月20日 国会議員調査団 トラックバック:0 コメント:0

職場のみなさん、ご心配おかけしました。そして、ありがとうございます!

実は、いけだは、先週木曜日の夜勤中、不慮の事故を起こしてしまいました。不幸中の幸いにも大事には至らなかったのですが、職場の方々に大変ご心配おかけしました。
病院を探してくださった方々、病院まで運んで下さった方々、深夜にも関わらず工場まで足を運んで下さった日野自動車の方、寮までお見舞いにきて下さった日野自動車、日研総業の方々、本当にありがとうございました。僕のような派遣社員でも大切にしてもらえるのだな、やっぱり日野自動車にきてよかったと感激しました。感謝の言葉に耐えません。
本当にご心配をおかけしましたが、益々努力して、安全第一で一生懸命働いていきたいと改めて思いました。今後とも、どうぞよろしくお願いします。

2006年12月20日 日研総業ユニオン トラックバック:0 コメント:2

日野自動車への労働組合結成通知及び団体交渉申入

(以下、日研ユニオンも合同で行いました)
こちらも後ほどフルキャストセントラルユニオンHPに掲載予定です。

 拝啓 貴社ご清栄の段お慶び申し上げます。
 当組合が10月27日、労働組合日研総業ユニオン(略称、日研総業ユニオン)を結成して団体交渉を申し入れたところ、貴社は速やかにこれに応じて下さいました。貴社の誠実な対応に改めて感謝申し上げます。
 ところで今般、私たちは株式会社フルキャストセントラルの派遣労働者多数によって、労働組合フルキャストセントラルユニオン(略称、フルキャストセントラルユニオン)を結成しました。同時に、フルキャストセントラルユニオンの下部組織として、フルキャストセントラルユニオン日野自動車分会も結成しましたので、ここにご通知致します。

1.フルキャストセントラルユニオンの結成動機は、日研総業ユニオンのそれとほぼ同じです。
  貴社が日研総業やフルキャストセントラルなど派遣会社14社と出向契約を交わしていたことが、職業安定法に違反する労働者供給事業だとして労働局から是正指導を受けた、いわゆる「偽装出向」問題にあります。フルキャストセントラルの派遣労働者も、現在までのところ、貴社からもフルキャストセントラルからも事実関係について何ら説明も釈明も受けておらず、強い憤りを感じています。
  フルキャストセントラルユニオンの派遣労働者にも、団体交渉おいて直接貴社から事実関係を説明し、疑問に答えてほしいと考えています。

2.また、この偽装出向問題に関しては、先月14日の団体交渉で貴社から「真正な出向だったと考えており、不利益はなかったはず」との趣旨の説明を受けていますが、その後調査を重ねて貴社の回答を吟味すればするほど、「真正な出向だった」との貴社の説明は実態を裏切っており、派遣社員の疑問は募るばかりです。団体交渉では私たちの数々の疑問に改めて答えて下さい。
  また、私たちは、貴社がこの際、「偽装出向」とされた期間を含めて派遣期間がすでに1年超の派遣労働者のうち、希望者を直接雇用する決断を下して問題解決を図ることを強く要求します。同時に、希望する派遣労働者を直接雇用する制度を整備するよう申し入れますので、速やかに検討を開始して下さい。

3.さらに、貴社は先の団体交渉で、「期間工と派遣労働者の時間当たり人件費コストは同じ水準」と説明されましたが、調査・分析してみると、これは明らかに事実に反した説明と言わざるをえません。
  別紙添付資料に示した通り、直接雇用の期間工でなく派遣労働者を使うことによって、貴社は少なくとも①募集コスト、②法定福利厚生費(使用者負担の社会労働保険料等)、③寮の維持管理費用を節約できるようになります。その反面、本来は貴社が負担すべきそれらコストは派遣労働者の人件費から差し引かれる構造になっています。
  つまり、表面的な人件費コストは同額水準であるかのようにみえても、貴社が節約した労務費コストは派遣労働者にツケ回されることになっているので、貴社の製造ラインで同じ労働に携わっている期間工と派遣労働者の年収格差が100万円にも及んでいるのです。派遣労働者の雇用不安と生活の困窮は貴社の労務管理政策から生まれていると理解するのが自然といわねばなりません。
  派遣労働者の労働条件改善を派遣会社任せにすべきではありません。この実態と構造をふまえて、貴社が主導して派遣会社と協議し、作業着類の無償貸与や寮費や光熱費などの減免といった実現可能な措置から着手して、派遣労働者の段階的な労働条件改善に責任を負って下さるよう要求します。

4.以上の点を主な議題として、私たちは別紙要求事項を交渉事項とする団体交渉を申し入れますので、貴社が速やかに交渉に応じて下さるようお願い致します。
  なお、今回の団体交渉は、日研総業ユニオンとフルキャストセントラルユニオンが同席して行いたいと考えていますので、よろしくお願い致します。


要 求 事 項
1.朝日新聞(06/10/06)が報道した、「偽装出向」で東京労働局から是正指導を受けた 件について、フルキャストセントラルの派遣社員は日野自動車から全く経過説明を受け ていません。日野自動車の社員の人と一緒に毎日がんばって日野自動車のトラックをつ くってきたのに、私たちをだまして利用していたことになる訳で許せません。
  なぜ、そんな法律違反を犯したのか、フルキャストセントラルの派遣社員を工場別に集めて、納得のいく説明をして下さい。そして、私たちをだまして利用したことについて謝罪して下さい。
 また、偽装した出向契約や、偽装期間中に私たちに適用されていたはずの就業規則、現在フルキャストセントラルと交わしている派遣契約を見せて下さい。

2.「偽装出向」の期間中、日野自動車はフルキャストセントラルに対し、どんな名目で1人1時間当たりいくら支払っていたのか説明して下さい。
  日野自動車がフルキャストセントラルに対し、「出向者に対する賃金」を支払っていたのなら、いかなる名目であれ、フルキャストセントラルが受け取ったお金の一部を差し引くこと法律上できないはずです。(職業安定法および労働基準法)
  出向者賃金を支払っていたのなら、私たちはフルキャストセントラルに対し、法律に違反していわゆるピンハネしたことになる賃金の即時支払いを請求しますので、フルキャストセントラルに支払うよう指導して下さい。

3.出向契約が法律に違反した偽装ならば、偽装期間中、フルキャストセントラルの派遣社員は法律上どのような立場ではたらき、日野自動車はどのような契約に基づいて私たちを受け入れていたことになるのか説明して下さい。
  私たちは出向契約が偽装である以上、今年8月以前から派遣契約に基づいて派遣され、派遣労働者としてはたらいたことになり、派遣期間がすでに実質的に1年を超えた組合員もいることになると考えていますので、貴社の正社員として直接雇用されたいと希望して申し出た組合員に対し、ただちに労働者派遣法第40条の4に基づく雇用契約の申し込みを行って下さい。

4.派遣社員はすでに1,000人を超えており、貴社の製造現場の基幹的労働力になっているといっても過言ではないと思います。その基幹的労働力の派遣社員が細切れ雇用による雇用不安に絶えず脅かされている現状は、高品質のトラックを安定供給するうえでもプラスにはならないのは明らかです。
  派遣社員の雇用安定と技能レベルの向上のために、希望する派遣社員を直接雇用する制度を創設して下さい。
なお、現在すでに「期間工には採用基準がある」旨、第1回団体交渉で説明されましたが、その具体的内容を明らかにして下さい。

5.フルキャストセントラルの求人広告には、虚偽情報に相当する疑いが濃厚な内容が多数含まれています。そして、それが貴社本社工場及び羽村工場の増産に合わせた緊急増員のために行われているものと考えられます。
  具体的には、「寮費、備品代、光熱費無料」、「手取りが増えます」と大々的に謳った「生活支援プラン」や、「時給/1,200円 21日勤務、残業30時間以上、休出1日、皆勤手当含む」で「月収32万円以上可」と明記した求人広告で、これが全国いっせいに宣伝されています。(資料2)
  しかし、別途添付資料1に詳しく述べたとおり、これらはいずれも虚偽広告の疑いがあり、当方は事実関係の説明を求めています。
  フルキャストセントラルは、貴社のグループ会社でもあることをふまえて、これら問題点に関しては貴社も速やかに調査の上、当方の疑問に答え、同社に必要な改善指導を行うなど実効性ある対策を講じて下さい。「

6.日研総業、フルキャストセントラルをはじめ、派遣会社各社の派遣社員の雇用、賃金、労働条件の改善について、貴社が実行可能な措置を講じて下さい。
  団交申入書でも述べたとおり、貴社の製造ラインで同じ労働に携わっている期間工と派遣労働者の年収格差が100万円にも及んでいるのは、貴社が節約した労務費コストが派遣労働者にツケ回される構造から生まれています。(資料3)
  期間工との均等待遇保障の観点に立って、貴社が主導して派遣会社各社と協議し、当面まず次の実現可能な対策から実行して下さい。
(1)寮費、備品代、光熱費を原則として無料とすべく、段階的な減免措置を実行して下さい。
(2)寮生活にプライバシー保護の観点に立って寮の設備改善を実施して下さい。
(3)作業服、作業用具を無償貸与して下さい。
(4)派遣社員にも慰労金を支給して下さい。

2006年12月14日 フルキャストセントラルユニオン トラックバック:0 コメント:0

フルキャストセントラルへの要求事項。

とりいそぎ以下、フルキャストセントラルへの要求項目です。
なお、フルキャストセントラルユニオンHPも後ほど立ち上げる予定です。

  要 求 事 項
1.朝日新聞(06/10/06)の報道によって、日野自動車が人材派遣会社14社との間で、実態は労働者派遣なのに出向を偽装する契約を結んでいたこと、そして、この偽装出向契約が職業安定法違反にあたるとして、今年7月26日に東京労働局から是正指導を受けたこと、が明るみに出ました。
この件ではすでに、日研総業の派遣社員が日研総業ユニオンを結成し、日野自動車及び日研総業と団体交渉を開始していますが、フルキャストセントラルから派遣された私たち派遣社員も、日野自動車の社員の人と一緒に毎日がんばって日野自動車のトラックをつくってきただけに、私たちをだまして利用していたことに強い憤りを感じています。
  出向契約を偽装した経緯を私たちが納得のいくように説明して下さい。そして、私たちをだまして利用したことについて謝罪して下さい。
 なお、偽装した出向契約や、貴社が私たちに出したことになっているはずの出向辞令、日野自動車と現在交わしている派遣契約、そして就業規則を説明資料として提出して下さい。

2.偽装出向の期間中、日野自動車が貴社に対し、どんな名目で1人1時間当たりいくら支払っていたのか説明して下さい。
  日野自動車が貴社に対し、私たち「出向者に対する賃金」を支払っていたのなら、いかなる名目であれ、貴社が受け取ったお金の一部を差し引くことは法律上できないはずです。(職業安定法違反および労働基準法違反)
  出向者賃金として受け取っていたのなら、貴社が法律に違反していわゆるピンハネしたことになる賃金を、ただちに労働者1人ひとりに返還して下さい。

3.貴社の求人広告には虚偽情報に相当する疑いのある記述がしばしば見られます。
  情報の少ない地域の若者や中高年労働者に誤解を与える求人方法や宣伝は直ちに中止し、抜本的な是正措置を講じて下さい。
  当面、以下に掲げる事例について調査、釈明を求めます。なお、当方の指摘通りに誇大宣伝や虚偽情報に該当する事実があった場合は、貴社及びフルキャストのホームページと携帯サイト、及び都内及び各地方の主要求人誌紙に謝罪広告を掲載した上、関係者の実損を回復する措置を講じて下さい。
  (1)「生活支援プラン」
   貴社は現在、「手取り増えます(備品代無料、寮費無料、光熱費無料)」を謳い 文句にした「生活支援プラン」を全国各地の求人紙や貴社情報サイトに掲載してい ます。
この広告には、寮費が無料になる代わりに時給が減額されることが明記されてい ませんが、これはなぜですか?
また、「時給は安くなるが、寮費などが無料だし、社会保険料も減額になる」と 説明している営業所もありますが、なぜ社会保険料が安くなるのか根拠を示してい ません。実際に社会保険料が安くなった事例がありますか?
採用後に気がついて、「生活支援プラン」を止め、通常の採用条件で働きたい(寮 費などを支払うので、時給も通常にしてほしい)と申し出たら、「退寮しなければ ならない」と言われた事例もありますが、これは全社的規則に基づく措置ですか?
しかも、同じ時間働いたと仮定して試算すると、「生活支援プラン」適用の場合 の方が通常より1万円程度安くなる可能性があることが分かりましたが、これが事 実なら、「生活支援プラン」は「生活侵害プラン」ということになりませんか?
  (2)「週払い制度」
  また、貴社の求人広告には、「手持金の心配なし」、「週払い制度あり」といった 宣伝も頻繁に掲載されています。
  しかし、「週払い制度」は、その週の就労分全額ではなく、その人によって1週 2万円、1カ月6万円などの上限が定められていることが明記されていません。
  他方で、フルキャストファイナンスの紹介が頻繁に行われており、クレジットロ ーン利用者を増やすための方策ではないかとの疑いが生じかねません。
  (3)「32万円以上可」
  同じく求人広告には、「月収32万円以上可」と謳い、その内訳として、「東京 都日野市・羽村市/急募 時給/1,200円 21日勤務、残業30時間以上、 休出1日、皆勤手当含む」と書かれています。
  しかし、この労働時間で、どのようにすれば「32万円以上」になるのか疑問が あります。「32万円以上可」という計算方法及び実例を基に説明して下さい。
  (4)「社員登用制度あり」
  正社員とはフルキャストセントラル、派遣先のいずれを指すのか、また、具体的 な制度内容や採用基準が明記されていません。

4.都民銀行を利用した「前給制度」があると聞きますが、その内容を明らかにして下さい。
5.作業服及び作業具類は、貴社または日野自動車の負担で無償貸与して下さい。
少なくとも、日野自動車工場内の売店の販売価格を上回る高値で販売するのは中止し、差額を派遣社員に返還して下さい。
6.寮費は無料を原則とし、費用はフルキャストセントラルと日野自動車が連帯して負担するようにして下さい。
7.昇給制度を設けて下さい。(ちなみに、期間工は日給が500円上がります)
8.現在すでに1年を超えて就労している者に対し、期間工の慰労金に相当する金員を支払って下さい。
9.期間工とフルキャストセントラルの賃金水準格差を解消し、均等待遇を保障して下さい。
 

2006年12月14日 フルキャストセントラルユニオン トラックバック:0 コメント:0

祝・フルキャストセントラル・ユニオン結成!

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 日野自動車日研総業ユニオンに続き、フルキャストセントラル・ユニオンがついに公然化。昨日午後、日野自動車、およびフルキャスト・セントラルに対して結成通告と団交申し入れを行ってきました(日野自動車への団交申し入れは日研総業と共同)。
 要求項目は、とりいそぎこのブログの別のスレッドに載せましたのでそちらをご参照ください。

 フルキャストセントラル・ユニオンを結成した仲間たちは、日研総業ユニオンの結成後まもなくガテン系連帯へ連絡をくださり、今回の結成にいたりました。本当にうれしい限りです。力強いです。

 これから二つのユニオンで力を合わせて、闘っていきます。
 さらに続々とユニオンの輪を広げていきますので、ご期待ください。
 そしてこの動きに合流したいという、他の派遣会社の方はぜひご連絡ください!
 みんなで情況を切り開いていきましょう!

フルキャストセントラルは、こちら。
http://www.fccn.co.jp/

2006年12月13日 フルキャストセントラルユニオン トラックバック:0 コメント:6

ユニオンの祭典「レイバーフェスタ2006」に参加します!

 レイバーフェスタは、毎年開かれている映像音楽満載のユニオンの祭典です。
 今年はなんと、僕らのことをずっと取材してくださっている土屋トカチさんが僕らのことを映した3分ビデオを出店してくださるそうです!
 土屋さんは、僕らが公然化する前から現在に至るまで、根気強く取材を続けてくださっています。いやー、本当に感謝の言葉に耐えません。どうもありがとうございます!

 当日参加の方はぜひ会場でお会いしましょう。
 ガテン系連帯宛にメールいただければと思います。

レイバーフェスタの詳細は公式サイトをどうぞ。
http://festa.labornetjp.org/festa2006/index.htm
laborfiesta.jpg

「レイバーフェスタ2006」
日時:12月17日(日)10時~17時
場所:東京ウィメンズプラザホール(表参道)
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
参加費:当日1500円(前売1200円)*障害者・学生・失業者200円引
    メール・電話予約1200円(→[email protected] またはTEL03.3530.8590)
主催:レイバーフェスタ実行委員会(レイバーネット日本気付)

<プログラム>
10:05 第一部 映画
    ◇「出草之歌」靖国問題ドキュメンタリー 112分
     *きりりと権力とたたかう高金素梅さんが主役
     上映後に井上修監督のショートトークと最新映像紹介
12:00 昼休み
12:50 第二部 音楽
   ◇「ヨッシーとジュゴンの家」
   ◇「レイバーソングDJ第二弾」
      DeMusik Inter.(大熊ワタルほか)出演
   ◇「ノレの会」(韓国山本労組登場)
14:15 第三部 映像メッセージ「世界から日本から」
    ・3分ビデオ22本一挙上映
    ■特別上映(日本初公開)
     ◇フランスの短編労働映画「すべて消えろ」
      (15分・底辺労働者を描いた作品)
     ◇全日建連帯労組「労働者は奴隷か!」
      (土屋トカチ・20分・過密労働の実態)

■ 3分ビデオラインナップ(内容は変更あり。大阪作品が増える予定)
  『戦争-ケーテ・コルヴィッツ木版画連作』(志真斗美恵)
  『わたしたちはもう何もおそれない~シンディ・シーハン』(木村修)
  『学校を辞めます~51歳の僕の選択』(湯本雅典)
  『ひだるか・予告編』(港健二郎)
  『岩淵クン』(土屋豊)
  『やられたままで黙ってはいない』(小林アツシ)
  『The Cage』(遠藤大輔)
  『プレカリアートな日々』(攝津正)
  『JR職員のなげき』(松原明)
  『素晴らしき新世帯』(正木俊行)
  『続 科学者として』(本田孝義)
  『君が代不起立・予告編』(ビデオプレス)
  『桃色ゲリラ2006』(増山麗奈)
  『三分間の履歴書』(木下昌明)
  『叫び-ベトナム人強制送還』(小山帥人)
  『Ubin Watch Video in 檜原村』(稲垣豊)
  『韓国山本労組のたたかい』(安田幸弘)
  『野宿者抗議行動』(なすび)
  『教育基本法を変えないで』(佐々木有美)
  『ガテン系連帯登場』(ガテン系連帯)

■ ミニ討論と優秀賞発表
 17時終了

*なお大阪フェスタは、12/9エルおおさかで行います。
詳細→http://labour.blog71.fc2.com/blog-entry-13.html

2006年12月09日 ご案内 トラックバック:0 コメント:2

国会シンポ報告(チラシより)

和田委員長が発言、各地の派遣社員と出会いました。

 おとといの5日(火)午後、国会で開かれたシンポジウムに私たち日研総業ユニオンも出席して参りました。私たちと同じ偽装請負や派遣社員の方々が全国各地から集まり、会場の参議院会館第1会議室は120人を超す参加者で一杯でした。

「労働は商品ではない」、
「派遣社員は使い捨ての道具じゃない」


 この日は社会問題となった偽装請負・派遣社員の声を国会に知らせるのが目的でした。

 シンポジウムではまず現場から活動報告。トップバッターとして日研総業ユニオン和田委員長が日野自動車の実態を報告。続いてフルキャストユニオンの星野雄一委員長が業務担当社員も過酷な長時間労働に苦しんでいると発言しました。フリーター全般労組の清水直子さんは最近急増中のケータイ電話を使った「スポット派遣(ワンコール日雇)」の実態を、さらに、若者のNPOがフリーターや大学生の就労実態を報告しました。また、労働者なのに社会保険にも加入させず、何時間働いても残業代を払わない「偽装雇用」の実例報告もあり、日本中で無権利な働かされ方が広がっているのを痛感しました。

 問題提起をした中野麻美さん(弁護士/派遣労働ネット代表)は、「労働は商品ではない」、「人間としての生存と尊厳を犯す派遣労働の強力な規制が必要だ強調され、木下武男さん(昭和女子大学教授/ガテン系連帯共同代表)は、「請負・派遣のユニオン運動が手をつなぎ、力を合わせよう」とよびかけました。

 私たちと同じように立ち上がった人が沢山いること実感し、勇気づけられた1日でした。

 なお、テレビでもおなじみの福島みずほ議員=社民党党首もシンポジウムに出席して発言。終了後、ガッツポーズで和田委員長を直接激励してくれました。また、民主党から仙石由人、社民党から菅野哲雄、日森文尋の各衆議院議員も参加されました。

2006年12月08日 国会シンポ トラックバック:0 コメント:0

国会にいってまいりました。

昨日国会議員会館で開かれた「偽装請負・派遣労働者の声を聞け!12/5国会内シンポジウム」に和田委員長が参加してきました。
とりいそぎ、写真のみアップしておきます。
報告は明日にでもこのスレッドに追加したいと思います。

fukushima.jpg

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2006年12月06日 国会シンポ トラックバック:0 コメント:6

月刊誌『自然と人間』にとりあげていただきました。

月刊誌『自然と人間』の最新号の特集は「深まる格差社会」。
全国ユニオンの鴨桃代さんの文章も載っています。
そこに私たちのことを見開き2ページで紹介していただきました。
ありがたいかぎりです。
ぜひご覧ください。

詳細はこちらをご参照ください。
『自然と人間』HP
http://www.n-and-h.co.jp/

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2006年12月06日 雑誌 トラックバック:0 コメント:0